シュウジデイファーム在厩のAnasheed’24は、初期馴致を滞りなく済ませ、騎乗馴致へ移行しています。8月初旬の馬体重は382kgです。
◇岸本担当のコメント 「初期馴致をスムーズに終えて、現在は角馬場やダートにて縦列など集団での騎乗調教に慣れさせているところ。気性面に問題はなさそうですが、まだ促されながら動いている感じですので、もう少し慣れてくれればと思います。現時点ではやや小柄でも、目方は順調に増えてきていますよ」
-----
馬体重382kgと聞くと『まだ小さいなぁ…』ではありますが、この一ヶ月で369kgから20kg近く増えたわけで、岸本さんが仰るように「順調に増えてきている」ことになりますね。
馬の成長曲線は様々ですが、もともとのサイズ感から考えると、本馬はあくまで『山椒は小粒でも系』だと思いますので、この調子で適度な乗り運動をこなしつつ、ソコソコの身体に成長するのを待ってあげればよいと思います。
(その分、筋肉の質感、付き方はかなりのものですから)
いずれにしても、「気性面に問題はなさそうながら、まだ促されながら動いている感じ」ですから、まずは身体の成長を促すこと、基礎体力をつけていくことが先決でしょう。血統に見合う活躍をイメージするのはそれからですね。
【シュウジデイファーム在厩のAnasheed’24:公式HP(2025/8/15更新)より】
Anasheed’24
怪物とその再来が奏でる相乗効果、世界に飛び立つ英雄になれ。
◇牡1歳 栗毛 2024.02.21生 英国産
◇父:Baaeed 母:Anasheed (母の父:Frankel)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇販売総額 8,100万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:(未)
◇Point!:圧巻のG1・6連勝で“欧州最強マイラー”と称されたBaaeedの初年度産駒にあたる牡馬。過不足ないミドルサイズの好馬体は、胸前などの要所に良質な筋肉が備わってくる容積を持ち合わせており、その顔つきや佇まいには早くも強者の風格が漂っている。リラックスできる素晴らしい気性の持ち主でもあり、放牧時には驕らず怯まず、大地を這うように軽快な走りを披露。怪物とその再来の融合に生まれるUrban Seaの3×4も大きな夢の後押しとなりそうで、成長が進むにつれて、マイルから中距離あたりで優れた能力を遺憾なく発揮してくれそうだ。
◇最新近況(2025/7/15更新):6月23日(月)に成田国際空港に到着。動物検疫所・成田支所での輸入検疫を経て、7月5日(土)に北海道・浦河のシュウジデイファームに移動しています。馬体重369kg、体高150cm、胸囲168cm、管囲18.5cm(7月上旬測定)
「えり上げをつけて跨ろうとするなど、いわゆる初期馴致に着手している段階。こちらの環境に馴染むのに日がかからなかったですし、洗い場でも落ち着きがあり、性格が良さそうな馬ですね。現時点ではまだコンパクトな感じでやや小さく映りますが、バランスは良く、これからの成長とともに大きく育ってくれればと思います」(岸本担当)
◇募集写真(2025/7/11更新)
-----
パラスアテナ’24、ディメンシオン’24に加え、Anasheed’24にも申し込んでしまいました。
理由はずばり夢とロマン!
具体的には『2026年2歳新規募集馬、これはスルー出来ないかも?(1)*追記アリ』に書いたとおりなのでそちらを見て頂くとして、おそらく想像していたより小さい馬だったので、即満にはならないかな?とは思います。
なので、わざわざ今日申し込む必要もなかったのですが、でも、夢とロマンに様子見とかあり得ないよね…的な悪魔の囁きが聞こえてきまして、どうせ行くならズバッと初日から参加させて頂くことに決めました!
これでBaaeed産駒はMalakoot’24に続いて2頭目になりますが、いやはやこんな状況、数年前には想像もしていませんでした。(サセックスSでバスラットレオンをブチ抜いていくBaaeedの姿を、指を咥えて見ていただけの私だったのに…)
しかしこの世代にはFlightline産駒もSea The Stars産駒もいますから、何かもう完全に感覚がバグっています。噂によると、クラブは今後もこういう馬を募集する可能性が高そうなので、早く慣れないと大変なことになりそうです(^^;)
ええと、これでこの世代はWildwood’s Beauty’24、Belcarra’24、Malakoot’24、エンパイアブルー’24、パラスアテナ’24、ディメンシオン’24に続いて7頭目が確定。まだまだ行くぞ~ と言いたいところながら、いったん落ち着いて自分自身を見つめ直したいと思います。ここで落ち着かないと、あとで○○とか××とか言われちゃそうですしねm(_ _)m
Anasheed’24(牡)