ａ‐ｎａｔｉｏｎ ｍｕｓｉｃｗｅｅｋ ＩＤＯＬ ＮＡＴＩＯＮ 本公演（夜） ＠代々木競技場第一体育館

という訳で、今日は代々木競技場第一体育館でアイドルイベント。
「ａ‐ｎａｔｉｏｎ　ｍｕｓｉｃｗｅｅｋ　ＩＤＯＬ　ＮＡＴＩＯＮ　本公演（夜）」。

出演（登場順）：
Cheeky Parade、アップアプガールズ（仮）、HKT48、9nine、SUPER☆GiRLS、東京女子流、アイドリング!!!、SKE48。

この1年、毎週のようにアイドル現場に足を運んでいますが。今日の「ＩＤＯＬ　ＮＡＴＩＯＮ」」、マジに今までで最低のクソイベントでした・・・。

理由は三つ。
会場、キャスティング、持ち時間。

まず、会場の代々木競技場第一体育館がそもそもライブに向いていないと思います。
今回、アリーナのＢブロック1列目というかなり良席でしたが、それでもステージは遠く感じます。
アリーナはＥブロックまであって、さらに、2階席、3階席となるとどれだけ遠いのか・・・。

先週のＴＩＦで、すっかり「アイドルとの距離が近いステージ」に慣れてしまったので、特に違和感を感じてしまったんだと思います。

次はキャスティング。
今回の出演は、「事務所」「レーベル」とかの理由で決まったんだろうな、というのが露骨に分かります。
「アイドルファン目線」が欠如しているので、出演したグループの方向性とか性格が違いすぎて、「一緒にステージに立つことの意味」がまるで分かりません。

同じようなごった煮イベントでも、「ゆび祭り」みたいに選ぶ基準がはっきりしていると、客側も安心して見ることが出来たのにね。

最後は持ち時間。
最初、前座で出演した「Cheeky Parade」がたった１曲歌ってステージを後にしたとき、「ああ、やっぱ前座だから仕方がないのかな」と思っていたら、続いて前座で出演した「アップアプガールズ（仮）」は何故か５曲もたっぷり歌いました。
「？？？」。

こんな感じで、登場したグループは３曲から４曲くらい歌うのですが、ＭＣが長いグループがあったりで持ち時間がばらばら。
というか、せっかく出たのに、持ち時間が10分程度ってどうなの？
地下系アイドルイベントかっつうの。

今回のお目当て「東京女子流」もわずか３曲。
しかもＭＣもほとんどないし・・・。
セットリストも「追憶」「Lolita Strawberry in Summer」「おんなじ気持ち」と渋すぎる選曲。
なんで、「Rock you！」で攻めなかったのかな？
会場はSKEファンがほとんどだったんだけど、バラードの「追憶」で、かなり座ってしまって、最後まで会場を沸かせることが出来ませんでした・・・。
うーむ・・・。
女子流ちゃん、ここはもっとガンガン行かなきゃ。
女子流らしい丁寧なダンスや歌唱力は、この客層にはアピールできなかったよ。
「おんなじ気持ち」の途中でメンバーが「皆さん立ってください」ってアピールしてたけど、もう手遅れでした。

オオトリのSKEも登場して１曲歌ってからのＭＣで、「それでは、あと２曲で最後になります」だって。
ずこーっ！
お客のほとんどがSKEファンで、彼女達を聴きたいから集まっているのに、ほとんど詐欺だよ。
一応、アンコール後（会場が盛り上がっていないので、このアンコールも、ぜんぜん力無い薄いものだった）、２曲やったけど、それで終わり。
遠くからわざわざ来た人もいたんだろうに、たった5曲とはかわいそうなこと。

という訳で、「アイドルは金になる」と、それぞれのグループの特性も知らずにキャスティングして、適当に並べただけの「愛」の無い現場。
少しは先週のＴＩＦを見習って欲しい。
あっちの方が100倍は楽しかった。

今年最悪の現場。
これからはこういうイベントは回避で行こう。

あ、「Cheeky Parade」は１曲しか歌わなかったけど、ＭＣで嬉しい発表があって９月の新宿ＢＬＡＺＥ、800枚のチケット完売との事。
これでメジャーデビュー確定？
ＴＩＦでも相当アピールできたと思うし、追い風がびゅんびゅん吹いている感じ。
とにかく良かった。
この勢いで生意気に突き進め！！