Rainbowの4作目。1979年作品。
3代目のボーカリストの、グラハム・ボネットの3オクタープを超える歌声が聴ける。Rainbowの第5期に当たる。
2代目ボーカリストのロニー・J・ディオの歌声があまりにも好きだったため、あまり熱心には聴いていない。
ロニーが歌った方が絶対似合う、2曲目「Eyes Of The World」、デビカバに合いそうな「Love's No Friend」と、グラハムを素通りさせて聴くという暴挙もした。
グラハムは歌はうまいのだろうけど、声質がクリアではなく、聴いてて自分の喉が痛くなるようで、どうもダメなのだ。
だけど、そんな理由で『Down To Earth』を埋没させちゃもったいない。
で、今回のレビューにした。
79年という時代のためか、キーボードがキラキラしている。
「Eyes Of The World」は、コンパクトにまとめられているも、ギターソロはリッチー臭さが充満し、クラシカル度が高くてゴキゲンだ。
「No Time To Lose」はロックンロールナンバーで、パープルさを感じさせる。ロジャー・グローバーのベース・ランニングにもよるのだろう。
こういう曲を歌わせると、グラハムはうまいなぁと素直に思う。
「Sinse You Been Gone」は、キャッチーでアルバムの中で最も好きな曲だ。
グラハムの甘い声がいい。「All Night Long」もこの歌い方なら良かったのに。
ラス・バラードによる曲は、リッチーがよく許したという明るい展開だが、これはこれで楽しめる。それでも、歯切れの良さ、ギターの滑らかさはリッチーならではのものだ。
「Love's No Friend」は、2:42~からのギターソロが美しい。品がある。CDのギターソロにもオーラがあるようだ。
1stと3rdを足して、時代性を15%反映させたような曲作りだ。
久しぶりに聴く「Danger Zone」のイントロは「Still I'm Sad」かと思った。
コージーのドラミングにそれほど元気がないのが残念。まるでやっつけ仕事のようだ。(実際そうか)
「Ranger Zone」のドラミングは好きだ。
ロジャーの個性があちらこちらに顔出している。
なるほど、仕事のパートナーがロニーからロジャーに代わったんだなと納得できる。
グラハムのボーカルも聴いているうちに多少は慣れる。
ドン・エイリーのシンフォニック性は、リッチーによく合う。
楽曲の質が高く、リッチーなりにバラエティ豊かだ。
その後はLAメタルの隆盛を見たが、またその後のグランジをも感じるのは驚きだ。
この方向性で進んで行ってもおもしろかっただろうなと、今なら思える。
3代目のボーカリストの、グラハム・ボネットの3オクタープを超える歌声が聴ける。Rainbowの第5期に当たる。
2代目ボーカリストのロニー・J・ディオの歌声があまりにも好きだったため、あまり熱心には聴いていない。
ロニーが歌った方が絶対似合う、2曲目「Eyes Of The World」、デビカバに合いそうな「Love's No Friend」と、グラハムを素通りさせて聴くという暴挙もした。
グラハムは歌はうまいのだろうけど、声質がクリアではなく、聴いてて自分の喉が痛くなるようで、どうもダメなのだ。
だけど、そんな理由で『Down To Earth』を埋没させちゃもったいない。
で、今回のレビューにした。
79年という時代のためか、キーボードがキラキラしている。
「Eyes Of The World」は、コンパクトにまとめられているも、ギターソロはリッチー臭さが充満し、クラシカル度が高くてゴキゲンだ。
「No Time To Lose」はロックンロールナンバーで、パープルさを感じさせる。ロジャー・グローバーのベース・ランニングにもよるのだろう。
こういう曲を歌わせると、グラハムはうまいなぁと素直に思う。
「Sinse You Been Gone」は、キャッチーでアルバムの中で最も好きな曲だ。
グラハムの甘い声がいい。「All Night Long」もこの歌い方なら良かったのに。
ラス・バラードによる曲は、リッチーがよく許したという明るい展開だが、これはこれで楽しめる。それでも、歯切れの良さ、ギターの滑らかさはリッチーならではのものだ。
「Love's No Friend」は、2:42~からのギターソロが美しい。品がある。CDのギターソロにもオーラがあるようだ。
1stと3rdを足して、時代性を15%反映させたような曲作りだ。
久しぶりに聴く「Danger Zone」のイントロは「Still I'm Sad」かと思った。
コージーのドラミングにそれほど元気がないのが残念。まるでやっつけ仕事のようだ。(実際そうか)
「Ranger Zone」のドラミングは好きだ。
ロジャーの個性があちらこちらに顔出している。
なるほど、仕事のパートナーがロニーからロジャーに代わったんだなと納得できる。
グラハムのボーカルも聴いているうちに多少は慣れる。
ドン・エイリーのシンフォニック性は、リッチーによく合う。
楽曲の質が高く、リッチーなりにバラエティ豊かだ。
その後はLAメタルの隆盛を見たが、またその後のグランジをも感じるのは驚きだ。
この方向性で進んで行ってもおもしろかっただろうなと、今なら思える。