メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

HelloweenのKeeper Of The Seven Keys - The Legacy

2005-10-16 21:25:22 | メロディック・ハード
邦題は「守護神伝-新章-」

似たようなタイトルばっかりで、あまり区別がつきましぇ~~ん。
今までカボチャは3枚しか聴いてないので、流れ等は置いといて。。

Helloweenは、メロディック・ハードの基礎を作ったとされている。
ジャーメン・メタルらしく、ツインギターだ。
元気なスピード・チューンが多いと思っていたが、“新章”は陰の要素もある。

1曲目の『The King For A 1000 Years』は大作で13:54ある。
起伏に富み、陰と陽が見事に表現され、大作ならではの冗長さは感じさせない。
2曲目の『The Invisible Man』はGerstner作で、Helloweenの持つキャッチーさと親しみやすさが表現されている。

WaikathとGerstnerのツインギターは強力で、リフといい、ギターソロといい、堂に入っている。風格がある。
メロディ重視ではなく、テクニック重視でもない。バランス重視ってところか。
リヴァーヴ感のあるギターとマイルドなギターの対比が楽しい。

アンディ・デリスのボーカルは、シャウトもきれいに出ており、安定感がある。
声がファズがかっているので好みではないが。。

守護神伝“新章”という割に、以前の作品からの影響はさほど感じられない。
だからこそ“新章”なのだろうか。
勢いを保ちながらも、変化を持たせ、作品の質を高めている。
私は10分を超える2曲の大作が好きだったりする。
プログレがかっていて、変化に富んでいるよん♪

ただ、Come Aliveの一節が“マイアヒ~、マイアハ~”に聴こえてくるのをどうにかしてくれぇぇ~~!!