がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

山本孝史参議院議員死去

2007年12月23日 | Weblog
2007年12月23日 14時38分記載

本ブログ7月29日掲載の記事(→ http://ameblo.jp/shiratasan-daisuki/archive2-200707.html )で紹介した山本孝史参議院議員が胸腺がんのため昨日亡くなった。享年58。有為な国会議員が一人居なくなってしまったことに国民の一人として大変残念に思う。心よりご冥福をお祈りしたい。



山本議員を支え、また、支えられた人々が、氏の遺志を継ぎ、がん対策をはじめとした氏の手掛けた諸政策を少しでも前進させてくれるものと思う。



私に何が出来るのかわからないが、今生きている人間として、一人のがん患者として、出来ることは私もしていきたい。 



参照URL http://www.ytakashi.net/

http://2nd-opinion.eee.ne.jp/




訃報

2007年12月23日 | Weblog
2007年12月23日 14時01分記載

大学のゼミでお世話になった粕谷友介先生が心不全のため20日に亡くなった。享年68。

先生は憲法学者であると同時にキリスト教神父でもあり、憲法学とキリスト教に奉げた一生だったと言ってもいいかもしれない。



先生とは所々考え方が違い、今よりさらに青臭い学生時代には、種々論争をしたことが思い出され懐かしい。



憲法改正の限界について先生は、法実証主義の考え方に基づいて無限界説を唱えてらっしゃったが、自然法思想に強い親和性を感じていた私は限界説を唱え、強く反論していた。

また、憲法判断の効力に関しても、先生は一般的効力説を支持してらっしゃったが、個別的効力と考えるべきではないかとする私がこれまた強く反論していた。

そのように書生気質丸出しの私に対し、「君も粘るね~」と笑いながらおおらかに対応してくれていた姿が思い出され懐かしい。



先生は佐藤功先生の直弟子で、内閣法制局参事官として日本国憲法制定に深く関わった佐藤功先生から聞いた憲法制定過程の裏話を教えてくれ、大変興味深かった。



佐藤功先生は昨年亡くなられ、後を追うように今年粕谷先生が亡くなられた。

天国で師匠と出来の悪い弟子(自嘲気味によくそう仰っていた)としてまた憲法について語りあっているのかもしれない。



心よりご冥福をお祈りする。



なお、告別式は2008年1月9日(水)13:30より、上智大学内にある、聖イグナチオ教会主聖堂で執り行われる。