**2023/8/6札幌4R 3歳未勝利(ダ1700m)11:20発走**
◎ メリタテス
○ ジョーエスポワール
▲ ニシノシャイニング
△ ノッテルーナ
△ マンティコア
△ グッドルックス
△ ゴルトレオパルト
メリタテスはまさかの大外8枠14番になりました。
『できればスピードと4kg減を活かして先行したい』との思惑がありましたので、真ん中あたりの偶数番が欲しかったのですが、まあ、こればかりは抽選なので致し方ありません。(にしても、外枠率が高い気がする(^^;))
ただし、外枠を引いたからと言って作戦が大きく変わることはないでしょう。馬格のない本馬にとっては、揉まれるリスクがないのはむしろ好材料でもありますし、各馬の出方を見ながらできるだけ前につける…で良いと思います。
相手については、ザッとメンバーを見渡したところ、鞍上強化で勝ちに来たジョーエスポワールが強そうです。おそらくジョーエスポワールは先手を主張してくるでしょうから、その直後につけるカタチになるのだろうと思います。(前に入れればそれに越したことはないですが、前半であまり無理をさせるのも微妙なので…)
もしもジョーエスポワールとメリタテスが外から行って、ペースが速くなるようだと中団、後方から追い込んでくるニシノシャイニング、ノッテルーナあたりも怖いです。でも、アレやコレやにビビって消極的になるよりは、とにかく前にいるジョーエスポワールを負かしに行くしかないですからね。何しろこちらは4kg減、ジョーエスポワールより6kgも軽いのですから!
あとはもう、初ダート初距離でAmerican Pharoah×Tapitの血が覚醒することを信じるのみです。血統の字面を見れば、アッサリ楽勝したって驚けないわけですから、とにかく勝利めざして頑張って欲しいですm(_ _)m
【2023/7/15函館3R 3歳未勝利(芝1200m)でのメリタテス:公式HPより】
シュウジデイファーム在厩のアスロスは、おもにBTCの坂路で週2回の速めを消化。今月中旬頃の札幌競馬場入厩が予定されています。7月下旬の馬体重は450kgです。
◇岸本担当のコメント 「先週は坂路の2本目に3F12.6-12.1-12.6をマーク。今週も3F40秒を切るくらいで登坂しています。まだまだ幼いところはあるものの、当初に比べれば勢い任せではなく、速めをしっかりと乗り込んでいく中で溜めることを覚え、徐々に終いを活かせるようになってきました。ゲートに関しては入り、駐立ともに大丈夫ですし、発進も問題なさそうです」
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だいぶ身体つきが競走馬らしくなってきた…と思っていたら、やはり、今月中旬頃には札幌競馬場に入厩させるとのこと。ということは、当然ながら札幌でデビューさせるつもりでしょうから、こちらも一気に気持ちが引き締まります。
まあ、同じ速めを消化するにしても、ジーベックやマジックブルーが地力アップを目標にしているのに対し、アスロスについては完全に実戦トレーニング、いわゆる追い切りイメージになっていましたからね。ゲートの確認も入念にやっているようですし、入厩してから最短スケジュールでデビューをさせる『矢作スペシャルin北海道』の発動は間違いないでしょう。
ただし岸本担当が仰るように、本馬は「まだまだ幼い」2歳馬です。当然期待は大きいですが、『矢作スペシャル=新馬勝ち』というほど甘くはないでしょうから、あまり勝ち負けにこだわらず、長い目で見守ることは忘れないようにしたいですm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のアスロス:公式HP(2023/7/28更新)より】
シュウジデイファーム在厩のジーベックは、引き続き、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。7月下旬の馬体重は478kgです。
◇岸本担当のコメント 「この中間は坂路の2本目に3F13.2-12.5-12.6をマーク。40秒を切る時計にも馬なりで対応してくれようになっていますし、外々を走ってもちゃんと動いてくれるあたりは力を付けつつある証拠でしょう。もともとパワフルな感じの馬ですが、筋肉がついて、よりしっかりしてきた印象です」
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前回(7/21)近況時には15-13や3F14-13-13秒程度、今回も3F13.2-12.5-12.6秒を馬なりで出せているようなので、だいぶ本格的に体力がつき、スピード対応ができてきたように思います。
馬体重も6月下旬の483kgから僅かに減っているように、2歳時の体重としては落ち着いてきたようですし、一ヶ月前にあった『まだ緩さがある』的なコメントもあまり聞こえてこなくなりました。となると、ここからさらに順調にトレーニングが進むようなら秋の王道デビューが十分可能なレベルに到達できる気がします。
言うまでもなく矢作厩舎は全体のレベルが高く、厩舎内ライバルがたくさんいます。従って、2歳のうちにデビューしようと思えば、それなり以上の可能性を示す必要があるわけで、本馬についても今からの一ヶ月でどの程度良化するかかがポイントになってくるでしょう。個人的には何となくイケそうな気がするのですが、果たしてどうなりますか…楽しみです(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のジーベック:公式HP(2023/7/28更新)より】
シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、引き続き、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。7月下旬の馬体重は460kgです。
◇岸本担当のコメント 「背中から伝わってくる感触に素質を感じますし、乗り味や反応も良いですね。瞬時のキレというよりは、長く良い脚を使ってくれそうなタイプでしょうか。そういう意味では、ダートで力を発揮してくれるのかもしれません。あくまでも個人的な感想ですが、最近のお気に入りの一頭です」
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動画や写真を見る限りではゴリゴリのダート馬には見えないものの、血統構成はマジェスティックウォリアー×エンパイアメーカーですし、岸本さんから「ダートで力を発揮してくれるのかも」とのコメントが出るのは当然と言えば当然でしょうか。
まあ、芝かダートかについては実戦でないと分からい部分もあるわけで、現時点であまり気にしても仕方がありません(最近はダート路線が見直されたりしていますしね)。それよりも、今はとにかく日々のトレーニングをしっかりこなして基礎体力を強化しつつ、トレセンでの追い切りに耐え得る身体を作り上げるのが先決でしょう。
その意味では、ソエや飛節後腫を乗り越えてのペースアップにもかかわらず、「背中から伝わる感触に素質を感じる。乗り味や反応も良くお気に入りの一頭」と、とても前向きな評価がもらえているのは嬉しい限りです。
ちなみに前回(7/21)近況時にすでに3F14-13-12秒程度はこなしていましたので、あともう一つか二つ縮めて問題がないようであれば、栗東近郊への移動が視野に入ってもおかしくありません。矢作厩舎の場合は直接トレセンに入れるパターンもあるので一概には言えませんが、こちらの暑さが収まる9月後半頃に、何らかの動きがある可能性が出てきたように思います。
【シュウジデイファーム在厩のマジックブルー:公式HP(2023/7/28更新)より】