細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

日本の医療はどこへ行く

2008-08-30 23:45:59 | 地元
小児科、産婦人科、麻酔科・・・。静岡東部の医療事情、特に総合病院の現状は厳しいものがあります。ここ数ヶ月、国会議員である自分に何が出来るか、自問自答してきました。

昨日、「民主党・岳南地域の医療を考える会」を立ち上げました。メンバーは、田村謙治衆議院議員、桜町宏毅県議会議員、四本泰久県議会議員の4人。私が代表幹事をつとめることになりました。

昨日は、富士中央病院、富士宮市立病院のヒアリングを行いました。両病院ともに、院長先生をはじめ、幹部の皆さんが出てきて下さり、お忙しいところ、我々の質問に丁寧に答えて下さいました。

共通して指摘があったのは、医師の確保が困難なこと(医師不足が全国的な問題であること)、救急医療などを受け持つ総合病院の経営の厳しさ、勤務医の待遇の低さと忙しさです。病院の現状に様々な意見があるのは事実ですが、現場は良くここまで頑張っているというのが、率直な感想です。

今後、首長や医療関係者、市民団体との懇談を行い、地域医療のあり方について、提案を出来ればと思っています。併せて、現場の声を民主党の医療政策に反映させたいと考えています。

政権交代の最大の意義は、過去の政策の誤りを指摘できることです。国の医療政策の失敗は明らかです。医療政策が、次の選挙の主要な争点になることは間違いありません。

政局も風雲急を告げていますが、選挙で訴える政策は大切です。地元と政策を両立をすべく、模索が続きます。

政治の季節の到来

2008-08-24 22:46:18 | 国会活動
北京オリンピックが終了しました。男子サッカーの内田選手、女子バレーの杉山選手など、選挙区出身選手の頑張りに声援を送り、競泳の北島選手、女子ソフトの金メダルに拍手を送りました。

その中で、私が印象に残ったのは、陸上短距離の朝原選手のメダル獲得です。同志社大学出身の朝原選手は、同じ時期に京都で大学生活を送った我々にとっては、当時、すでに大スターでした。あれから、4回のオリンピックを経て、まさか36歳でメダルを取るとは・・・。

オリンピックの終了と共に夏も終わりを告げ、いよいよ政治も再び動き出します。物価の上昇に、経済の悪化、そして混迷する政局と、何が起こってもおかしくありません。いざ、秋の陣!

メジャーなテーマとなった「ムダ遣い」

2008-08-16 08:46:40 | 国会活動
三島は夏祭りの真っ盛り。私も、明日まで三島の夏を満喫したいと思います。

世間では北京オリンピックに話題が集中し、政治はますます、端っこに追いやられている感じです。

そんな中、明日の報道2001では、「税金のムダ遣い」をテーマに討論が行われます(朝7:30からフジテレビ系列)。私に出演のオファーがありました。

以前は、「税金のムダ遣い=重箱の隅つつき」という捉え方がほとんどで、政治番組のテーマとなること自体、ほとんどありませんでした。このところ、政府与党でも、税金のムダ遣いがさかんに取り上げられるようになり、主要な論点となりつつあります。

元祖・行革政党という自負を持って、明日は頑張ってきたいと思います。

場違い?

2008-08-10 23:38:37 | 地元
世間の関心は、北京オリンピック一本に絞られています。

銅メダルを取った谷亮子選手で思い起こすのは、1996年のアトランタオリンピックで、北朝鮮の選手に決勝で敗れた姿です。金メダル確実と言われたオリンピックで敗れたことが、彼女の選手生命を伸ばしたような気がします。

彼女の頑張りには、心より拍手を送りたいと思います。16年間世界のトップに居続けたのは、圧巻の一言です。

ただ、もしかしたら、彼女はもう一度畳に上るかも知れません。判定に文句を言うこともなく一礼して畳を降りた姿、悔しさをこらえてインタビューに応える表情。彼女の勇士をもう一度見てみたいような気もします。

スポーツ観戦の大好きな私としては、夜のオリンピック観戦は欠かせません。どうしても寝不足になりますが、昼間は街頭演説、座談会、組合の大会、報告会、夏祭り、そして後援会訪問と盛りだくさんです。

夏休み気分・オリンピック気分満開のスーパーマーケットでの街頭演説は、場違いの感が否めませんが、声援を送ってくれる人がいるのは、何よりも励みになります。目標もようやく折返し。オリンピック選手にあやかって、明日も頑張ります。

食の安全の盲点

2008-08-06 22:32:49 | 国会活動
大学時代からの友人、中村哲治参議院議員に誘われて、成田空港に行ってきました。輸入品の検疫体制を見るためです。

何しろ、我々の胃袋に入る食糧の60%を輸入に頼るわが国。毎日入ってくる食糧の量は半端ではありません。

写真は、輸入されたマグロが常温(約30度)でさらされているところです。冷蔵室はあるのですが、ラッシュ時になると満杯で入りません。箱の一部にあいていた穴を覗くと、冷気の中から生臭い匂いが漂ってきたのは、リアルでした。

そこに、農水省が行う植物防疫、厚生労働省が行う食品安全のチェックが入ります。いつも思うのですが、同じようなことをやるのですから、縦割りを廃して、同時にやれないものでしょうか?輸入業者に聞くと、食料品が駄目になるケースも少なくないそうです。

先月視察したドバイの空港はすごかった。着陸した航空機からダイレクトに冷蔵建屋(冷蔵室ではなく、建物全体が冷蔵されています)に運び込まれ、検疫、安全検査も建屋の中で二時間ほどで完了するそうです。金満ドバイの最新の空港と比較するのは酷かも知れませんが、成田との差は歴然です。

この秋、食の安全問題で与野党案が提示されています。中国餃子も新たな展開を見せています。輸入食糧の安全についても、しっかり議論したいと思います。

前進あるのみ!

2008-08-04 23:29:08 | 地元
後援会訪問5000軒、街頭演説500回の目標達成に向けて、格闘が続いています。HPでカウンターをつけていますので、進捗状況をご覧下さい。

8月末に臨時国会がスタートすると、永田町での活動に相当しばられますので(実は明日も党の会議で東京なのですが・・・)、私に残された時間は長くありません。何としても、自ら設けた期限までに、目標を達成したいと思います。

猛暑の中の街頭演説に、耳を傾けて下さる皆さん、激励をして下さる皆さんの姿は、仏様のように見えます。ここは、前進あるのみです。

若手の台頭

2008-08-03 00:07:01 | 地元
このところ続けざまに、浜松に若手議員の応援に入りました。

7月30日は、静岡8区の斉藤進総支部長と静岡7区の斉木武志総支部長の応援です。

二人とも、私とは同世代。出身地ではないハンデを背負って、頑張っています。彼らと話すと、最初の選挙の時のことが思い出されます。新人候補の最大の売りはハングリー精神です。見習いたいものです。

8月2日は、浜松市議会議員の山崎真之輔氏の集会に出席してきました。

山崎市議は何と26歳。この歳にして二人の子持ちだけあって(?)、腹も据わっていて、聞き応えのある話をします。最近、足取りの重くなった私と比較するまでもなく、フットワークも軽快です。

こうして見ると、私もすでに追いかけられる立場に立っていることに気がつきます。基本的には「切磋琢磨」にプラスして、少々の「先輩の貫禄」を見せたいところです。

今日、会場で支援者の皆さんから聞かれたのは、やはり内閣改造のことでした。個別の評価は、秋の臨時国会がスタートしてからにしますが、福田総理が挙党体制を確立したことだけは間違いなさそうです。

こうなると、自民党の皆さんにも、福田総理で総選挙を戦う覚悟を決めてもらわねばなりません。私は覚悟が出来てます。