東京ナイト

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喜多方のお花見

2012-04-16 00:04:08 | Weblog
週末は喜多方に日本酒造りに行ってきました。
今回の作業は、出来上がったお酒の瓶詰めとお酒の仕込み完成を祝ってのお花見大会。

桜はまだ咲いていなかったのですが、青空の下、美味しいお酒を仲間たちと大騒ぎしながら飲むことが出来ました。

お酒のラベルは自分たちのオリジナル。
みんな思い思いのデザインで作りました。


これまで8年間、毎年続けてきた喜多方でのお酒造り。
でも受け入れ側の酒蔵さんの事情で、今年が最後の仕込みとなってしまいました。
残念ですが、酒蔵さんの負担の大きさも分かるだけに仕方がありません。
むしろよくぞ今まで僕たちに付き合ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。

で、最後の仕込みとなった今年、実に美味しいお酒が出来ました。
五百万石で仕込んだ純米大吟醸。

今日のお花見でも、他の酒蔵の純米大吟醸と飲み比べてみたのですが、本当に雲泥の差。
ひいき目もあるかもしれませんが、「美味しい!」と心から思えるお酒を造ってこれたことは本当に素晴らしい経験でした。

また、毎年通い詰めた喜多方の町。
いろんなお店で宴会した事も良い思い出です。

「ちよもと」「蔵太鼓」「じーま」「君影蔵」「田舎家」・・・。
今は閉店してしまったお店もありますが、いつも美味しい地元の食を堪能しました。

それに北方風土館に併設されていた「良志久庵」。
ここも数年前に閉店してしまいましたが、一番通ったお店。
今でも熱塩温泉の温泉水で仕込んだ超濃厚なお豆腐の味は忘れられません。

あと、文化湯という銭湯。
僕が日本で一番好きな銭湯だったのですが、去年、地震の影響で閉めてしまいました・・・。

なんだか喜多方もお店が減って、だんだんさびしくなっているのを感じていましたが、どこの地方都市でも同じような事が起きているのかもしれませんね。

ずっと東京に暮らしてきた僕にとって、これだけ何度も通うと、なんだか第二の故郷の様な気もしています。
なので、酒造りはいったん終わりですが、これからも時々、喜多方の町には行こうと思います。

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