杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

遅めの初詣

2012-01-08 10:46:12 | 歴史

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 昨日(7日)、ようやく今年の初詣に静岡浅間神社へ行きました。朝9時から、上川陽子さんの後援会が拝殿でご祈願をされるというので、それに便乗させてもらいました。拝殿内は床暖房になっていて、20分ちょっとの正座も快適でした

 

 

 参拝後は浅間神社会館で駿府木遣り保存会・北辰会の木遣りを拝聴しました。

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 駿府の木遣りって、駿府城下町の造成で石や材木を切り出す時に職人さんたちが唄った仕事唄=労作民謡なんですね。徳川家康公が気に入って江戸に紹介し、江戸でも一世風靡し、最後の将軍慶喜公が静岡へ蟄居したときに“里帰り”したとか。

 眼を閉じてじっくり聴くと、つややかで太く力強い歌声に、ジーンとしてしまいました。・・・昨夏に早稲田大学稲門グリークラブが大阪で披露した男声合唱「四つの仕事唄」を思い出しました(こちらを参照)。

 

 

 

 

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 終了後、浅間神社境内にある静岡市文化財資料館をのぞいて、開催中の『初春東海道旅のにぎわい~華ひらいた街道文化』を見学しました。

 朝鮮通信使が描かれた東海道図屏風(県文化財)がお目当てでしたが、江戸から京までの東海道の主要宿場町を大胆に簡略化した屏風絵で、朝鮮通信使も「清道」の旗があるからかろうじて解る程度で、ちょっと拍子抜け・・・。でもこういう屏風絵を眺めて、当時の人々は街道の旅の夢をふくらませたんでしょうね。江戸から京都まで、庶民がのんびり歩いて旅ができるなんて、世界では信じられないほど平和な国だったのだと改めて実感します。

 

見応えのある浮世絵もたくさん出展されていますので、ぜひご覧ください。2月12日(日)まで開催中です。

 

 

 

 

 昼前、中町の行きつけのカフェSCENEで遅めのモーニングセットをいただきました。ここはモーニングセット(ドリンク、卵料理+ソーセージ、サラダ、トースト、コーヒー)が昼過ぎまで頼めるので、軽いランチにも重宝します。厚切りトーストの厚さはビックリするほど!喫茶店でトースト食べた~って満足感満点です。

 関西出身のマスターとは、「今年は阪神どうかねえ~、地味な監督やね~」と相変わらずの野球談議です。阪神、ほんまに今年はどうやろ・・・

 

 


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