メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

新世界ランク 日本は49位に急降下

2006-07-12 22:20:25 | 中村 俊輔
新しいFIFAの世界ランキングによると、日本の順位は18位から49位に急降下したという。
当然の結果だろう。
日本は強くないのだ。

今まで、テレビで対戦相手をFIFAランキングで表し、ことごとく日本より順位が低いことで、日本の優位性をあおっていた。
日本はレベルの低いアジアでの国際試合が多いので、参考にはならないとかねがね思っていた。
この根拠のないランキングは、マスコミよって絶えず報道されて、勘違いを生んでいた。
「日本は強いはずなのになぜ勝てない?」と。

勝てなくて当たり前なのだ。でっち上げなのだから。
ちなみに、アジアではオーストラリアが33位で最高。それ以外はイラン47位、韓国56位だった。
いい線いっていると思う。

購入

2006-07-11 22:24:06 | メロディック・ハード
W杯が終わったので、ネットで注文しました。

ACT / Silence
Stream of Passion /  "Live in the Real World"(DVD)
Eluveitie / Spirit
Fair Warning / Brother's Keeper

これらは、聴き終わったら順次感想を書いていくことになります。
Frequencyも気になったのですが、今日は見送りました。

早いとこ、またレビュー書きをしなくっちゃね。
サボりクセのつかないうちに。。^^;

ヒデと俊輔と

2006-07-04 21:39:11 | 中村 俊輔
ヒデが引退したことは、今も尾を引いている。
昨日の私は言葉が足りなかった。
まずは、長年お疲れ様と言いたい。

ヒデは、俊輔とライバルだったと思う。
ヒデと俊輔、さらには小野という、3人の天才が揃った年代だった。

前回のW杯日韓大会では、トルシエはヒデを中心に置いたために、俊輔が左サイドに追い込まれたと思っている。さらに、選外となった。
何をやるにも、日本にはまずヒデがいた。
俊輔は2番手だった。
だから、どうしてもヒデにはいい印象を持てなかった。

けれど、ジーコではヒデはボランチで、トップ下は俊輔だった。
私は楽しかった。
ヒデが前に出ずに、中盤の底として機能していた時、日本は強かった。

だけど、W杯ドイツ大会ではヒデはどうしても目立ちたかったと思えるんだなぁ~。
ボランチから中盤を省略して、何度もトップにロングパスを送ったことで明らかだ。
俊輔の発熱や故障があったから、直前の練習ができなくていたし方ないんだろうけど、ヒデのロングパスによって、俊輔はボールに触れられずにいた。
オーストラリア戦等、俊輔へのマークがキツく、俊輔が削られ、負傷した面はあったとしても、あまりにも中盤選手が消えるようなパスの連続、それによってトップの選手が疲弊してしまったから、私はヒデのパフォーマンスは苦々しいのだ。
パスミスも多かったし。

ヒデが活躍する時、他の選手の評判は芳しくなかった。
自分が生き、他の選手も生きるといったプレーが少なかった。
私はずっと「なぜ??」と思っていた。

能力のある選手が並んでいても、合わないこともあるんだなと、悲しかった。
今年はヒデと俊輔の関係が良かったから期待していたのに、肝心な時にダメだった。
なんでヒデは俊輔にボールを預けない??
そればかりか、オガサにも預けない??
まさか、他の中盤選手を目立たなくさせるためと思いたくないが。。

誤解のないよう書くと、ヒデは押されても倒れないフィジカルを誇り、最後まで集中してチェイスできる、優れた能力の持ち主だと思っている。
それだけに、なぜ日本代表がこれまでやってきたサッカーでなく、自分が目立つサッカーをしたのか不思議だった。
が、この引退によってやっとわかった。
ヒデは最後の試合で、自分が中心となる試合をしたかったのだ。
他の選手はいわば巻き込まれてしまったのだ。
これは、ジーコの“選手任せ”によって起こった悲劇。

ヒデは上がり目がやりたかったんだなぁ。
俊輔の左サイドを不服に思うのと同じ感情だろう。

今さら取り戻しはできない。
選手に戦術を任せると、こういった、選手個々の“本当にやりたいこと”をやってみたいというエゴも出てしまう。
自分たちがチームの“パーツ”として“自己犠牲”の元に成り立つフランスみたいなチームと比べると、結束力の緩さは明らかだ。

監督の戦術に縛られることなく、「For The Team」と心から願ってプレーできるようになるまでには、日本には歴史が浅かったと言わざるを得ない。

“結束力”を手にした時、日本代表は真の強さを見につけているだろう。

ヒデ、ずるいよ!!

2006-07-03 22:56:18 | 中村 俊輔
日本サッカーを牽引してきた中田英寿が、自身のHPに引退の言葉を書いた。
代表を引退するとは言っていたが、プロ=現役までも引退するとは思わなかった。
まだまだやれるのになぜ??

「プロサッカーという旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい」

理由らしい理由は、これだけしか書かれていない。
プロでは今まで精一杯やってきた、もう何も思い残すことない。。ってところだろう。
事実、勝つとその栄光は大きいけれど、負けると叩かれる。
その中でプロとしてやっていく意欲が薄れたということだろうか?
W杯が一つの目標だったからね。
この結果で心が折れてしまったとも言えるだろう。

ヒデは頭が切れるから、実業家としても大成できるだろう。
爵位も取ったから、もういいのかも知れない。

でも私は思う。
ヒデ、ずるいよ!!
やれるうちは、やんなきゃ!!

ヒデは、自分のピークを誰よりもわかっていて、判断したんだと思う。
ピークを過ぎてもサッカーを続けていくのは、衰えた身を晒すようでカッコ良くないと思ったのではないか。
でも、ジダンやフィーゴの勇姿を見ると、体力や走力で劣っても、経験や戦術眼で打開できるのだから、続けるべきだと思う。

とはいえ、ヒデは、他の選手と違ってサッカーだけの選手じゃない。
サッカーとはきっぱり縁を切っても活躍できるだろう。
才覚がある。
そう、商才があるのだ。
結局こうなる。

ヒデ、ずるいよ!!
サッカー以外のこともできるなんて!!

RushのCounterparts

2006-07-01 21:53:56 | メロディック・ハード
カナダ出身の、元祖メロディックハードバンド、Rushの1993年の作品。
彼らは1968年にトロントでデビューした。なんと、今年で結成38年!!
未だに現役で活躍し、Dream Theaterに大いなる影響を与え、メロディック・ハードやプログメタルなどの隆興をみるきっかけとなった大ベテランである。

さて、通算19作目の「Counterparts」は、1993年という時代背景を考慮に入れなければなるまい。
当時は、ニルヴァーナなどのグランジロックがはやっていた。
それの影響か、テクニカル一辺倒でなく、サウンドに“歪み”を持たせ、ハード、ラフさも取り入れている。
同時に、Alexのギターがフューチャーされた作品が多く、勢いと変化に富んだ素晴らしい作品に仕上がっている。

前々作「Presto」前作「Roll The Bones」では、Rushの方向性が固まってしまった感があったが、「Counterparts」では既成観念をぶち壊し、よりスケールアップした。
4曲目の“Nobody's Hero”は、アコギでマイナーちっくに始まり、次にシンセに導かれるように外に広がる展開は、私の脳内をクリアに刺激する。
一緒に霧が晴れていくようだ。

9曲目の“Leave It Alone”は、YYZと並ぶ高度なインストナンバーだ。
ニール・パートの変幻自在な変リズム、Alexの引っ掻くようなギターソロ、ゲディのリード・ベースたる洒落た入り具合がたまらない。

そして11曲目の“Everyday Glory”だ。
エッジの利いたギター、リズムギターを兼ねるドライブ感のあるゲディ・リーのベース、ハードなサウンドの中に生きる、ソフトなゲディ・リーのハイトーン・ヴォイス!
キャッチーでヘヴィーだ。
ニール・パートの哲学的な詩を『明日を希望に満ちた1日にしよう!』と明日への活力に変える自分流の解釈によって、気分良くアルバムは終了する。

捨て曲がない。
中後期での最高傑作であると確信する。97点。