細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

政権交代の意味と、その継続の是非

2010-06-28 22:51:23 | 国会活動
選挙戦は最初の週末を終え、ここからが本番突入です。

私の役回りは、本部での調整役・団体対応、不足している選挙区での応援弁士、まれに幹事長代理としてのメディア対応です。選挙戦が始まってから、山形、宮城、山梨、千葉、神奈川、埼玉、もちろん静岡に入りました。参議院選挙は17日間。長い戦いだけに、気を抜けません。

序盤戦で話題となった消費税の議論は大切ですので、私も、演説ではそのことに言及しています。ただ、これまで選挙戦を戦った中で私が考える最大の争点は、「昨年の政権交代の意味と、その継続の是非」です。

サミットから帰ってきた菅総理が、一体、何を語るのか。楽しみです。

日米安保締結50周年 久々のワシントンDC

2010-06-20 17:55:09 | 国会活動

日米安保締結50周年のシンポジウムに招かれ、さきほどワシントンDCから帰ってきました。参議院選挙を控えていますので、滞在24時間。一泊三日の強行軍です。

米側は、重鎮であるジョセフ・ナイ氏、リチャード・ダンジク氏など、知日派のほとんどが名を連ねました。日本側も、朝日の船橋氏、防大学長の五百旗頭氏など、日本でもとても集まらないようなメンバーです。

私には、会議の最後のディナーでのスピーチが回って来ました。ちょっとやそっとではビビらない私ですが、このメンバーを前に「日米関係」で話すのは、緊張しました。せっかくの機会ですので、「日米同盟の深化」と題して、シーレーン防衛や、海洋・宇宙・サイバーと言ったグローバルコモンズの保護のあり方について、持論を展開してきました。余裕があれば、後ほどネットで原稿をアップします。

久々の米国で、貴重な経験をしました。米側の参加者に、顔は覚えてもらえたかも知れません。やはり外交は継続。毎年来ないと駄目です。

今週からは、暑く長い戦いが始まります。


参議院選挙マニフェスト確定 疾風怒濤の週末

2010-06-13 23:40:39 | 国会活動

疾風怒濤の週末を紹介します。

金曜
夜、政権公約会議でマニフェスト確定。その後、夜中までマニフェストの文章を最終チェック。

土曜
朝一でサタズバ出演。羽田から飛行機で飛んで、松山で参議院候補の事務所開きと街頭。飛行機で伊丹に行って、奈良の生駒で参議院候補と街頭。近鉄と新幹線で名古屋にたどり着いて、参議院候補二人と街頭を一発。その後、静岡の清水でタムケンと参議院選挙の集会。夜は東京でマニフェストの最終確認。

日曜
朝一で新報道2001主演。岐阜の大垣で街頭演説と参議院選挙の集会。新幹線で移動して、夕方は大阪の堺で新人議員のバーティーのゲスト。先ほど、久々に三島に戻ってきました。

「強い経済、強い財政、強い社会保障」という菅直人代表の訴えかけに、国民は耳を傾けてくれています。あとは、我々がこれに魂を込めて、訴えかけなえればなりません。

今週は、皆さんの協力で完成した参議院選挙マニフェストの公表。国会が閉じれば、いよいよ、戦いが本番を迎えます。

人間は、戦いになるとアドレナリンがでるものです。民主党も私も、いよいよエンジンがかかってきました。


亀井大臣辞任

2010-06-11 09:17:00 | 国会活動

昨晩は、亀井大臣の辞任で、深夜まで対応に追われました。ほとんど徹夜状態で朝のテレビに出演したら、何人かの方から「疲れているね~」と言われてしまいました。10年前は、二徹(二日連続の徹夜のこと)までは行けましたので、やはり歳を取ったということでしょうか?

今日は、マニフェストの政権公約会議が控えています。これまで何度かマニフェスト作成に関わりましたが、今回は私自身が調整役となって3月から議論を積み重ねてきました。途中、代表が交代して実質的に作り直しを経て、いよいよ今日がクライマックス。最後まで気を抜かずに調整に走りたいと思います。

寝不足などに負けている場合ではありません。要は気力!

戦いを前に、菅直人新政権を取り巻く政局は多難なものとなっていますが、救いは総理が気力・体力ともに充実していることです。

昨晩、亀井大臣に電話を入れてもらうために、寝ているところをたたき起こしに行った私に対して、随分と配慮をしておられました。以前の菅さんであれば、機嫌を損ねてえらい目に合いそうなものなのですが・・・。

騎兵隊、草の根、たたき上げなど、政権の通称は固まっていませんが、菅政権のイメージは明確です。艱難辛苦を乗り越えて、ようやく政権にたどり着いた菅総理、そして民主党。相手が谷垣自民党であろうと渡辺みんなの党であろうと、ここで負けるわけにはいきません。


幹事長代理

2010-06-07 20:35:52 | 国会活動
夕刻、民主党の両議院総会が開催され、枝野幸男幹事長を含む党役員の人事が決まりました。私は、引き続き企業団体対策委員長。枝野幹事長から指名を受けて、幹事長代理も兼務します。

これまでやっていた副幹事長と幹事長代理とどう違うのか?説明すれば長くなるのですが、要するに幹事長を補佐する役ですので、これまでとやることは変りません。ただ、史上最も若い与党幹事長だけに、補佐する我々の責任もより重くなります。

私に期待されているのは、小沢幹事長時代の資産を受け継ぎつつ、変えるべきところは枝野流に変えて、党運営を行うことでしょう。目の前に参議院選挙を控え、国民が与えてくれた大きなチャンスを生かせるよう、頑張らねばなりません。

菅直人内閣誕生

2010-06-04 15:56:46 | 国会活動
これまで、首班指名で何度も書いた「菅直人」。三鷹に住んでいたサラリーマン時代は、投票用紙にこの名前を書いていました。今日は感慨深く、本会議場で「菅直人」と書きました。

鳩山総理、麻生総理、福田総理、安倍総理、小泉総理、森総理、小渕総理、橋本総理。村山総理の就任は偶発的なものでしたので、さらに遡ると羽田総理、細川総理、宮沢総理と、延々政治家家系の政権が続いてきました。たたき上げの総理の誕生は久々です。

菅さんも代表選挙の演説でも振り返っていましたが、市民活動からスタートして3度の落選経験を経ての初当選。小党を渡り歩いて結成した民主党でも、激しい浮き沈みを経験してきました。

「傑出した力」と「執念」がなければ、ここまでたどり着かなかったでしょう。代表選挙では対立候補を応援することが多かった私ですが、菅さんの強烈な個性と強引さに引き寄せられて、これまで何度か一緒に仕事をしてきました。

菅さんにとっては、ようやくたどり着いた総理の座ですが、感慨に浸っている暇はありません。民主党にとっては、すぐに結果を求められる厳しい出発です。

代表選挙当選後に、菅さんが発した「ノーサイド」の精神を大切に、みんなで菅総理を支えていきたいと思います。