みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

保育士という仕事

2006-01-26 | people
こうたろうの保育園でお世話になっているT先生。
夏前に産休に入っていたのだが、無事出産を終えて今週から戻ってきた。
人のことってホントに早い。
ついこのあいだ妊娠したと聞いたような気がするんだけど、
あっというまに産んで育てて、社会復帰である。

赤ちゃんは、他の保育園に預けているそうだ。
こうたろうの通う保育園には一才未満もたくさんいるので、
「赤ちゃんの世話していると、ちょっと複雑な気持ちになるんですよ」
なんて言っていた。

たとえば、子供の具合がちょっと悪いかな……というときでも、
仕事を簡単には休めないのがワーキングマザーというもの。
よその子供を抱っこしながら、「うちの子、大丈夫かな」なんて
思ったりするんだろう。
そして当然のことながら、預けている赤ちゃんが熱を出せば
職場に電話がかかってきて呼び出される。

元気なときでもそうだ。
昼間たくさんの子供たちの世話をしたあと、疲れて帰宅すれば今度は
自分の子供の世話が待っている。
そのあたりが、オンとオフをはっきり分けられる私たちとは違う。

さらに、自分が保育士だからこそ、よその保育園の裏事情もいろいろ
見えてしまうだろうし、よくも悪くも理解できてしまうと思う。

それでも、T先生は「仕事はちゃんとやりたいから」ときっぱり言っていた。
いまさらだけど、保育士さんも働く女なんだなあ、なんて実感して、
T先生と一瞬目線が同じになった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿