あの時、私は京都で一人暮らしをしていました。大きな揺れを感じて、ベットで目を覚ますと、隣の本棚がまさにこちらに倒れんとしています。飛び起きて、背丈ほどの本棚を抑えましたが、中の本は飛び出してきます。その間、十数秒。今でも、阪神淡路大震災の朝のことは鮮明に覚えています。
多くの知人が被災し、神戸の復興のボランティアをしなければ、私は政治家にはなっていなかったでしょう。
あれから15年。わが国の危機管理体制は格段に整備されました。ただ、決断が遅れて多くの死者を出した政治、そして政治家は、良くなっただろうか?犠牲者のご冥福を祈りつつ、政治家となった自らの責任を痛感しています。
合掌
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