2008年01月31日 20時26分記載
今日発売の週刊文春は、道路特定財源特集号と言っても」いいような内容で、櫻井よしこ氏の『自民党「道路改革」の裏切り者 小泉・安倍政権の「一般財源化」をお忘れか!』との記事を筆頭に、『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』という記事や、『古川元久VS上杉隆 福田総理 環境破壊の屁理屈に騙されるな』といった記事が続く。この中から、『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』の中身を一部紹介したいと思う。
『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』の記事では、民主党の浅尾慶一郎参議院議員が、国会で調査した内容や国土交通省への質問主意書に対する国土交通省のふざけた回答が紹介されているのだが、浅尾慶一郎参議院議員によれば、道路財源の国交省による流用は以下の通りだそうである。
・国土交通省道路局の人件費として694億円(2007年度)
・宿舎費25億円(2007年度)
・購入した乗用車922台(2003年時点。多くが300万円以上のハイブリッドカー。中には550万円以上の車も。一台300万円と仮定して計算した場合、乗用車購入費用は27億6千6百万円)
・レクリエーション費5116万円(’内訳としては、野球のボール、バット、グローブ、キャッチャーミット、マスク、プロテクター、ベース、用具用鞄、ユニフォーム、同様に、サッカー・フットサル・ソフトボール・バレー・卓球の道具一式、碁石、碁盤、将棋駒、将棋盤、バトミントン大会・ソフトボール大会の会場借上料)
一議員が調べただけでここまで出てくるのだから、民主党は(勿論社民党や共産党でも構わない)党を挙げて国土交通省の「罪」をあぶり出して欲しい。そうすることによって、厚生労働省・社会保険庁が年金保険料を流用・横領していたように、国土交通省も道路特定財源をまるで自分の金であるかのように使っていたことを挙証して、特定財源・特別会計なんてろくな事にならないということを天下に知らしめ、国土交通省から道路特定財源という財布を取り上げてもらいたい。それを自民党が呑まないのであれば、3月末までの採決などする必要はない。なぜと言って、小泉も安倍も道路特定財源を一般財源化すると言っており、先に約束を破ったのは自民党政権なのだから。それを有権者がどう判断するかは次回総選挙で審判を受ければいい。
ただ、自民党が一般財源化を呑む場合は(万に一つもないと思うが)暫定税率維持でも止むを得ないかと思う。なぜなら小泉も安倍も一般財源化は約束していたが、暫定税率廃止までは約束していなかったのであるから。優先順位としては、まず、道路特定財源を廃止することである。これだけは絶対に譲れない。そういう覚悟で野党には国会審議に臨んでもらいたい。
今日発売の週刊文春は、道路特定財源特集号と言っても」いいような内容で、櫻井よしこ氏の『自民党「道路改革」の裏切り者 小泉・安倍政権の「一般財源化」をお忘れか!』との記事を筆頭に、『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』という記事や、『古川元久VS上杉隆 福田総理 環境破壊の屁理屈に騙されるな』といった記事が続く。この中から、『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』の中身を一部紹介したいと思う。
『「公務員宿舎八千戸」「公用車九百台」 道路財源 あきれたムダ使い一覧』の記事では、民主党の浅尾慶一郎参議院議員が、国会で調査した内容や国土交通省への質問主意書に対する国土交通省のふざけた回答が紹介されているのだが、浅尾慶一郎参議院議員によれば、道路財源の国交省による流用は以下の通りだそうである。
・国土交通省道路局の人件費として694億円(2007年度)
・宿舎費25億円(2007年度)
・購入した乗用車922台(2003年時点。多くが300万円以上のハイブリッドカー。中には550万円以上の車も。一台300万円と仮定して計算した場合、乗用車購入費用は27億6千6百万円)
・レクリエーション費5116万円(’内訳としては、野球のボール、バット、グローブ、キャッチャーミット、マスク、プロテクター、ベース、用具用鞄、ユニフォーム、同様に、サッカー・フットサル・ソフトボール・バレー・卓球の道具一式、碁石、碁盤、将棋駒、将棋盤、バトミントン大会・ソフトボール大会の会場借上料)
一議員が調べただけでここまで出てくるのだから、民主党は(勿論社民党や共産党でも構わない)党を挙げて国土交通省の「罪」をあぶり出して欲しい。そうすることによって、厚生労働省・社会保険庁が年金保険料を流用・横領していたように、国土交通省も道路特定財源をまるで自分の金であるかのように使っていたことを挙証して、特定財源・特別会計なんてろくな事にならないということを天下に知らしめ、国土交通省から道路特定財源という財布を取り上げてもらいたい。それを自民党が呑まないのであれば、3月末までの採決などする必要はない。なぜと言って、小泉も安倍も道路特定財源を一般財源化すると言っており、先に約束を破ったのは自民党政権なのだから。それを有権者がどう判断するかは次回総選挙で審判を受ければいい。
ただ、自民党が一般財源化を呑む場合は(万に一つもないと思うが)暫定税率維持でも止むを得ないかと思う。なぜなら小泉も安倍も一般財源化は約束していたが、暫定税率廃止までは約束していなかったのであるから。優先順位としては、まず、道路特定財源を廃止することである。これだけは絶対に譲れない。そういう覚悟で野党には国会審議に臨んでもらいたい。