メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Joe Lynn Turner の The Usual Suspects

2007-05-22 22:22:36 | メロディック・ハード
もうじき、Joe Lynn TurnerとAlcatrazzのジョイントライブがあるので、その予習として書いてみる。
実は、ずっと寝かせておいたのだった。(ごめ~ん)

最新作の「Second Hand Life」のひとつ前の作品。2005年作。
言わずと知れた、Rainbowの3代目ボーカリスト。

シンプルなRock'Rollが続く。
3曲目の“Jacknife”はアップテンポで、Rainbowの“Spotlight Kids”を彷彿させる。
4曲目の“Really Loved”は、AORちっくで結構好きだ。
Joe Lynnは、Rockもいいのだが、力を抜いた歌唱法でAORを歌うのが抜群にうまい。
ほんのりソウルちっくで、切なさを感じさせる。
その流れはSunstormで結実している。

5曲目の“Rest Of My Life”はロッカバラード。
フックと展開が多く、“Stone Cold”を感じさせはするが、それよりもアメリカン・ハード・プログレのロッカバラードを感じさせる。
ギターソロは、哀愁を感じさせて、とてもいい。
次作でジム・スタインマンと組んだ曲を披露したのは正解だ。

いい曲がある一方で、捨て曲もある。(シンプルすぎるミディアムテンポのHR)
2007年作の「Second Hand Life」の方がいいアルバムだ。
それは、バラエティに富んだためと、中世の匂いを運んでくれたのと、アメリカン・ハード・プログレを極めたからだ。
つまり、「The Usual Suspects」の流れで、質を高めたのだ。

これも悪くないけど、「Second Hand Life」をオススメする。