先日、ブロ友のtakさんが、ご自身のブログで「鶉野マップ」なるものを紹介されていました。これはスマホ用の無料アプリで、鶉野飛行場周辺に現存する旧海軍の軍事施設などの位置を紹介するものです。画面はGoogle mapそのもので、赤い矢印で現存する軍事施設の位置が分かるようになっており、タップすると現在の状況(写真)出てきます。
以前に防空壕(地下司令部)や対空機銃銃座は現地を訪れましたが、まだまだ知らない軍事施設がたくさんあります。そんなところで、法華口駅での紫電改の修理を兼ねて4/19(土)に行ってきました。
前置きが長くなりましたが、明石を8時頃出発してR175を北上します。そして青野ヶ原手前で、TOPの加古川線・河合西駅でトイレ休憩です。この日の朝は意外と寒く、ほぼ真冬並みの装備です。
河合西駅には周辺マップがありました。粟生駅からの北条鉄道も記載されています。
最初に到着したのは防空壕跡です。以前にここを訪れた時は、OSGやTEAM「風まかせ」のバイクがズラリと並びましたが、今日は私のマジェ一台だけです。
鶉野マップのTOP画面です。「地図」というのをタップすると、前述の現存する軍事施設の位置が赤い矢印で示されます。もちろんGoogle map同様、現在位置は青い丸で分かります。
ここの地下司令部は以前に訪れましたのでスル~しようかと思ったのですが、帰宅してから写真を見るとタイヤが展示されいるのを見落としていました。そこでタイヤだけ、じっくりと観察です。
このタイヤについての解説は無かったのですが、おそらく紫電(紫電改)のタイヤでしょう。ちなみに零戦のタイヤはヨコハマ製だったのですが、このタイヤには現在のクルマ用タイヤのように「YOKOHAMA」の文字は見当たりませんでした。
タイヤ内の補強用糸も見えていますが、現在のラジアルタイヤのように金属でありません。太いタコ糸のような感じでした。
地上に戻り神戸大学農学部の牧場を見ましたが、この日は以前に訪れた時のように牛さんはいませんでした。
次に向かうは掩体壕と呼ばれる飛行機格納庫です。鶉野マップには防空壕と紹介されています。コンクリートの格納庫で、飛行機を米軍機の攻撃から守る防空壕ですね。地下司令跡の前の道を奥に進みますが、やがて舗装が無くなります。
上の写真の行き止まりからは左方向(南)に向かいますが、道路はこの状況です。
ここでマジェで停め、これより先は徒歩で向かいます。セローであれば、ためらうことなく進んだでしょう。
やがて、掩体壕らしいものがありました。
こんな看板もあったのですが、誰もいないですし別の角度からも撮影したいので厚かましく入って行きます。
が、入って見ると、何か素晴らしい臭いがしています。牛糞から作った肥料置場でした。(笑)
さらに少し入って南西方向を見ると、鶉野マップでも紹介されている「本部庁舎跡」が見えていました。
これ以上進むと、さすがに不法侵入と見なされますので、マジェのところに戻り、次に向かうは「川西航空機鶉野組立工場跡」です。鶉野マップの写真には、長細い工場の写真が掲載されています。
先ずは滑走路と慰霊碑の間の道を奥に進みます。
およそ300mほど進み、次に左折して西に向かいますが、道路と個人の敷地の境があるようで無いような未舗装路を走ります。
それらしい雰囲気のところに到着しました。鶉野マップには「私有地のため立入禁止」と紹介されています。ここでも厚かましく中に入りたかったのですが、大きな黒い犬がジロリと私を見ていますし、首輪の無い大きな茶色の犬が放し飼い状態です。
運よく家の方がおられましたのでお聞きすると、長細い工場は昭和30年頃に建てられた養鶏場でした。現在では川西航空機鶉野組立工場の建物は何も残っておらず、この養鶏場を建てる時に航空機工場の土間コンクリートが分厚いことだったことを記憶されていました。
「何か航空機工場で残っているものはありませんか?」とお聞きすると、先ほどの大きな黒い犬の犬小屋の下に敷かれている、石とコンクリートの欠片ぐらいだそうです。
こんな感じで家の方とお話ししていると、先ほどの大きな2匹の犬が私のズボンをクンクンと匂っていました(笑)。すごく大人しい犬でしたね。
黒い犬は私の大好きなラブラドールレトリバーでしたが、こんな大きなラブを見たのは初めてでした。川西航空機鶉野組立工場跡を見に行ったのに、何か犬と戯れに行った感じですね。(笑)
鶉野マップには他にも旧海軍の軍事施設などが紹介されているのですが、時間の関係で次に向かうは法華口駅での紫電改の修理です。
以前に防空壕(地下司令部)や対空機銃銃座は現地を訪れましたが、まだまだ知らない軍事施設がたくさんあります。そんなところで、法華口駅での紫電改の修理を兼ねて4/19(土)に行ってきました。
前置きが長くなりましたが、明石を8時頃出発してR175を北上します。そして青野ヶ原手前で、TOPの加古川線・河合西駅でトイレ休憩です。この日の朝は意外と寒く、ほぼ真冬並みの装備です。
河合西駅には周辺マップがありました。粟生駅からの北条鉄道も記載されています。
最初に到着したのは防空壕跡です。以前にここを訪れた時は、OSGやTEAM「風まかせ」のバイクがズラリと並びましたが、今日は私のマジェ一台だけです。
鶉野マップのTOP画面です。「地図」というのをタップすると、前述の現存する軍事施設の位置が赤い矢印で示されます。もちろんGoogle map同様、現在位置は青い丸で分かります。
ここの地下司令部は以前に訪れましたのでスル~しようかと思ったのですが、帰宅してから写真を見るとタイヤが展示されいるのを見落としていました。そこでタイヤだけ、じっくりと観察です。
このタイヤについての解説は無かったのですが、おそらく紫電(紫電改)のタイヤでしょう。ちなみに零戦のタイヤはヨコハマ製だったのですが、このタイヤには現在のクルマ用タイヤのように「YOKOHAMA」の文字は見当たりませんでした。
タイヤ内の補強用糸も見えていますが、現在のラジアルタイヤのように金属でありません。太いタコ糸のような感じでした。
地上に戻り神戸大学農学部の牧場を見ましたが、この日は以前に訪れた時のように牛さんはいませんでした。
次に向かうは掩体壕と呼ばれる飛行機格納庫です。鶉野マップには防空壕と紹介されています。コンクリートの格納庫で、飛行機を米軍機の攻撃から守る防空壕ですね。地下司令跡の前の道を奥に進みますが、やがて舗装が無くなります。
上の写真の行き止まりからは左方向(南)に向かいますが、道路はこの状況です。
ここでマジェで停め、これより先は徒歩で向かいます。セローであれば、ためらうことなく進んだでしょう。
やがて、掩体壕らしいものがありました。
こんな看板もあったのですが、誰もいないですし別の角度からも撮影したいので厚かましく入って行きます。
が、入って見ると、何か素晴らしい臭いがしています。牛糞から作った肥料置場でした。(笑)
さらに少し入って南西方向を見ると、鶉野マップでも紹介されている「本部庁舎跡」が見えていました。
これ以上進むと、さすがに不法侵入と見なされますので、マジェのところに戻り、次に向かうは「川西航空機鶉野組立工場跡」です。鶉野マップの写真には、長細い工場の写真が掲載されています。
先ずは滑走路と慰霊碑の間の道を奥に進みます。
およそ300mほど進み、次に左折して西に向かいますが、道路と個人の敷地の境があるようで無いような未舗装路を走ります。
それらしい雰囲気のところに到着しました。鶉野マップには「私有地のため立入禁止」と紹介されています。ここでも厚かましく中に入りたかったのですが、大きな黒い犬がジロリと私を見ていますし、首輪の無い大きな茶色の犬が放し飼い状態です。
運よく家の方がおられましたのでお聞きすると、長細い工場は昭和30年頃に建てられた養鶏場でした。現在では川西航空機鶉野組立工場の建物は何も残っておらず、この養鶏場を建てる時に航空機工場の土間コンクリートが分厚いことだったことを記憶されていました。
「何か航空機工場で残っているものはありませんか?」とお聞きすると、先ほどの大きな黒い犬の犬小屋の下に敷かれている、石とコンクリートの欠片ぐらいだそうです。
こんな感じで家の方とお話ししていると、先ほどの大きな2匹の犬が私のズボンをクンクンと匂っていました(笑)。すごく大人しい犬でしたね。
黒い犬は私の大好きなラブラドールレトリバーでしたが、こんな大きなラブを見たのは初めてでした。川西航空機鶉野組立工場跡を見に行ったのに、何か犬と戯れに行った感じですね。(笑)
鶉野マップには他にも旧海軍の軍事施設などが紹介されているのですが、時間の関係で次に向かうは法華口駅での紫電改の修理です。
近くにも有った記憶があります。
ぜひ一度行ってみたいと思ってます。
戦闘機の会社がクルマメーカーになったり、軍事用の会社が前身のメーカーって結構あるんですね。
神戸大学農学部は高校生の頃に入りたかったところです。
夢で終わりましたけど(笑)
インパクトありますね!当時 YOKOHAMA タイヤ
あったんですね???
東京の奥多摩方面の桧原村という場所にある
手打ちそば屋さんで「飛燕のタイヤ」があるそうなので
今度レポしたいと思っています。
あ、当方もラブちゃんは大好きなワンちゃんです。
余談ですが、今日は首都高がオバマちゃん規制で夕方大渋滞しました・・・(大汗)
しかし立入禁止とかはないですよね~
アプリで公開するならせめて見学自由とかにして欲しいです。
私有地と混じってるみたいですね
「これ本物?」て言いながらコンコンと翼の所を叩いていらっしゃる時に、このタイヤには興味がないのかなぁ・・・と思っていたのでありました(笑)
ラブちゃんはお年を召してますね♪もう一人はスパニッシュ系ですかねぇ・・・
しばらくの間は鶉野マップで楽しめますね♪
休憩は法華口駅って決まってますけど・・・(笑)
それにしても、ワンチちゃんがイイ味出してますね~・・・(^o^)
そんなところで、この度の鶉野飛行場と同じように米軍の攻撃を受けました。掩体壕があるのもそのためでしょう。
ピィさん、ヨコハマタイヤはウィキによると、1917年に濱護謨製造株式會社として設立されたそうです。おっしゃるように、中島飛行機は現在の富士重工に、川西航空機は現在の新明和工業になっています。変わらぬのは三菱と川崎ぐらいでしょう。
以外なところでは、松下電工(Pana)は戦時中に明星なんて木製爆撃機を試作しています。日立も零戦の練習機バージョンや航空機エンジンも製造していました。またYAMAHAは、ピアノ製造で得た木加工技術で木製プロペラを製造していました。(この関係で、戦後のYAMAHA発動機になります)
農学部というと、何か農業・酪農などのイメージがありますが、品種改良にかかるバイオ開発の化学の世界ですね。我社にも農学部出身の同僚がたくさんいます。
ソニークロケットさん、意外とシンプルなタイヤでした。旧陸海軍用機のタイヤですが、意外と残っているようです。戦後解体処分された軍用機ですが、タイヤは払い下げられ一輪車のタイヤなどに使われたようです。
私の曖昧な記憶ですが、大型機の尾輪を使いスクーターを製造したメーカーもあったようです。そば屋さんの飛燕のタイヤですが、同じように戦後は何かに使われていたのが残ったのでしょう。またレポをお願いします。
ラブは可愛いですね。躾が出来たラブは、飼主をじ~と見て指示を待っています。昨日の首都高はオバマさんの独占使用でしたね。私は銀座のお寿司屋さんが気になるところです。(笑)
takさん、はい。早速に行きました。ただアプリで表示する道路ですが、ご覧のような感じです。今回はバイクでしたので、そこそこ行きましたが、普通車なら頑張って行ったとしてもUターンも出来ないような感じです。
立入禁止の箇所ですが、何やら加西市が滑走路の払下げを受けた後、順次、整備するようです。広域的な戦争遺跡公園とするとか・・・そうなれば道路も整備されるでしょう。
たいようさん、そうなんです。まだまだたくさんあります。以前に一緒に訪れた対空機銃銃座跡も、他にあるようです。
ただ戦後に払下げを行った関係で、私有地が入り乱れています。さらに今回に訪れた場所のように、どこまでが私有地かよく分からないところも多いです。あまりウロウロしすぎると110番されそうです。(笑)
310さん、前回のツーの時は初めて訪れたので、キョロキョロと展示物を見たり写真を撮ったりで大忙し・・・そんなところで、タイヤは忘れていました。(笑)
ラブは口元だけが白いので「あれ?」ですが、ご推測どおり老犬でした。犬も高齢とともに白毛が出てくるそうです。もう一匹の茶色の犬ですが、帰宅してから調べるとアイリッシュ・セッターかオッターハウンドだと思います。こいつは若くて元気そうでした。(人懐っこい)
鶉野マップで紹介された遺跡を全部廻ろうとすると、丸一日ぐらい必要でしょうか。小型のオフバイクがあれば廻りやすいでしょう。(KLX125あたりがいい感じです)
グッチさん、まあ止むを得ないですね。ほとんどが私有地ですので・・・もっとも間近まで行っても、単なるコンクリートの塊です。少し離れたところから見るだけでも十分でしょう。
この2匹のワンちゃんですが本当に人懐っこく、私が少し歩くと私の方をジ~と見ながら後を付いてきました。連れて帰りたいぐらいのワンちゃんでした。