東京ナイト

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ごきげんよう! 船の科学館

2011-10-01 10:06:13 | Weblog
昨日、お台場の船の科学館が閉館してしまいました。

船の科学館といえば、子どものころの思い出があります。
レストランか何かの行列待ちで、係員の対応が悪く、げんなりしていたところ、たまたま通りかかった笹川良一が、すかさず適切な対応をしてくれたこと。
どんな対応だったか記憶が定かでないのですが、「さすが一日一善の人だ」と子供心に感心した記憶があります。



で、それ以来、行ったことがなかったのですが、閉館と聞いて駆けつけました。
いやー、面白すぎです、船の科学館。
時が止まったような展示もあれば、けっこうリニューアルしている部分もあったりして、様々な角度から船について学べます。
そもそも「船」とか「海」について考えることとか普段はまったくないので、なんだか新鮮で、こういう時間って大切だと思いました。

あと、全体的な構成として「科学と発展万歳」的な、おおらかな雰囲気が展示物にも現れていて、和みます。
当時も公害とかいろいろあったと思うのですが、未来に対する希望が感じられて、素直にいいなと思いました。

館として、再出発を計画はしているようでしたが、それ程具体的な話は固まっていなさそうです。
もっとも鉄道博物館にしても、今のより万世橋にあった交通博物館の方が僕にとっては何倍も面白かったので、船の科学館もどうなることやら。
でも何らかの形で再開を願っています。

ごきげんよう! 船の科学館!


船の科学館の入り口に置かれている潜水夫の人形。


展示の目玉、巨大な船のエンジン。美しくてかっこいいです。


巨大なスクリューと人の写真。


昔の潜水夫の装備。素敵すぎます。


南極観測船「宗谷丸」の船室。こちらは医務室でオペの最中。


イルカに乗って海底散歩もできます。


「ごきげんよう!」は海の男達のさよならの挨拶だそうです。

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