長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

TPP農家の恐怖心を煽る農協・農業の明日へのビジョン

2012年12月12日 17時49分43秒 | 日記
「コメは一粒たりとも…」は農協のプロパガンダ 
 
 
TPP論では日本農家の為に海外農産物関税撤廃反対!という農家(というか農協)が多い。だが、日本が海外に水田を買うことも考えられる。海外に土地を買い、農地開発を行えば、それが食料安保だ。ベトナムで作り、タイで作り、アルゼンチンで作り、カナダで作り、オーストラリアで作り問題を解決する
TPPにもみる大衆操作(プロパガンダ) どうも農水省や農協がからむと「恐怖心」が前え前えとピノッキオの伸びる鼻のように伸びますね。何だかいつもそうですね。さくらんぼのとき、農協や農水省は「チェリーを輸入すると山形のさくらんぼ農家が全滅する」といいましたね。またオレンジのときも、「和歌山や愛媛のみかん農家が全滅する」といいましたっけ。ビーフのときも「米沢や神戸、松阪の牛肉酪農家が全滅する」といいましたね。ライスのときも「新潟や秋田や九州のコメ農家が全滅する」といいましたね。酒は財務省(元・大蔵省)管轄ですが同じようなこといってましたよね。ここでTPPに反対している酪農家や農家、業者にお考えして欲しいのは「結果」「現実」はどうでしたか?ということです。「恐怖心」に煽られるのは「人情」です。ひとは情や利益に弱い。だが、負けないで。諦めないで。「つや姫」戦略(戦略家・緑川鷲羽の場合)山形県の主力品種・「つや姫」の認知不足で県外ではなかなか売れないという。まあ、戦略家の私がボランテア覚悟で献策させてもらえば「つや姫」と「AKB48」をリンクさせることではないかと思う。例えばつや姫のCMにAKB48を使いまたパッケージにもAKB48それぞれのひとりひとりがまさに「つや姫」となり、包装写真をAKBの姫のコスチューム姿にする。AKB48の「つや姫」のテーマ曲もつくればいい。もう少し「戦略」だの言葉遊びではなく、ちゃんと「戦略」を考えたほうがいい。学歴エリートになど戦略は考えられない。それを知ればいいのだ。「コメは一粒たりとも…」は悪質な「農協」のプロパガンダであった。現実をみればWTO(国際世界貿易機関)のルールのおかげでもっとも潤っているのが日本だからだ。この国は自由貿易のルールがなくなればすぐに干上がる。資源がないからだ。なのに政治家たちは「農民の保護」「農業の戸別保障」などと馬鹿のひとつ覚えのように言う。政治家たちが本当に農家のことを考えているなら来るべき農作物自由化にそなえ離農する者はさせ、大規模化したい者には補助金を出し育成するなど戦略を考えるべきだ。彼ら農協らと政治家はサクランボ、オレンジ、牛肉、コメなどのときも「農家が困る」と反対した。しかし、サクランボや牛肉、オレンジ、コメを輸入して山形のサクランボ農家や三重の牛肉農家、ササニシキ・コシヒカリなどをつくっているコメ農家が潰れただろうか?答えは「ノー」だ。悪質な農協や利益集団、政治家がプロパガンダ(大衆操作)をしているだけだ。日本の農作物は「おいしい」。もっと自信をもってほしい。日本産梨や林檎や柿も値段が高いのに「品質が高くておいしい」と外国で飛ぶように売れている。次はササニシキ・コシヒカリ・秋田こまちの番だ。農協が言うような「脅威論」にだまされず、日本の農家の皆さん自信をもっていいですよ。また宮崎県では「口諦疫(こうていえき)」が猛威をふるっていました。30万頭の牛が殺処分、180億円の被害でした。この病は牛や豚などに感染するのですが、人間には感染しません。怖いのは病気より風評被害ですね。なんとか終息したようです。まずは民主党の天下の愚策「農業者戸別補償制度(416億円)」のウイッキペデアです。つまり、農家の所得が低いから補填してやるという典型的なバラマキ政策です。まず農地の面積が確かに減っています。1960年に609万ヘクタールだった農地は2009年には462万ヘクタール…そのうち耕作放置地は38万ヘクタール(埼玉県の面積と同じ)です。昔は米は米屋でしか買えなかったそうです。スーパーやコンビ二やデパートでは買えなかったそうです。それは戦時中の1942年の「食糧管理法」ででした。これは戦争時ですから国が強制的に米麦を没収し、国民に「有料配給」していました。
  戦後、コメ不足はなくなりますが国が米穀を農家から高く買い、安く国民に提供することで農家や悪名高い農協(現・JA)が幅をきかせるようになります。1981年までコメを買う免許証のような「米穀通帳」などというものがあったそうです。やがて、農業の機械化近代化で「コメ余り状態」になり、国は「減反(げんたん)政策」を始めます。1反=10アール(1000坪)畳100枚分で、1反減反で3万円。転作のときは4万円。全国180万人の農家ですが、こういうバラマキにより農協は一事栄華を極めます。今、農家の高齢化(平均年齢65歳)と農家の所得下落(サラリーマンの平均年少400万円以下)とコメ余り、で農業は衰退しています。民主党は農家票のため「農家戸別補償政策」などとして「コメはどんどん作って!損失は補填するから」と甘い言葉を囁く。全国的に農業は「販売価格-生産費用=-1.5万円」という状態です。そこで損した分は税金で補填するというのです。社会主義国や共産主義ではありません。冗談じゃありません。損しても国が赤字をクリアーにしてくれるなら誰が真面目に働きますか?日本は北朝鮮やソ連ですか?天下の愚策です。また「食料自給率」にたいしてのWikipediaです。まず食料と食糧は同じ「しょくりょう」と読みますが意味合いが違います。まず食糧は穀物です。つまり米や麦です。食料は米だけでなく肉や魚などのすべての食べ物です。では食料自給率とは何ですか?ですがその国で全ての食べ物を作って提供できるか?という率です。日本の自給率は僅かに41%です。大丈夫ですか?海外から食料輸入がなくなる(そんなことがある訳ないが)と御飯と芋だけの生活になります。まるで江戸時代です。なぜ食料自給率が減ったかは農業人口が減ったのと日本人の食生活の欧米化などです。1960年は65歳以上の農業従事者は1割でした。それが2000年には8割以上になります。つまり農業従事者の高年齢化が進んでいる状態な訳です。すべては悪質な農協(JA)と農水省が利権を漁っているからなんです。減反も利権のひとつで、減反(げんたん)とは田んぼで米をつくらないかわりに補助金をやる、ということ。民主党の農家戸別保障と同じです。日本の米が値段が高いのは利権の為です。しかし、日本の米は美味しいし十分外国でペイします。ミニマムアクセス米(外国から770トン、2700億円をペナルティとして買っている)など馬鹿です。結局、農家の補助金は2兆円から7兆円、農家の払う税金は270億円程度です。明らかな自転車操業です。すべての元凶は農協です。農協を潰さないかぎり利益搾取は終わりません。農業が好きな農業ガールなど嘘っぱちです。女の子や男も泥仕事より、事務職をしたがります。農業娘。など「農協のプロパガンダ」です。騙されないでください。
また「商店街のシャッター通り問題」ですが、単にニーズの問題だと思います。コンビニやスーパーにはいろいろな商品が揃っている。だが、中央商店街にはあまりないし、夕方にはシャッターが閉まってしまいます。なら何故商店街の人たちは「大店法」に反対するだけじゃなく「カネをだしあって「コンビニ」」を作らないのか?24時間年中無休の「コンビニ」を作れば消費者のニーズを掴める。公共事業頼りの土木業者が淘汰されるのは「時代」だろう。自民党時代、特に田中角栄時代の公共事業頼りの景気対策は酷過ぎる。その為無駄な土木業者が増えすぎたのだ。只の淘汰である。サラリーマン・OLは運がいい、と思え。派遣社員より「高給与」なのだから。農家もJAのプロパガンダ(大衆操作)なんかにダマされないで頑張れ。高品質なものは値段が高くても売れる。「農家が潰れる」「食糧安保」などバカバカしい議論に騙されるな。TPPは農家層はわずか1.5%、90%の日本の産業が「騙されて反対している農家」の犠牲になるのは明らかにおかしい。TPPで関税がゼロになれば日本の輸出産業にプラスだ。農家も儲かり、ソニーや東芝や三井物産も儲かる。需要と供給がうまくいけば「200万農家の甘え」も治る。それが「第三の開国」だ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする