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『The Road to Graduation Final ~ さくら学院 2012年度 卒業~』

2013-04-01 23:48:11 | アイドル
という訳で、昨日は、さくら学院の卒業式でした。

いつもこのブログは、アイドル現場の感想をグダグダ書いていますが、今回に関しては言葉を失うほどの公演だったと思います。
じっさい、終演後の会場は、ライブが終わった後の高揚感はなく、とても静かな印象でした。
これは決して盛り上がらなかった訳ではなく、なんと言うか、あんまりにも良かったので圧倒されてしまったから、だと思います。

今回の卒業式は、自分の中のアイドル史に確実に記憶される素晴らしいライブでした。
改めて、中元すず香という存在の大きさに驚き、感動させられました。
これだけ心動かされる歌い手は、今のアイドルシーンでは思いつきません。

あー、もうホントに素晴らしかった!!

会場は、東京国際フォーラム ホールC。
場所も素晴らしいし、天井も高く、椅子もふかふか。ゴージャスです。
さくら学院運営の会場選びのセンスは今回もナイス。

チケットは本当は3階席だったのですが、なんと1階席を譲ってくださる方が現れ、良い席で見ることが出来ました。
奇跡! ありがとうございます!

セトリは、いきなり森ハヤシ先生がジャージ姿で登場し、メンバー自己紹介の歌「目指せ!スーパーレディー」から。
メンバーの特徴を的確に捉えた歌詞で、楽しい気分が高揚します。

その後、部活動の歌が続きます。
この前のタワレコイベントでは、コック帽しか見えなかったミニパティも素早い振りがちゃんと見れたし、テニス部の振り付けも可愛らしかった。
でも、やっぱり重音部の盛り上がりは圧巻。
会場中がすごいことになっていました。
個人的には、科学部が良かったかなと。
やっぱり曲が素晴らしい。良質なエレクトロポップで、アイドルソングと言うより一般受けが狙える気がします。
重音部に続くブレイクを期待したいところです。

で、短いVTRが流れ、中元すず香さんのさくら学院結成時からの活動を振り返った後、本人登場でソロ曲「桜色のアベニュー」。
すーちゃんの声って、何か人を惹き付けるものがあります。
それは声量とか歌の上手さとかじゃなく、もっと本質的な存在のあり方によるものだと思います。
ストイックで、でもどこか抜けてて、まだまだ自分に自信がなくて、でも歌うことが大好きな中元すず香という歌い手の「今」を見ることが出来ました。
彼女の道はまだまだこれから長く続くんだと確信できた素晴らしいソロだったと思います。

で、すーちゃんのソロの後、またまた森先生登場。
先生が登場することで、静かな感動に満ちた会場の雰囲気が一変。いきなり楽しくなります。
曲は「ワンダフルジャーニー」。
客席でもフラッグが賑やかに振られ、メンバーも楽しそう。
続いて、初披露のアルバム曲「スリープワンダー」。
ひとりひとり登場して台詞を言うシーンとか面白い。らうちゃんは寝転んで「知らん!」だって。

で、中元すず香さんのMC。
「最後に先生に頼んで、私の歌いたかった3曲をこれから歌います」。
「スクールデイズ」「FRIENDS」「夢に向って」を披露。
あとで、古参のヲタさんに聞くと「スクールデイズ」で指揮をするシーン、すーちゃんが披露するのは初めてなんじゃない?とのこと。
尊敬する彩未ちゃんが指揮するシーンをずっと見ていて、一度は自分でもやってみたかったのかもしれませんね。

「夢に向って」が終わるとすぐ、余韻もなくスタッフが椅子を並べ始めます。
いよいよ、卒業式の開始。
エルガーの「威風堂々」の曲とともにメンバーが登場します。

今年は堀内まり菜さんが「送辞」を読みます。
なんと言うか、とても中2とは思えない実にしっかりした感動的なスピーチ。
いつもの挙動不審な雰囲気はまるでなく、心のこもった送辞でした。
それを聞く、すーちゃんのまっすぐな視線の強さは、この時間を全て目に焼き付けておきたいと言うような力があります。
この辺りで、客席の僕は涙ぐんでしまいました。

送辞を受けて、たった一人の卒業生、中元すず香さんの「答辞」。
一切泣かずに最後まで堂々と誇りを持って話すことが出来ていました。
彼女がこの一年間感じてきた不安。でも支えてくれた仲間達への思い。そういったものが自分の言葉で語られます。
「見事」。何か映画のワンシーンのような雰囲気です。
そしてメンバーひとりひとりに言葉をかけます。
特に一緒に卒業する、まりりちゃんには「広島から通う孤独は私も分かるはずなのに、なかなか理解してあげられなくてごめん」。
客席もじっと彼女の言葉に耳を傾けます。今年の卒業式も厳粛な雰囲気でとても良かった。

答辞の後は、倉本校長と森先生からの挨拶。
倉本校長は、「スーパーレディとして輝くことを期待しているし、信じている」。
特にこの前の公開授業で、すーちゃんが披露した「島唄」を聞いて、彼女の成功を信じられるようになったとの事。
それを受けて、森先生。「中元は、生真面目で、最初は生徒会長なんて出来るのかと思っていた。でも周囲がびっくりするほどの頑張りで大きく成長した。ただ、これからの道はいつも順調とは限らない。何かでつまずいても、それで立ち止まるんじゃなく、自分を信じて進んで欲しい」という心のこもったもの。
相変わらず森先生が話すと笑ってしまうのですが、生徒への愛が感じられるスピーチでした。

いよいよ最後の最後は卒業ソング「My Generation」。
なんと言うか、盛り上がる周囲のお客と一緒になれず、ただ呆然と舞台で歌うすーちゃんを見つめていました。

中元すず香さんが抜けた後、来年のさくら学院の歌割りはどうなってしまうんだろう。
最後、まり菜ちゃんの「来年度のさくら学院もよろしく」という挨拶を聞きながら、彼女は本気でその事を気にしているんだと思いました。
すーちゃんの存在の大きさは、来年度こそ、みんなが身に沁みて分かるはず。
それだけ存在感があると思うし、個人的には、今のアイドルシーンで一番心に響く歌声の持ち主だと思っています。
去年から浴びるようにアイドルソングを聴いてきて、たくさんの現場に通っていますが、ダントツに印象に残る歌い手です。
伸びやかで透明感のある声。それでいて力強く心に響きます。

さくら学院に出会えて、中元すず香に出会えてよかった。
すーちゃんのこれからに期待したいし、期待できると確信した、本当に心に残る素晴らしいステージでした。

中元すず香さん、卒業おめでとう!!

『The Road to Graduation Final ~さくら学院 2012年度 卒業~』 3月31日セットリスト
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