1月17日、今日は堅曹さんの99回目のご命日。
そう、第百回忌です。
堅曹さんのお墓のある取手の瑞法光寺で
家族とゆかりのある方にお集まりいただき法要をおこなった。
前日はお墓とモニュメントを掃除して、
お供物などの準備をし、
堅曹さんが亡くなった時の新聞や雑誌の記事を使って
出席者にお渡しする資料をつくった。
今朝はとても寒かった。
しかし風はなく、陽がでてくればお墓参りも大丈夫かな、とおもいお寺へ。
皆さん10時半ころにはお集まりくださり、
午前11時から本堂で法要のお経がはじまった。
法要の席には幾度も出ているし、身内のものも経験しているが、
今回はお経を聞きながら、なにか違った心持になった。
すごく心に沁みこんでくる、というのか、
気持ちと想いと法要がひとつになった、というのか、
うまく言い表せないが、心から「いいご法要だな」と感じられた。
確かに百回忌などというものはなかなかできるものではない。
堅曹の次男の子孫である私共でおこなっていいものなのか、
少人数でこじんまりと、と考えたがそれでもいいだろうか、等々
最後まで悩んでいた。
それだけに法要がはじまって、とても安らかな気持ちになったときは
ああ、これでよかったんだ、
こじんまりだけど、堅曹さんきっと喜んでくれている、とおもえた。
昨年堅曹さんの姉の子孫である遠藤さんの本家からいただいた
百年以上も前に撮られた堅曹さんと奥さんの写真を飾らせてもらった。
とても写真が活きている。
法要が終わり、お墓に移動してお焼香をした。
モニュメントのところで集合写真も撮った。
モニュメントはちょうど4年前の1月17日に完成披露をおこなっている。
あれから4年。。。。
今日もあの日と同じように穏やかな冬晴れ。
真冬だけれど陽が差してあたたかく、気持ちがいい。
そういえば、墓地では蜂が一匹私達にずっとまとわりついていた。
写真を撮る時は住職の衣に止まって。。。
あれ~、もしかしたら堅曹さん?!
(そんなこと、ある?)
客殿にもどりお斎となった。
献杯をし、集まった方々と堅曹にまつわることをたくさん語り、
和気藹々と話が弾んだ。
実に和やかな楽しい時間が過ぎた。
堅曹の100年目の追善供養がとてもいい形でおこなえたようにおもう。
とてもうれしい。
私は61歳になる退職者で、地域の歴史を通じて繋がりが出来たらと考えています。
前橋市堀越町549-14 青木保 と申します。宜敷お願い致します。
コメントありがとうございます。
楫取県令の顕彰会が発足されるとのことおめでとうございます。
堅曹と楫取県令との群馬の蚕糸業における付き合いは非常に深いものがありました。
それらを含めて県令の功績を顕彰されることは意義のあることで、なにかお役にたつことがあればさせていただきたいと存じます。拙ブログの紹介は構いませんので、どうぞよろしくお願いいたします。