細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

政権交代選挙

2009-07-21 22:29:08 | 地元
今日の解散を持って、私は衆議院議員ではなくなりました。任期満了で選挙を迎える地方議員や参議院議員とは異なり、ゼロからの再スタートを強いられる衆議院議員はシビアです。ただ、それだけ厳しいからこそ、すべてをかけて戦うのが、衆議院議員の醍醐味でもあります。

40日という期間は史上最長ですが、政権交代の必要性と、民主党の政策を国民に訴えるには、決して長すぎるものではありません。私は、国家、国民のために働くために、政治家になりました。政権交代で、我々の政策を実行に移すことが必要です。

政治家になって10年。ついに、その時が来ました。決着の夏です!

政権交代の壁

2009-07-18 11:45:40 | 地元
来週火曜日の解散を前に、このところ、総選挙で民主党の圧勝を予想する記事が踊っています。

風が変わったのは、おそらく二年前の参議院選挙です。民主党の国会の追及が自民党政治の問題の本質を浮き彫りにしました。総選挙を前に、幾つかの政令市や静岡県の知事選挙でも勝ち、先日の都議選でも圧倒的な勝利を手にしました。その間、民主党支持率は高止まりを続けてきました。アエラの取材にも応えた通り、我々は、かつての高所恐怖症を克服し、その責任の重さに耐える自力を身につけました。自民党の燦々たる状況と比較すると、その違いは明らかです。

今の流れを見ると、民主勝利を予想する声が多いのは理解できます。ただし、総選挙は、これまでの選挙とも質的に大きく異なりますし、もたらされる結果のインパクトの大きさも格段に大きなものとなります。だからこそ、政権交代には想像を絶する困難が伴います。

参議院や都議選の躍進は、権力の暴走を抑制するという点では大きな効果があります。ただし、権力を自民党が握っている限り、暴走は止められても、政策の質的な転換は期待できません。

市長選挙や知事選挙の勝利は、その地域内においては、行政のあり方を大きく転換することに直結します。しかし、圧倒的な権限と財源を持つ国において自民党が権力を維持している以上、首根っこを押さえられている地域の変化は限定的なものにとどまります。

総選挙での民主党の勝利は、自民党と官僚機構が独占してきた権力構造を根本的に変えることになります。

まず、政策のミスを転換することができます。年金や医療といった、我が国の安心の仕組みを取り戻すこと。天下りや特別会計など、無駄遣いを生み出してきた仕組みを壊すこと。

橋元知事に代表される地方が求めている地方分権も進みます。地方に財源と権限を大胆に移して、国のあり方そものもを転換します。新たに誕生した民主党の支援した首長が本領を発揮できるのは、政権交代が実現した後です。


我々が「政権交代の壁」を実感するのはこれからです。楽観論は空想に過ぎません。権力構造を変えるということは、既得権益を失う特定のグループが存在することを意味します。

これまでの権力構造の中で守られてきた既得権益を失うことを恐れる天下り団体や業界団体の抵抗はこれからです。民主党のあらさがしに血眼になる自民党による攻撃は、より激しさを増すでしょう。バランスを考えるメディアもそれを大きく報じることになります。そして、最後に立ちはだかる政権交代の最大の壁は、変わることを恐れる国民世論です。

それを突破する方法はただ一つ。民主党が実現する政策を愚直に示し、変化を恐れずに前に進む国民の勇気を呼び覚ますしかありません。

決着の夏です。

都議選圧勝、大政局へ!

2009-07-12 21:25:34 | 国会活動
都議選は、我々が想像していた以上の結果が出そうです。

私の秘書をしていた田中健君も、大田区で当選が決まりました。事前の調査で厳しいと言われていただけに、本当に良かった。

今回の勝利は、何よりも本人のがんばり。それにボランティアの応援団が応じてくれました。

私の予算委員会での活動は、田中都議の調査能力によるものです。都議会でも、即戦力として、必ずやがんばってくれるはずです。


永田町はいよいよ大政局です。

明日、テレ朝のスーパーモーニングに出演します。予定では、8時30分からなのですが、番組構成次第で出演時間が変わる可能性があります。

変革のバトン

2009-07-09 22:36:19 | 国会活動
静岡県で川勝平太知事を誕生させた変革の波は、全国に波及しています。

寝不足で迎えた月曜日。奈良の市長選挙の応援に入りました。火曜日からは都議選。中野区、大田区、葛飾区、立川市、世田谷区の二人の候補。先週までに調布に二度、府中にも入っていますので、延べ8人の応援に入ったことになります。

明日は、縁の深い候補が戦っている大田区と葛飾区に再び入ります。

応援に入って感じることは、住民の関心の高さと、民主党に対する期待の大きさです。今回の風は、これまでに感じたことのないものです。名古屋市、さいたま市、千葉市、静岡県と渡ってきた変革のバトンは、今、東京都そして奈良市に受け継がれています。

来週以降、どういう政局を迎えるのか、誰も予想できません。今、吹いている風が変わる可能性は、大いにあります。ただし、今できることは一つ。

東京都民そして奈良市民のために、そして自民党政治に引導を渡すため、とにかく結果を出さねばなりません。

静岡燃ゆ!

2009-07-01 22:42:23 | 地元
結局、自民党の役員人事は断念。麻生総理の表情と発言のブレを見ると、いよいよ、天下の自民党も土俵際まで追い込まれたという印象です。これからの政局を読むのは至難の業ですが、総選挙が刻一刻と近づいていることは間違いありません。

政治の変革の最前線は、静岡です。明日の18:30、沼津駅南口で東部で最後の集会が開かれます。

ボロボロになった地域医療をどう立て直すか、行革をできるのは誰か、そして、現時点の麻生政権に対して静岡県民はどういう審判を下すのか?

決断の日は時は迫っています。