茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

夜咄について!

2008年01月21日 | Weblog
夜咄ってなあに?
先日こんなストレートな質問を受けました。
寒い時期ならではの茶事の一つですがご存知でない方が、咄家が夜お話をされる会ですか?と理解されていらっしゃいました。
当然だと思います。
このごろ色々な会がありますから・・・。
どの世界でも当たり前のことではありますが業界用語というに等しいのかもしれません。残念ですが!
そもそも利休の時代には夜会といわれていたようです。
夜咄という言葉が普及するのは江戸時代に入ってからのものと思われます。
表千家の如心斎宗匠は、夜咄を「秋の夜長、冬の寒夜を楽しむものにて候」と説明していますから、夜会を寒い季節に催すようになったのも、江戸時代に入ってからでしょう。
今では、12月下旬から3月初旬ごろまでの寒い季節を夜咄にあてています。季節感の感じる茶事です。
昔は茶事に招くのに時間の指定はなかったそうです。
夜会に招かれれば普通日没の頃に参上ということになります。
12月から3月では日没時刻は多少違いますのでおよそ5時前ごろとみているようですが、客人のお帰りを気にして運ぶことも必要と思われます。
夜分の為に灯りの工夫をしなければなりません。
手燭や短檠、行灯、燈籠などのほのかな光に映る侘びの世界を心地よく楽しんで戴き、幻想的な灯火の風情の美しさに酔う。
光と陰と気温をも操る巧みな技こそが生きる茶事だと思います。
寒い夜に寒さを感じず温かさぬくもりをご提供するものです。大変ですが!
贅沢なときを心から満たされる茶事、心を通わし新たなものを見つけて戴きたいそんな茶事が、夜咄ではないでしょうか。

こう考えると咄家が夜会を開くことも間違ってはいません。
優しくいうのが面倒なのか、茶人用語は硬さがあります。堅物なのでしょうか?意地悪なのでしょうか?
何はともあれ、仲間を広め大事な心を繋ぐ会にしたいです。
きっと茶人のことも茶の世界も理解して戴けるのではないでしょうか。
私は思います。




天照山蓮華院光明寺に行って!

2008年01月20日 | Weblog
浄土宗の大本山、天照山蓮華院光明寺へ行ってきました。
このお寺さんは大変興味がありました。
なぜなら昨年11月に開催した「十日夜の宴」の取っ掛かりを作っていただいたお寺だからです。
念願叶ってやっとお参りに行ってきました。
とっても心が洗われたというか心静かになりました。
見事なお庭にしばし釘つけでした。
少し説明したいと思います。

この寺は、といい、浄土宗の大本山です。創立は鎌倉時代の寛元元年で西暦1243年といわれています。寺を開かれたのは浄土宗三祖然阿良忠上人です。
宗祖は法然上人で、二祖は久留米の善導寺を開かれたお弟子の聖光上人という方です。良忠上人は石見国(島根県)に生まれ、深い学問を達成された後、三十八歳で聖光上人のお弟子となり、法然上人の教えを受け継がれて浄土宗の三祖になられました。また良忠上人は、浄土宗に関する多くの書物をのこされ、弘安十年(1287)七月六日、八十九歳の高齢をもって入寂されました。その後、生前の功績が認められ伏見天皇より「記主禅師」の謚号を賜りました。
良忠上人は鎌倉幕府第四代の執権、北条経時公の帰依を受けてこの光明寺を開かれたといわれています。その後も第五代の執権、北条時頼公をはじめ歴代執権の帰依をうけ、七堂伽藍を整え、関東における念仏道場の中心となり、後土御門天皇より『関東総本山』の称号を受け、国と国民の平安を祈る『勅願所』となりました。
江戸時代になると、徳川家康公は当山を関東十八檀林の筆頭におき、念仏信仰と仏教研鑽の根本道場となりました。檀林とは徳川幕府が定めた学問所です。
当寺は浄土宗の「お十夜」発祥の寺です。お十夜法要は第九世観譽祐崇上人の時(明応四年・1495年)に始まりました。御土御門天皇の勅許をうけ、引声阿弥陀経と引声念仏による十夜法要を勤めるようになり、今も古式によって毎年十月十二日より十五日までの四日間盛大に法要を勤めています。
 光明寺の前の海、材木座和賀江島築堤の痕跡は海から鎌倉に入る湊の跡です。急速に都市化した幕府開創当時にはおびただしい量の物資が海からここに陸揚げされたのです。材木座は建築木材の集積から出た名です。
湊に船が着くと、眼の前に宏壮な山門がそびえ立つ、その光景を想像してみてください。
山門に「天照山」という大額が掲げられています。この額は旧門に永享八年(1436)後花園天皇より下賜されたご宸筆であります。今の山門は弘化四年の再築のものです。


ご存知のかたももう一度と思えるお寺さんでした。

増上寺 夜咄の宴の魅力について

2008年01月19日 | Weblog
ポスターを増上寺でみました。
何だか嬉しい!!!
掲示されているものを見えるのは複雑な気分ですね。
自分で作成したポスターだけに恥ずかしい気持ちもあり、嬉しさもあり、そして頑張ろう~と思う気持ちもあり船出してしまったな!という気持ちもあり当日を目的に船出して・・・。
増上寺には10枚のポスターが貼られています。
あなたは何枚確認できましたでしょうか?
10枚全てが確認できた方はご連絡下さい。
中々難しいと思います。
なぜなら、私はいまだ出来ていない。
私の担当して下さっているお坊様は多分A型。
几帳面にセロハンテープでポスターをとめてました。
私には無理かと思いましたよ。
なのできっとこんなところにも・・・と感じるところにもポスターがあるのではと感じてます。
とてもご親切の方なんです。
皆様も増上寺にお越しの際はぜひポスターをご覧戴き10枚見つけて戴き担当のお坊様とご対面はいかがでしょうか?
お人柄が・・・。
楽しいひとときでお参り下さい。

増上寺 夜咄の宴について

2008年01月18日 | Weblog
有難い悲鳴が・・・。
すでに何人かの方々がご参加のお返事を下さってます。
嬉しいです。
ところがチケットが手を入れすぎて今日完成します。
ちと遅いかも・・・。
後一月!
参加者の人数が限られますが大勢の方にご参加いただきたいと思っております。
ほっと一息、今宵は芸術文化、伝統文化に酔いませんか?
緊張という言葉は忘れさられますでしょう!
そんなかいです。
よろしければぜひ。

貞恭庵!について

2008年01月17日 | Weblog
2月の貞恭庵準備始めました。

皇女和宮の茶室・貞恭庵で抹茶と和菓子、如何でしょうか?

増上寺の境内にひっそりと佇む小さな茶室。
毎月一度「皇女和宮のゆかりの茶室」を公開しております。
小さな建物本来が持つ魅力と空間を満喫して戴きたい、そんな気持ちからはじめております。飾らない優しい茶室の素顔で一息いかがでしょうか。
四季を感じ、時を楽しんで戴ければ嬉しいです。
きっと都会に居ることを忘れさせてくれますよ。
皆様のお越しを心よりお待ち致しております。ぜひお越し下さいませ。

開催日; 2月16日 (土)
時間; 10:00~15:30
場所; 増上寺 境内「貞恭庵」
会費; 1,000円(抹茶と季節の和菓子)

※ イスの用意もしておりますのでお気楽にどうぞ。

3月になりますとなにかとお寺さんの動きが始まります。
2月の静かなときにお越し下さいませ。
暖かなお食事もご用意しております。

増上寺 夜咄の宴の魅力について

2008年01月16日 | Weblog
寒い~ですね。
昨日ついにポスターが完成しました。
今日にはポスターが掲載されていると思います。
本当に嬉しいです。
一言でポスターというが本当に大変なんですよ。
いろんな方にお手伝いを戴きまして完成いたしました。
なので、ポスターを持参する気持ちは新鮮ですかね?
やっとやっと!!見てみて!!ほっ!良し良し!
そんな気持ちでしょうかね!
昨日は増上寺では大変な賑わいでした。
黒本尊の御開帳等・・・。
大勢の方がお越しでした。
少しの方でもポスターをご覧戴ければ嬉しいなと思っておりました。
よい天気でしたのでちょっと日向ぼっこ気分でした。
寺庭婦人会の会合にも運よくご挨拶できました。
いきなりでしたのでちょっとびっくり致しましたが・・・。
多分婦人会の方々も飛び込みでしたのでそうではないでしょうか?
本当に突然で失礼致しました。
今日も元気に行きましょう。
いってらっしゃいませませ。


増上寺 夜咄の宴の魅力について

2008年01月15日 | Weblog
今日は本当に寒いです。
布団から抜け出るのが少々辛かったです。
MIHO企画が出しています「茶雅馬便」ですが、すでに第6号となりました。
早いです。
いわゆる新春1月号ですがこの中で取上げていますのがこの増上寺 夜咄の宴です。
細かなことまで記載しています。
また、活動内容や福福ご縁旅まで掲載しておりますので宜しかったら読んで下さい。暇つぶしになると思います。
おっと、暇じゃないという方には頭のリフレッシュになると思います。
きっと貴方も旅をしてみたくなるでしょう?
えっ?現実逃避旅特集?
ありえるかもしれません。
なぜって、私自身がたび好きでが、常に現実逃避を・・・。
なんちゃってまずはご覧下さい。
宜しければ連絡下さい。

増上寺 貞恭庵2月の日程

2008年01月14日 | Weblog
今日は本当に寒いですね~。
我が家の蝋梅も春の訪れろ待ち遠しいようでほころんではいますが寒そうです。
日差しがあるだけよいのだろうとは思いますが寒さには勝てません。
お布団が恋しい今日この頃です。
2月の月例会の日程をご案内します。
貞恭庵が使用できるのも後わずかかもしれません。
どうぞ宜しければお越し下さい。
お待ちしております。

            記

開催日; 2月16日(土)
時 間; 10:00~15:30
場 所; 増上寺 境内「貞恭庵」
会 費; 1,000円(抹茶と季節の和菓子)

※ イスの用意もしておりますのでお気楽にどうぞ。

増上寺 夜咄の宴の魅力について

2008年01月13日 | Weblog
面白情報館を開設しました。

実は、今回の夜咄の宴には、
徳川家茂公正室和宮様ゆかりの御袈裟「空蝉の袈裟」、琴が特別展示されます。
昨年、大徳川展で展示されていた袈裟です。
あの輝きを皆様に再度お目にかけたく存じます。
美しさによってしまうかもしれません。
また、琴も普段はお目にかかれれないものです。
この機会に宜しかったらいかがでしょうか?
今日も寒さが厳しいようです。
皆様お気をつけ下さいませ。

夜咄の宴について

2008年01月12日 | Weblog
パンフレットを皆様のお手元に本日郵送いたします。
楽しみにしていてください。
結構おもおもしい雰囲気になんですが、建物自体が神妙にその日を迎え入れるようにも思える写真です。
プロカメラマンにお願いしたので写真は皆さんほめてくれます。
何だか私が褒められているような気になってしまいますが・・・。
もしよろしかたらパンフレットご覧下さいませませ。
ご連絡お待ちしてます。
気持ちは文化人になると思います・・・!!