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トニー・スコット監督『ラスト・ボーイスカウト』

2010-06-04 17:11:00 | ノンジャンル
 トニー・スコット監督の'91年作品『ラスト・ボーイスカウト』をWOWOWで見ました。
 プロフットボールチーム・LAスタリオンの選手ビリーに、チームのオーナーであるマルコンが抱える殺し屋のマイロから電話があり、大金を賭けたので命を懸けてタッチダウンを奪えと言われます。プレッシャーからヤクをやって試合に臨んだビリーは神経をやられ、タッチダウンを奪いに走りながら、隠していた拳銃で敵チームの選手を次々と射殺してしまい、その場で警官に射殺されます。探偵のジョー(ブルース・ウィリス)は相棒のマイクから、ストリッパーのコリーに付きまとうストーカーから彼女を守る仕事を500ドルで紹介されます。家に帰ると何とマイクは妻と浮気していて、追い出されたマイクは車ごと爆破されます。その夜、コリーもジョーの目の前で射殺され、コリーの恋人で元スタリオンのスター選手だったジミーとジョーは共にコニーやマイクを殺した犯人の捜索を始めると、逆にマイロらに捕まり、殺されそうになります。マルコンはビリーの事件以来チームの人気が落ちたため、スポーツ賭博を認めさせようと政治家にワイロを送りますが、かつて女性を性的に虐待していた現場をジョーに押さえられたことのある政治家ベイナートだけがなかなか交渉に応じず、トラブルになっていたことを、マルコンの元愛人だったコリーに気付かれ、彼女を殺したことをマルコンから教えられます。ジョーとジミーは何とか彼らの手から脱し、最後にはフットボールを観戦するベイナートを射殺しようとしていたマイロをやっつけ、マルコンも自分のミスで自爆し、ジョーは妻と13才の娘と和解するのでした。
 後半はアクションに次ぐアクションで、ストーリーなど訳が分からないにもかかわらず画面の迫力と編集の見事さに圧倒されっぱなしでした。短い一つ一つのショットが力を持っているという希有な映画体験をさせてもらったように思います。ジェットコースタームービーが好きな方にはオススメです。