まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

有馬記念予想

2019年12月21日 19時44分32秒 | 今日の日記
いよいよ有馬記念です。
たまには私の予想を披露したいと思います。

まずアーモンドアイについてです。
実力はナンバーワンである事は誰しもが疑いないと思います。歴代でも最強レベルの牝馬であると言えると思います。
しかし、香港遠征で軽い熱発を起こしたりと馬自身が競馬に戸惑っているように私には思えます。
完調手前の天皇賞(秋)であの激走は、彼女に狂いを生じさせました。安田記念での不利も彼女にとっては可愛そうな出来事でした。精神的ダメージが色々とありそうです。香港回避も競馬走りたくないよ、と彼女の叫びに私には聞こえます。
最大能力も去年より落ちていると見ています。また、府中で物凄いタイムで勝つような馬は、中山のコーナー6回も回る競馬ではパフォーマンスは確実に落ちると考えます。距離も微妙に長いかと思っています。府中の2400と中山2500は全く別物です。求められる走りは別物だと思います。
しかし、能力は断然ですから軽い印には落とせません。まともならばこのメンバーでも2馬身突き放すでしょう。私の中ではウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ級の馬だと思っています。これは私が言うのもおかしな話ですが、最大級の賛辞です。これだけの馬だからもう引退させてあげたいと言うのが本心です。


そこで本命はフィエールマン。凱旋門は例外と考えてみると国内ではあまり負けていません。そもそも数走っていないからわからないだけ。私はデビューから見ていますが、この馬強いですよ。手塚厩舎の英才教育を受け大事に大事に使われているから数走りません。この馬は典型的なディープインパクト産駒の走り方ですから、札幌や凱旋門のような馬場は向きませんでした。今年、中山コースを走っているのもいいですね。また、ルメールから池添騎手に変わるハプニングも私の心をくすぐりました。フィエールマンの出資者は怒っていないのでしょうか?私ならクラブに抗議文ですよ(笑)何故ルメールは裏切るのだ!と。競馬において騎手は極めて大きなファクターでして、馬が強くても勝てないレースはたくさんあります。
池添騎手は中山コースは蛯名騎手の次に上手いです。彼は有馬の勝ち方を知っているし、勝てる力のある馬に乗れば、しっかり能力通り走らせる騎手です。頻繁に穴を開ける騎手ではありません。要するに馬を操作する技術が高いのです。勝負に対する嗅覚が卓越しているのです。本命馬をしっかり勝たせる事がどれだけ難しいか。あのマイルCSの神騎乗は福永騎手のそれより素晴らしかった。福永騎手もインディチャンプを上手に乗りこなしていますが、彼は一発で最良の結果を出しました。これが事実です。これが池添騎手の技術なのです。何故、オルフェーヴルの凱旋門で彼を乗せなかったのか。ノーザンファームは一生後悔すべきだと思うのは私だけ?


対抗はリスグラシューにしたいと思います。実はレーンで無ければ本命でした(笑)
彼女の今年の充実ぶりは大変なもので、宝塚記念を快勝したあとオーストラリアでコックスプレートを後ろから行って勝ちました。相当強い2戦でした。馬は完全に本格化しました。脚質にも自在性があり、タフな競馬に強い印象です。また、枠も良くD.レーン(インディチャンプの香港での最低騎乗は一生忘れません)も特例を使い、わざわざ乗りに来るのも本気度合いが感じられます。また、調教も目一杯仕上げています。引退レースとは思えない凄い調教を見て、勝つのはこの馬かなと。最後とばかりにお釣りがないくらいに追い込みを掛けていますので、陣営の本気度もかなり高いと思います。アーモンドアイではなく、敢えて対抗はリスグラシューにしたいと思っています。


例年であれば、菊花賞からの直行や3歳馬は重視しますが、今年の3歳は例年に比べて弱いと思っていますので、印は下げました。夏以降、古馬混合戦で3歳馬は重賞をあまり勝っていないと言うのが大きな理由です。
また、私が最高に信頼する音無厩舎への感謝と、ステイゴールド産駒の応援の意味を込めてスティッフェリオを大穴として挙げさせていただきます。中山2500はステイゴールドの庭だし、生野助手の話では、この中間、動きが変わってきたそうです。奥手であるステイゴールドの成長力に期待したいです。何より枠が良く、競馬を見ていて勢いのある丸山元気騎手の積極的な競馬に期待したいです。4コーナー先頭で来ないかなと密かに期待しています。頭は無くても3着はあるのでは?


◉フィエールマン
○リスグラシュー
▲アーモンドアイ
注スティッフェリオ
△サートゥルナーリア
△ワールドプレミア
△ヴェロックス