今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

カサブランカ

2009年11月23日 | 着物でお出かけ(観劇)
エンタメのぢょおうから
「宙組のトップが替わって、その大劇場お披露目公演があのボギーとイングリット・バーグマンの「カサブランカ」だよ」
と聞いてそれは面白そう!行かねば!

昨日の雨がウソのように晴れた今日の着物は、嫁入り小紋ときむらで買った辻が花調の帯。

やっぱり小紋は難しい。早く綺麗に着られるようになりたい…
この上に母のお下がりコートを着て出発です。

こけしさんとにっぽんちゃんと現地待ち合わせです。
途中の駅からこけしさんと乗り合わせて待ち合わせ駅まで。

久しぶりに会ったので話が尽きずに電車もあっという間です。
駅で3人で合流してこけしさんに手配していただいたお店
「アモーレアベーラ」まで。


単品料理でシェアしようか、とも話したのですが
まだ時間もあるので週替わりの「宝塚ランチ」を頂きました。
おお~~~ここからもう気分は宝塚だわ!るるる~~~

お店の方にもこけしさんと二人着物姿を褒めていただきました。

今日の合言葉は「開演に遅れないようにしよう!」(笑)



そういいながらも美味しいお食事を頂きながら
仕事の話や今までのヅカの話、お芝居の話やっぱり次から次へ話のネタが湧いてきて


あっという間に
「ああ~~もういかなあかん」という時間に(笑)


橋の上で。
そういえば今年の初めにここを歩いて葉さん、ことりさん、にっぽんちゃんとでやっぱり観に来たのよね。

劇場の階段で。

この写真を撮ってくれた男の子は彼女と来ていたのですが
せっかくだからと恥ずかしくて嫌がる彼氏を押しのけて
無理やりカップルの写真を撮ってあげてしまいました(笑)
だって、彼女の方はカメラを持って撮って欲しそうだったんだもの…

お芝居は

女  「夕べはどこにいたの?」
リック「そんな昔のことは忘れた」
女  「今夜の予定は?」
リック「そんな先のことは分からないね」


「ねえ、サム、弾いてよ、あの歌を」

「君の瞳に乾杯」

こんな名台詞と名曲「時の過ぎゆくままに」に彩られたハリウッド映画のミュージカル化されたもの。

トップの人のなんとトレンチコートとボルサリーノが似合うこと。
ひゃ~~~カッコいい!
お芝居もダンスも演出もすべてが見事な作品です。

それまで「この組は観なくていいから」と言っていたにっぽんちゃんも
「こんなに実力がそろって男役も背が高い子がたくさんいていい組だったとは」
「特にトップが久しぶりにまさに宝塚の男役!という感じですごくいい!」
と大絶賛。

しかしヅカファン歴の長いにっぽんちゃん、こけしさんでもこの組のことは
あまりよく分からないようで休憩になるたびに
「あの役の人は誰?」

「宝塚初心者の人の気持ちがよくわかったわ!」とにっぽんちゃんは今後
この組の研究をするべくパンフレットを購入して組子さんの名前と顔を覚えていました(笑)

今まで何度か宝塚のお芝居を観て「これはもう一度観たいな」と思うものもひとつふたつあったけど
これは本当にもう一度観たい!と思うほどよかった。

帰りの電車の中では3人で
「なんであっちについて行くんだろう?」
「私だったら残るけどなあ」
「いや、やっぱりああなったらもうついて行くしかないんじゃない?」
「戦争が終った何年後かにハッピーエンドになるかも」
「それでは話として盛り上がりに欠ける」
「地下組織に身を投じて帰らぬ人になってしまうのかなあ」
ああでもない、こうでもないと「本当はこの後どうなるんだろう?」という話になりました。

いいお芝居を楽しく観劇できて本当に楽しかった。
それにしても本当にチャンスがあるならもう一度観たい!
今まで花組のファンだったにっぽんちゃんでさえ
「宙組、これから危険だわ!トップがあんなにカッコいいとは!ハマりそう!」

ぢょおうさま、また観にいくことがあったらぜひともお誘いください(爆)

もう一度きちんとハリウッド版のボギー&バーグマンのカサブランカも観ないとね!