メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Dragon ForceのInhuman Rampage

2006-01-13 22:31:29 | メロディック・ハード
英国が誇るメロディック・ハード、Dragon Forceの3作目。
今回は、めっちゃ速い!疾走曲が並ぶ。

1曲目をスタートした時から、まるで早送りのように速いドラムスとベースライン、いや、リフだって負けてないぞ、「こんなに速く弾けちゃいます」とひけらかすかのように、弾きまくる。
いやぁ~、まさに早送り。笑っちゃいます。
最初は、疾走曲の連続で、いつまで続くと唖然としてましたが、ずっとでしたぁ。^^;

バスドラがあまり鳴らず、ベースも弱め。
テクニカル志向なので、より一層速さが強調される。
デイヴ・マッキントッシュのドラムスの音がヘタすると繋がって聴こえる。いいのか?あり得ないぞ。

メンバーそれぞれテクニカルだが、一本調子で眠くなる。
ボーカルの声だって、好みなのに、哀愁のかけらもなくて惜しい。
日本人にゃ、泣きのギターや感情移入の歌メロが必要なのさ。
ミディアムテンポがあってこそ、疾走曲が際立つってもんだ。

まぁ、テンポのことは置いといておこう。
7分台の曲が揃い、力を注いでいるのがわかるが、いささか冗長気味でコンパクトにまとめた方がいい。
長いのなら、間にスローパートを1分くらい挟んだ方がいい。

ハーマン・リとサム・トットマンのツインギターは、歌メロでは高速リフを鳴らし、ソロではリフとリードに分かれる。
リードはハーマン・リが弾いているのか、ハーモニクスを使ったりして恐ろしく速いのにテクニカルだ。
時折使われるツインギターは、一糸乱れぬ高速ツイン。
何が何だかわからないけど、すごいぞ!!

ZPサートは、Evil Masqueradeのヘンリク・ブロックマンのような細めの声だ。どっちが有名なのかわからないが。
人によっては最高かも知れないけれど、私は疾走曲を半分に減らして、スローやミディアムテンポの曲を増やしてほしい。
テクニカルで適度にシンフォニックで、好きな部類の音だから。

これなら、ファーストのValley of the Damnedの方がいいな。
それでも後半がキャッチーだから89点ってところ。


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