海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「ドイツ連邦軍、タリバンの標的人物を提供する」と題する『ヴェルト・オンライン』の記事。

2010年08月01日 | アフガン問題
ハンブルク発:アフガニスタンにおける米軍特殊部隊のタリバン兵に対する狙い定めた殺害にドイツ連邦軍はどんな役割を演じているか?少なくとも、これまでよりは大きな役割を演じている。『シュピーゲル』誌の得た情報では、ドイツが北大西洋軍の追跡リストに加えさせた一人のタリバン軍司令官が、アメリカ軍特殊部隊によって、アフガニスタン北部で殺害された。
インターネットのサイト『ウイキ・リークス』の中で公表された秘密の「アフガニスタン報告」は、一週間前に、米軍部隊の作戦行動を暴露した。『シュピーゲル』と『ニューヨーク・タイムズ』と『ガーディアン』は、この報告書を前もって受け取り、分析し、それについて詳しく報道した。
連邦軍は、クンヅス地方で50名の部下を指揮していたタリバン軍司官のカリ・バシルをNATO軍の標的リストに加えさせていた。2009年11月、数日間かかる作戦で、彼はクンヅスの西北方で殺された。
2007年以来、ドイツ軍は、少なくとも、13人を殺害リストに加えた。二人は新しい示唆がないため、リストから消された。さらに31名のNATOの標的人物がリストに加えられた。
ドイツ軍がバシル殺害作戦に参加しなかった理由は、作戦前に米軍大佐が計画を紹介した際、担当のドイツ軍将軍が、高位のタリバン軍司令官が排除されるはずだという印象を持たなかったためである。(以下、省略)
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