がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

もうすぐ本ブログ開設1周年

2007年12月25日 | Weblog
2007年12月25日 10時42分記載

誕生日とか記念日といったものを過ぎてから思い出すことが多くなってきたので、覚えている今、タイトル記載の件についての記事を書いておく。



本ブログを書き始めたのは昨年末、会社が年末年始の休みに入り、少し時間が出来たことによる。その頃はまだ厳しい治療を終え退院してから1年4ヶ月の時点で、フルタイム勤務をしていたこともあり、長くは続かないのではないかと思いながら書き始めた。

しかし、当初の想定を越えて、今でも続いている。嬉しい誤算というべきか。



私として喜ばしかったのは、発信主体という性質を備え持つ「ブログ」にあって、同病・同系統の病気の方々等との関わりを持ちながらブログ作成を進められたことである。

人間の行為は詰まるところ自己満足であり、それは当ブログも変わらない。しかし、そのような当ブログであっても、ほんのいくばくかは誰かしらの何かしらに役立ったように思う。(他方で、強い言い切りで多くの人々を傷付けたろうとも思っている。)



誰かしらの何かしらに役立ったというのは私の誤解かもしれないが、アクセス解析を見て、読んでいてくれている人がいる間は、細々とではあるが続けていきたいと思う。



後半はブログタイトルと大分ずれ込んできてしまっているが、テーマを見て読み分けて頂けたらと思う。


NEWS23~生活破壊~

2007年12月25日 | Weblog
2007年12月25日 00時14分記載

いや~身につまされる。核兵器よりもよっぽど怖い。



うつ病や失明、リストラ等で仕事を失い、ギリギリ以下の所で生きている人が紹介されていた。最後の所は生活保護で手を差し伸べるべき国が、地方自治体が、手を引っ込める。



姥捨て山政策と同様、国は社会保障費の圧縮に躍起である。生活保護費も例外ではない。自治体の窓口では「水際作戦」という作戦を立てて生活保護受給申請者を暴言・罵詈雑言で追い払う。「ネットカフェで暮らせば?」と担当者に言われた受給申請者も紹介されていた。



確かに不正受給はある。暴力団員が受給しているという不適切な実態もある。しかし、それらは全体の1.2%に過ぎない。その1.2%を追い払うために社会権の正当な行使である生活保護受給申請を排除してはならない。明確な法令違反であり、誤った法令の運用である。



今、我が国に年収200万円以下で暮らす人々は1022万人。貯蓄の無い世帯は23%。OECD加盟30ヵ国の中で昨年生活実態を調査した17ヵ国中、貧困率は第2位。国の政策、間違ってないか?



今は「勝ち組」だと思って他人事だと考えているそこの貴方!実は未来の貴方の姿かもしれませんよ。

なぜなら、自分も病気になるまでは「勝ち組」に分類されると思っていたから。「負け組」に入るのはアッという間ですよ。




「自己責任」という言葉について筑紫さんが多事争論で語っている。それを見て・読んで、「自己責任」の意味についてよくよく考えてみてもらいたい。