細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

GWの過ごし方

2009-04-29 13:52:46 | 国会活動
数年ぶりに、伊豆のメーデーに行って来ました。

10年前は、コンビニもマクドもなかった伊豆も大きく変化しました。変わらないのは、私の愛する海と温泉、そして温かい人々です。初挑戦のとき、歩いて伊豆半島を一周したときは、人々の温かさが身にしみました。

総選挙前のGWは、休み明けの予算委員会の準備と街宣で忙しくなりそうです。

世襲問題、政治と金、補正予算の経済対策、無駄遣い・・・。予算委員会でどのテーマを取り上げるか思案中です。GW中の街宣や報告会を通じて、テーマを絞込みをしたいと思います。

重要法案の行方

2009-04-16 12:03:09 | 国会活動
国会では、重要法案の審議が、連日続いています。

消費者庁法案は、仙谷議員を始めとした民主党議員の精力的な質疑と折衝で、与党との合意が成立しました。今日、委員会で採決されます。こういった難しい法案の折衝にあたっては、担当者の自力と個性が出ます。

審議が本格化しているのが海賊法案です。民主党は、国会承認などの点で、与党に対して修正を迫っていくことになりました。すでに、海上自衛隊は、海上警備行動でアデン湾で活動を始めていますが、近海での活動を想定している海警行動で海賊対策をやるのは、本筋ではありません。

海賊対策で新法が必要であることは、疑問の余地はありません。海洋基本法以来、海の安全に関わってきた立場から、与野党を超えて合意を目指したいと思うのですが、さて、どうなりますか?

生活・環境・未来のために

2009-04-10 21:14:32 | 国会活動
天皇皇后両陛下のご成婚50周年。皆さんと共に喜びたいと思います。会見や式典のご様子を拝見するにつけ、お二人は本当に素晴らしいご夫婦です。末永くお元気で、国民と共に歩んでいただきたいと思います。


「現金な話」に戻ります。

補正予算について、やはり一言、言わねばなりません。補正予算とは、本予算の「修正」です。新年度早々、補正予算を編成している事実は、政府の見込みが大幅に外れたことを示しています。

次に、補正予算の中身について。

民主党の政策を相当、流用(パクッテ!)いますので、賛同できる部分もあります。ただ、気になることがいくつかあります。

麻生総理は、ターゲティング(狙いを明確に)、タイムリー(タイミング良く)、テンポラリー(一時的な)の「三つのT」の原則を示しました。子育てや農業支援がテンポラリーで良いのか、極めて疑問です。恒久的な政策をベースとしている民主党とは対照的です。

もう一つ気になるのが、15兆円という巨額の予算が組まれる陰で、ムダ遣いが温存されていることです。天下り、特別会計、ひも付き補助金などの改革は先送り。話題となっている高速道路1000円ですら、国土交通省の天下り団体にお金が落ちる仕組みが残っています。


民主党は、「生活・環境・未来のための緊急経済対策」を発表しました。キャッチフレーズは、「生活が良くなれば経済が良くなる」です。

小泉政権の景気回復局面では、企業の役員報酬は約2倍、株主配当は3倍になりましたが、働く人の所得は減少しました。それに追い討ちをかけたのが、医療・年金政策の失敗です。

失敗を繰り返さないために、民主党は、家計が自由に使えるお金、いわゆる可処分所得を増やすことに力を入れました。子供手当て、高校実質無料化、大学生に対する奨学金拡充、ガソリンの暫定税率撤廃、高速道路無料化は、全て恒久的な政策。我々の試算では、年収400万の小学生二人の世帯で約77万円(21.5%増)、年収500万の高校生一人、大学生一人の世帯で約75万円(18%増)、可処分所得が増加します。

どちらの経済対策が望ましいか、国民の皆さんに判断して頂くことになります。報道はどうしても政府の政策に集中します。今の段階では、民主党の政策は「絵に描いた餅」に過ぎません。その餅を現実に国民の皆さんに食べて頂くためには、総選挙で勝利するしかありません。

再び、総選挙の足音が聞こえて来ています。受けて立つのみです。

対話型政治家を目指して

2009-04-04 15:40:54 | 国会活動
今週末、地元の行楽地は花見客で大賑わいです。

北朝鮮のミサイル発射がうわさされる中で、行楽地を回るのはいかがなものかと、昼ごろ、様子を見ていたのですが、動きがなかったので決行しました。

花見を楽しむ方々から、
「民主党も大変だね~」
「政権交代、頼んだよ!」
「北朝鮮は何とかならんかね?」
「景気が悪いので何とかしてくれ!」
など、様々な声を聞かせて頂きました。

それぞれ短い時間でありましたが、多くの方と対話が出来たのは収穫でした。

私の基本的な考え方は、ミサイル問題などの「安全保障」は党派を超えて、年金や医療などの「社会保障」は民主党にというものです。

政治家は、大別して、演説や報告会を得意とする「天下国家型政治家」と、陳情を受けて国に働きかける「どぶ板政治家」に分かれます。私が目指すのは、皆さんの声を聞きつつ、自らの考えも逃げずに表明して解決策を模索する「対話型政治家」です。


北朝鮮とも対話の道が開ければ良いのですが、そうもいかなさそうです。ミサイル発射が明らかになった際には、北朝鮮に対する厳しい対応が必要でしょう。