細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

役員室長留任のご報告

2006-04-10 17:44:11 | 沈思黙考
小沢代表就任と執行部留任について、皆さんから厳しいご意見を頂いています。私も再度、役員室長の任にあたることになりました。

幹事長から電話をもらったのは8日夕刻。その場で、明確にお断りしました。
1.メール問題で大きな責任があること
2.前原代表との個人的な関係が役員室長として前提となってきたこと
3.小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長の重量級執行部の調整役を担うには経験が不足していること

結局、
1.執行部は全員留任するので一人だけ交代というわけにはいかないこと
2.国会中に党務を混乱させるわけにいかないこと
3.前原前代表とのつなぎ役として残るべし
との数時間の説得を受けました。「それでは役員室長代理なら」と最後まで粘ったのですが、受けざるを得ない状況になりました。

印象的だったのは、小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長の三人が同じ部屋から電話をかけて、人事を決定していたことです。これまで、バラバラとの批判が常につきまとい、どの執行部に対しても党内からどこか醒めた目が向けられてきた民主党としては、画期的なことです。

前原前代表(4月11日に訂正しました)からは、受けるべしとの話がありました。それでも、役員室長留任は、会社で言えば社長が辞めるのに秘書が残るという話ですので、どう考えても美しい姿ではありません。最後に留任を受け入れたのは、窮地でまとまりをみせている党の結束に、私が水を差すことはできないという気持ちでした。

皆さんからの厳しいご批判は、受け止めるしかありません。ただ、役員室長を受けるからには、民主党再生に何としても貢献する覚悟でおりますし、若輩の私が、この重量級の布陣でどこまで調整役を果たせるか、新たな挑戦だと考えています。


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