メイショウハリオなど日本馬4頭 9・10コリアC、コリアスプリントの外国予備登録馬:極ウマ(日刊スポーツ)
9月10日に韓国のソウル競馬場で行われる国際招待2競走の外国予備登録馬の選定結果が11日、韓国馬事会から発表された。
コリアC(G3、ダート1800メートル)、コリアスプリント(G3、ダート1200メートル)とも日本2頭、米国1頭、香港1頭。日本からはコリアCにクラウンプライド(牡4、新谷)、メイショウハリオ(牡6、岡田)が、コリアスプリントにシャマル(牡5、松下)、バスラットレオン(牡5、矢作)がそれぞれ選定された。
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バスラットレオンの次走に関しては、8/10の記事で「このままノンストップで調整が進むとしたら、南部杯の前にひと叩きの可能性もあるんですかね。。先週時点では何となく『直行かな?』と考えていましたが、場合によっては前哨戦が使えなくもないスケジュールのような気もします」と書いたばかりだったのですが、なんと、9/10にソウルで行われるコリアスプリント(G3/ダ1200m)に選出されたとのこと。
コリアスプリントについては、正直、よく知らないのですが、ソウル競馬場のダート1200m(直線400m、レコードタイムが1分10秒4)で行われ、総賞金は約1億4千万円(1着:約7,700万円、2着:約3,080万円…)なのだそうです。
バスラットレオンは1200mが初めてになりますし、南部杯がマイル戦なのでいわゆる『前哨戦』としては微妙かもしれませんが、確かに1着賞金7,700万円の招待レースは魅力的ですし、これまでサウジやドバイで戦ってきたことを考えれば韓国なんて目と鼻の先、むしろ、盛岡とどっちが遠いの?というレベルですからね(^^ゞ
ということで、まだクラブから発表がないのでアレですが、一応、心の準備だけはしておきますm(_ _)m
*追記:本日、クラブから以下の発表がありました(^^)
9月10日(日)韓国・ソウル コリアスプリント(G3・ダ1200m)に選出され招待を受諾しましたので、取り急ぎお知らせいたします。
シンボリ牧場在厩のシンボリバーグ’22は、引き続き、日に22時間ほどの昼夜放牧が行われています。7月末の馬体重は427kgです。
◇一本松場長のコメント 「さらに1頭が加わり、現在は4頭で放牧中。今夏は暑いため、へこたれるようであれば放牧時間を短縮することも考えましたが、特に問題なく過ごせていますよ。放牧地では2番手につけて走り回っていることが多く、放った直後は真っ先に他馬にちょっかいを出しにいくようなところが見られます。幅のある馬体は好バランスを保ったまま順調に成長しつつあり、毛づやもピカピカです」
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『一体どんな馬になるんだろう??』と思わせるゴッドフロアー’22と違い、こちらはとても常識的に(?)成長してくれていて、この一ヶ月でさらに見栄えが良くなりました。まさに「幅のある馬体は好バランスを保ったまま順調に成長しつつあり、毛づやもピカピカ」だと思いますし、この調子でドンドン良くなっていって欲しいです。
今年の北海道は湿気が多く、気温が高くても過ごしやすい例年とは違うらしいですが、そんな中でも元気に他馬にちょっかいを出すところなど、いかにも牡馬らしいヤンチャな面があるようです。
でも、将来のことを考えるとそのぐらいの気の強さがあった方がイイですからね。今で427kgならサイズも程よい感じになっていきそうですし、今のところ特に心配な点がなく前途洋々といった印象です。
あと一ヶ月もすればそろそろ育成場への移動、初期馴致開始のタイミングになりますので、牧場でのんびり遊べるのもあとわずか。今のうちにたくさん遊んで英気を養っておいてもらいましょう!(^^)
【シンボリ牧場在厩のシンボリバーグ’22:公式HP(2023/7/28更新)より】
木村秀則牧場在厩のゴッドフロアー’22は、昼夜放牧による管理が続けられています。8/9の馬体重は475kgです。
◇木村担当のコメント 「例年になく暑い日が続き、湿度も高めですが、飼葉喰いが落ちるようなことはなく、変わらず元気にしてくれていますよ。放牧地ではよく青草を食んでいることもあって、どっしりとした体つき。やはりパワー型に育っていくのではないでしょうか。今後は育成場への移動に備えて、狭い所に入れて体をきれいにする“洗い場”練習も行っていく予定。その先の馴致も含めて、無難にこなしてくれそうなタイプと見ています」
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馬体重は475kgで前回からあまり増えておらず…にしても、「どっしりとした体つき」との表現以上にドッシリした馬体になっています。いずれ500kgは超えてくるのでしょうが、あまり大きくなり過ぎないで欲しいです(^^;)
「やはりパワー型に育っていくのでは…」については、それはもう、どこからどう見てもパワー型になっていくでしょうし、それが一番の武器になるタイプかと。。あくまで現時点のイメージですが、地方を含めたダート中距離路線で結果を出して、行く行くは海外のビッグレースに挑戦できるぐらいになってくれたら最高です!
と、将来のことを考える前に、まずは洗い場練習など、地道なところで頑張らないとイケマセン。
木村さんによれば「馴致も含めて、無難にこなしてくれそうなタイプ」とのことなので、頭の良さ、気性面に問題はないのでしょうが、そろそろシュウジデイファーム移動についての話題が出てきそうな時期ですし、これからの移動と馴致開始に向けて、しっかり準備しておきたいですからね。夢に向けての第一歩目を無難に踏み出せるように(^^)
【木村秀則牧場在厩のゴッドフロアー’22:公式HP(2023/8/4更新)より】
**2023/8/12新潟10R 新発田城特別(2勝C/芝1400m)15:10発走**
◎ テラステラ
○ ティーガーデン
▲ メイショウカイト
△ バグラダス
△ スプレモフレイバー
△ エコロデイジー
△ ミスヨコハマ
△ タマモダイジョッキ
テラステラは4枠8番になりました。
真ん中あたりの偶数番が欲しかったので、4枠8番はまさに第一希望です。これは流れが来てますね(^^) この枠からなら、余程ゲートでヘグらない限り、前目につけて勝負する正攻法の競馬に持ち込むことができそうです。
ペースはどうでしょう、外に回ったバグラダスあたりがどの程度行くのかによりますが、平均よりやや速いぐらいで流れるでしょうか。この並びで内枠に先手主張の馬がいれば話は別ですが、どうやらそういう感じでもなさそうなので、結果的には速すぎず遅すぎずの、テラステラにとってちょうど良いペースになる気がしています。
新潟内回りコースはローカル小回りでも直線が360mありますから、ある程度以上の余力を持って直線に入ることが必要です。それだけに、前半を4~5番手の位置で追走し、直線でしっかり脚を伸ばして抜け出す理想的なカタチを作りたいところ。。ペースが落ち着くようならもっと前位置になるかもしれませんが、そこは戸崎騎手の判断にお任せします(^^ゞ
相手は結構ツブが揃った印象で、ティーガーデン、メイショウカイト、バグラダス、スプレモフレイバー、エコロデイジー、ミスヨコハマと、チャンスがありそうな馬が多いです。ただ、パッと見で『これは敵わないかも…』と感じさせるほどの馬はいませんので、今回のレースについては内容も結果も求めたいと思います!
あ、そうじゃなくて、『自分の力をきちんと出すことに集中すれば、結果は自然についてくる…』という考え方で応援しようと決めたんでした。周りがスケベ根性を出し過ぎて、万が一、神さまの良くない気まぐれが顔を出したら嫌ですからね(^^;)
美浦トレセン在厩のピークブルームは、9日、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 23.08.09 大江原 美南W良 4F 56.3-40.8-12.1(4) 馬ナリ余力
フドウシン(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走0.1秒遅れ
- 23.08.06 助 手 美南W良 4F 60.6-43.6-14.0(3) 馬ナリ余力
- 23.08.02 調教師 美南W稍 4F 57.7-41.3-12.6(4) 馬ナリ余力
オールアイズオン(三未勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
◇大江原騎手のコメント 「3Fからさらっとでしたが、ひとまず9日のメニューではいい雰囲気でした。最後の1ハロンで併せた時の加速も良かったですし、手前も替えて上手に走れていましたよ。右に張るようなところがあり、特にゆったりとしたキャンターで出やすいようですが、9日は気になりませんでしたので大丈夫かと思います」
◇蛯名調教師のコメント 「今は坂路が使えないですし、感度がいいタイプということもあって馬場に向かっていくと煩くなってきました。だんだんと馬が分かり始めているのかもしれません。加えてこの暑さ。追い切りは5Fからやるのではなく、さらっと短めの方がよいでしょう。せっかくここまで順調にきていますので、8月26日新潟6R 2歳新馬・牝(芝1600m)に使う方向で進めてみたいと思います。ワールドオールスタージョッキーズの裏になり、騎手が限られてくるのかもしれませんが、そのぶんメンバーレベルが落ちることも予想されますからね。鞍上については今色々と考えているところです」
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果たして猛暑の中でデビューまで持っていくのか、あるいは無理せずリフレッシュをさせて秋競馬に備えるのか、どちらのパターンもあり得ると思っていましたが、結論は8/26新潟6R(牝/芝1600m)をめざすことに。。蛯名先生の「WASJシリーズの裏でジョッキーが限られる反面、メンバーレベルが落ちるかも…」とのコメントは、デビューさせる以上は初戦から勝ちに行く、という気持ちの表れだと解釈しました。(確かにジョッキーに煩い超大手牧場系の有力馬は出てこないかも(^^ゞ)
もちろん、新馬勝ちはそう簡単なことではないですし、ジョッキーや相手関係の前に、ピークブルーム自身がそれだけの素質、能力を持っていなければ話になりません。その点、美浦ウッドでこれでもかと馬なり調教を重ねる藤沢蛯名厩舎方式だと分かりにくい面はありますが、9日の追い切りに跨った大江原騎手の感触は悪くないようで…。
と言いますか、逆にこういう調教プロセスで初戦から良い競馬ができるようなら、『エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスに恥じないポテンシャルあり』の証明になるかもしれません。
もちろん私としてはそうなることを望んでいますが、ガチで追い込む調教をしていないのは事実ですし、先週時点で442kgと馬体が少しずつ減り始めているのも気になります。新潟へは輸送競馬で臨むのか、滞在競馬にするのかもありますし、「今色々と考えている」鞍上が誰になるか問題も残っていますので、引き続きドキドキしながら見守りたいと思います。
けさのピークブルームちゃんです🐴✨
— 藤井𝕏東スポ𝕏真俊 (@3baikaioken1) August 8, 2023
大江原騎手を背に美浦南ウッドで3歳未勝利を2馬身追走。直線では内から楽な手応えで併入ゴール。タイムは4F56.3-40.8-12.1秒でした🙂
ちょっとずつピッチが上がってきましたね🙌 pic.twitter.com/coEjg8pjEA
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2023/8/10更新)より】
セントアイヴスは8日に新潟競馬場へ移動。おもにダートコースで調整されています。
- 23.08.09 助 手 新潟ダ良 5F 76.5-60.0-44.5-14.5(4) 馬ナリ余力
- 23.08.02 調教師 美南W稍 5F 69.2-53.9-38.8-12.0(7) G前仕掛け
ジャンバラヤ(新馬)馬ナリの外0.2秒先行同入
- 23.07.27 助 手 美南W良 5F 68.8-53.4-38.8-12.2(5) 馬ナリ余力
タリスアマゾン(三未勝)末強めの内0.2秒追走0.1秒遅れ
◇中舘調教師のコメント 「この中間も順調ですし、これまでじっくりと乗り進めてきていますからね。脚元や硬さを考えれば、現地ではあまり強めを行わず、少し速めをやる程度でよいでしょう。あとは今週末に自分でも乗ってみて微調整していこうかと思っています。レースは来週8月20日新潟3R 3歳未勝利(芝2400m)、鞍上は吉田豊騎手を予定しています」
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先週の近況で予告があった通り、早めに新潟へ移動して滞在競馬で復帰戦に向かうことになりました。先週時点では『調教がダートコース中心になるのはどうなのかな?』とも考えていましたが、そもそも「あまり強めをやる必要がない」状態まで来ているのであればそういう心配はいらない…ということだったんですね。
それにしても、前走で初の掲示板入りを果たしてから4ヶ月、当初考えていた倍ぐらいの期間をかけてじっくり調整をしたわけで、ラストチャンスを芝2400mの舞台に設定したこと、鞍上をデビュー以来吉田豊騎手に固定してきたことを含め、中館先生としても生半可な気持ちでは採用できない作戦を遂行中なのだろうと思います。
そのあたりが「今週末に自分でも乗ってみて微調整していこうか」とのご発言にも表れていると感じますし、何とかそれが実を結んで欲しいと願わずにはいられません。次走はまさに結果が全て… 頑張れ!!
メリタテスは、9日、シュウジデイファームへ放牧に出ています。
◇石川代表のコメント 「前走はそれにしても強い競馬でしたね。よく頑張ってくれました。こちらにきた後も見た目には特に問題ないですし、大きなダメージはなさそうですよ。まずは心身のリフレッシュを促しつつ、また次のタイミングを考えてもらうことになるかと思います」
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今さらながら先週のメリタテスは非常に格好良かったですし、あまりにも気持ちの良い圧勝劇だっただけに、恥ずかしながら何度も何度もリプレイを見直す羽目になりました。(つい先ほども、もう一度…)
レース後は昨年9月以来、約1年ぶりとなるシュウジデイファームへご褒美のリフレッシュ放牧へ。以前の在厩時は420kgほどの身体で、「欲を言えばもうひと回り大きくなって欲しい」と言われていましたが、デビューから2ヶ月弱の間に4戦を使いこんでも436kgをキープできるぐらいに成長してくれました。
しかも、あれだけの走りを見せたあとも「見た目には特に問題なく、大きなダメージはなさそう」とのことなので、華奢な牝馬の割りには競馬を使ってもガタッとこないタフさを持ち合わせているようで。。これは、今後も少しずつ成長していけば、さらに1年後には上級クラス、ひょっとしたらオープン入りを狙える立場になっているかもしれません(^^ゞ
まあ、本馬はAmerican Pharoah×Tapitのマル外牝馬ですから、かなり『イチかバチか要素』が強いとは感じていましたし、それがようやく成功への第一歩が踏み出せてホッとした…というのが正直なところです。しばらくは連戦の疲れを癒すことになりますが、こうなったら、なるべく早めに成功への第二歩めを踏み出して欲しいと思います!
札幌4Rは3番人気 #メリタテス が逃げ切り! #古川奈穂 騎手は2日連続の勝利! pic.twitter.com/JxchHhz7jM
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) August 6, 2023
【2023/8/6札幌4R 3歳未勝利(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
テラステラは、8月12日新潟10R 新発田城特別(2勝クラス・芝1400m)に戸崎圭太騎手で出走します。
- 23.08.09 助 手 栗東坂良 1回 54.3-39.3-25.7-12.7 馬ナリ余力
- 23.08.02 助 手 栗東坂良 1回 54.0-38.4-24.7-12.3 馬ナリ余力
リーゼントフラム(古馬3勝)馬ナリに0.4秒先行同入
◇金羅助手のコメント 「9日は坂路を馬なり単走での追い切りでした。予定よりも時計が少し速くなりましたが問題のない範囲ですし、ハロー掛けから時間が経過した重たい馬場の中、最後まで余裕がありましたからね。これで十分だと思います。体調は安定していますし、追い切り前の計測で484kg。新潟までの輸送を考えれば、ちょうど良くなるのではないでしょうか。現状で芝1400mはベストの条件。改めて期待したいと思います」
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なかなかの好メンバーが揃った印象ですが、猛暑の中でも納得のいく調整ができたようですし、金羅助手の「芝1400mはベスト、改めて期待したい」との言葉には『馬の状態、レース条件に自信アリ』といった気持ちが籠められているように感じます。
勝ち負けについては運、不運もあるので絶対に…みたいなことは言えませんが、中日スポニチ賞前の「まだ絶好調とはいかなくても斤量は軽くなるので。2勝クラスでどれだけやれるか」という宮内助手のコメントと比べると、陣営のトーンもだいぶ前向きな気がしますしね。(単に宮内助手が辛口、慎重派なだけかもしれませんけれど(^^ゞ)
まあ、普通にゲートを出ればスピードは足りているので、余程のことがなければ先行することができるでしょう。となると、そんなにおかしなレースにはならないはずなので、堂々とした正攻法のレースで勝ってきて欲しいと思います!
**2023/8/12新潟10R 新発田城特別(2勝C/芝1400m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のテラステラ:公式HP(2023/8/10更新)より】
【2023/7/16中京 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路でハロン16~17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「特に夏負けの兆候などは見られませんが、今にも『毎日、暑いですね』と言い出しそうな表情や様子が見て取れますので、念のために補液をしながらペースアップのタイミングを見計らっているところ。今週末ぐらいから速めを織り交ぜていこうかと思っています」
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「今にも『毎日、暑いですね』と言い出しそうな表情や様子」がどんなものだか分かりませんが、暑さ対策とケアはどの馬に対しても必要でしょうし、現時点で夏負けの兆候がないのですから、このまま南部杯に進んでいくことになるのでしょう。
ポイントは、「今週末ぐらいから」の速めが始まった時にどうなるか…。バスラットレオンのことなので、ケロッとこなしてしまう可能性が高そうですが、引き続き落ち着いて動向を見守りたいところです。
しかし、このままノンストップで調整が進むとしたら、南部杯の前にひと叩きの可能性もあるんですかね。。先週時点では何となく『直行かな?』と考えていましたが、場合によっては前哨戦が使えなくもないスケジュールのような気もします。
正直、暑い時季に無理をして欲しくない気持ちと、早くバスラットレオンの走りが見たい気持ちの両方がありますが、まあ、それについては矢作先生はじめ厩舎の皆さんに適切に判断頂くしかないですね(^^ゞ
【2023/5/31浦和 さきたま杯(Jpn2/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、今週より周回コース入りを開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まずはハッキングで2000m程度。いざ走りだせば煩くない馬ですからね。最初に跨って出ていくところだけ危なっかしい動きを見せますので、とにかくそこは注意して臨みました。『慎重にいってほしい』と調教師。その言葉を何度も自分に言い聞かせるように取り組んでいます」
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先週近況で「軽く跨り始めた」との話があり、今週は周回コースでのハッキング2000mまで。普段はヤンチャでも走りだせば落ち着いているとのことなので、おそらく見た目には何の問題もないのでしょう。
ただし、矢作先生からはあえて『慎重にいってほしい』とのリクエストがあったそうで…。矢作先生は、どちらかというと『イケイケドンドン』的な雰囲気が強調されがちながら、そりゃあ、パンサラッサの安全を第一に考えているはずですし、その中でラストシーズンのストーリーをどう描くかという、難しい課題に取り組んでおられるわけですからね。
それはチャンピオンヒルズの皆さんも同じでしょうから、私としては、皆さんの努力とパンサラッサの運を信じて見守るのみ。今から一、二週間をうまく乗り切れば、秋には元気な姿が見られるのではと思っています! (チャンピオンヒルズさんにとっては並大抵のプレッシャーではないと思いますが、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m)