がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

金八先生終わっちゃったね

2011年03月27日 | Weblog
2011年03月27日 23時06分10秒

金八シリーズでは、腐ったみかんの方程式の第2シーズンが個人的には好きだったかな。



先生物(?)では、一番好きなのは「教師びんびん物語」で、今見てもぐっとくる。俊ちゃんの「俺はビッグだ」発言であまり表に出てこなくなっちゃったから、続きのシリーズとか、スペシャル版が見られなかったけど、いい番組だったと思う。



次に好きなのは、「みにくいアヒルの子」で、これまたいい。



まだ見たことない人は見てみて。お勧め。



金八にしても、教師びんびんにしても、みにくいアヒルの子にしても、共通するのは、子供に対する情熱(思い)があること。先生である以上、やっぱり情熱(思い)がないとね。



最近だと「ウザい」とか言われるのかもしれないけど、先生たるもの「ウザい」ぐらいじゃないと、と思うね。




元教え子達はどうしてるかな。久しぶりに会ってみたくなっちゃったな。


震災2週間 災害弱者への支援が最優先だ(3月26日付・読売社説)

2011年03月27日 | Weblog
2011年03月26日 22時13分34秒

URL http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110325-OYT1T00969.htm



「東日本巨大地震の発生から2週間が過ぎた。

 突然の地震と大津波に幸せな暮らしを奪われた被災者。町ごとのみ込まれ、瓦礫(がれき)の山と化した被災地。惨状に言葉もない。

 犠牲になった人は、確認されただけで1万人を超えた。行方のわからない人は少なくとも1万7000人に上る。

 改めて、亡くなった方々にお悔やみを、被災者にはお見舞いを申し上げたい。

 お年寄りなど「災害弱者」が大勢、犠牲になっている。

 読売新聞が岩手、宮城、福島、茨城、千葉の5県で年齢の分かっている犠牲者2853人について調べたところ、70歳以上が5割近くに上っていた。60歳以上に広げると6割を超える。人口に占める割合の約2倍の比率だ。

 津波から逃れるには、とにかく急いで高い場所を目指すしかない。独り暮らしで避難の呼びかけが届かなかった人、体が思うように動かなかったお年寄りたちは、高台やビルの上階などにたどり着けなかったのだろう。

 阪神大震災でも犠牲者の半数は60歳以上だった。その後も大規模災害のたびに、高齢者や、体に障害を持つ人たちの逃げ遅れが問題になってきた。

 政府は市町村に対し、「災害時要援護者」の避難支援計画を作るよう求めている。だが、総務省消防庁の全国調査によると、計画を作り終えた自治体は、昨年度末で63%にとどまっている。

 個人情報保護を偏重するあまり名簿作成に消極的だった自治体もあるという。全市町村で計画を作成し、災害に備えるべきだ。

 今も1都15県の2000近い避難所で、24万人以上が不自由な生活を強いられている。

 避難所では、災害弱者への目配りが大切だ。持病を抱え、苦しんでいるお年寄りも多い。

 医療と介護のスタッフや医薬品を十分に届けたい。体調の悪い人や要介護度の高い人などを、被災地外の病院や施設が速やかに受け入れられるよう、自治体間で連携して支援する必要があろう。

 仮設住宅の建設と併せ、各地の公営住宅が被災者を受け入れる準備を始めた。建て替えのため休業中だった都心のホテルも提供を申し出た。歓迎すべき動きだ。

 入居を始める順序も、高齢者や障害者、乳児を抱える家族などを最優先にしてもらいたい。

(2011年3月26日01時10分 読売新聞)」

節電は家庭用の値上げで=生産拠点への供給優先-与謝野経財相

2011年03月27日 | Weblog
2011年03月25日 22時56分21秒

URTL http://www.jiji.com/jc/zc?key=%cd%bf%bc%d5%cc%ee&k=201103/2011032500410



「与謝野馨経済財政担当相は25日の閣議後会見で、電力対策について「大事なのは日本経済の生産拠点に連続して電力を供給すること。そのためには一般家庭の節電をお願いする」と述べ、家庭用電力料金の体系を見直して値上げすべきだとの考えを表明した。同日の電力需給緊急対策本部で提案した。
 東京電力の家庭用料金は3段階制で、毎月の使用量が120キロワット時と300キロワット時を超えるごとに単価が上がる仕組み。与謝野経財相は「第1段階の最低料金のところを少し狭めるとか、(各段階の料率の)上昇率を高くする」との具体的な考えを示した。
 東電管内では東日本大震災の影響で供給不足の長期化が懸念されるが、節電には企業など大口需要家への対策も不可欠。家庭により大きな負担を求める案には反発が予想される。(2011/03/25-11:47)」



さすが落選議員。ずれた感覚してやがる。



日本国民は、料金値上げなんかされなくたって節電する。皆ギリギリの所まで節電してるし、計画停電に文句も言わない。



むしろ引き上げるべきは企業(事業所)で、企業は利益をあげるのが第一の使命だから料金値上げには敏感に反応する。そこを狙って需要を抑制すべき。



こんな小泉政権の残滓が閣僚を務めてるのだから菅内閣は終わってる。


被災者に寄り添わないセ・リーグの不思議な人たち

2011年03月27日 | Weblog
2011年03月23日 17時17分21秒

URL http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110323/bbl11032315080026-n1.htm



「2011.3.23 15:04

 【古往今来】

 東日本大震災を受けて、プロ野球はセ・リーグが今月(3月)29日、パ・リーグが4月12日に“分離開幕”の予定だ。パは楽天の本拠地・仙台が被災したため、早々に開幕延期を決定。しかし、セは当初予定の3月25日開幕に固執、文部科学省のナイター自粛要請を受けて、急遽(きゅうきょ)4日間の延期を決めている。

 万単位となった死者・行方不明、放射性物質漏れ、集団避難、計画停電…。国難に直面しながらのプロ野球開幕である。開幕延期を拒み、あくまで3月25日開幕を主張したセ・リーグに対し「こんな時に何を考えているのか」と世論は厳しかった。

 災害に際して、よくスポーツ界は「こういう時こそ勇気や希望を与えたい」という。セの球団幹部もこの言葉を口にして、開幕延期反対の理由に挙げた。巨人・清武英利球団代表は「経済活動を停止したら日本社会は沈没するだけ。何でもかんでも自粛すればいいというものじゃない」と、開幕強行を主張した。

 巨人の渡辺恒雄球団会長も「戦争に負けた後、3カ月で選手、監督から試合をやりたいと声があがり、プロ野球を始めた歴史もある」と早期開幕に旗を振った。

 しかし、どれも開幕強行を納得させるものは伝わってこない。透けてみえるのは、開幕延期による損得勘定、経営判断だ。逆に開幕延期を唱えたヤクルト・宮本慎也内野手の言葉がすんなりくる。「なぜ開幕にこだわるのか。野球で勇気を与えるというけれど、今はまだその時期ではない。思い上がりもいいところだ」。人情の機微を理解しているのは、経営者より野球選手の方だった。

 楽天・星野仙一監督も「阪神・淡路大震災のときは、発生から開幕まで2カ月以上がたっていて、完全に復興に向かっていた。今はまだ復興どころじゃない」と開幕強行に苦言を呈する。

 わずか4日の開幕延期で世間は納得するだろうか。援助物資、避難受け入れ、復興ボランティア。日本中が被災者や被災地の気持ちに寄り添おうとしているのに、セ・リーグの中には不思議な人たちがいる。(福島保/SANKEI EXPRESS )


巨人オーナー、開幕見直し要請に不快感=プロ野球

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月23日 00時27分49秒

URL http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c2%ec%c9%a1&k=201103/2011032201199  



「プロ野球巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、蓮舫節電啓発担当相が、セ・リーグの29日開幕を見直すよう求めたことについて、「開幕はお上(政府)が決めることですか。節電に協力してくれということでしょう」と不快感を表した。
 また、パ・リーグが開幕を4月12日に延期した件に触れ、「交流戦ができるのかどうか。交流戦がいらないのであれば、それなりの考え方はあるが」と述べ、「セだけ、パだけで決めてもうまくいかない」との考えも示した。 (2011/03/22-23:30)」



読売の増長ぶりというか、思い上がりは甚だしいな。



お上が言ってるんじゃないんだよ。国民が言ってるんだよ。選手会が言ってるんだよ。



こういう時こそお得意の世論調査をしてみたらいいんだよ。7割ぐらいが選手会の方に賛成だから。



しかし、「交流戦ができるのかどうか。交流戦がいらないのであれば、それなりの考え方はあるが」との発言は如何なものかね。誰を恫喝したいのかね。


原発は重要エネルギー源=地震多いのは運命-与謝野経財相

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月22日 22時19分29秒

URL http://www.jiji.com/jc/zc?key=%cd%bf%bc%d5%cc%ee&k=201103/2011032200270  



「与謝野馨経済財政担当相は22日の閣議後会見で、福島第1原発事故に関連し、「日本中どこの地域を探しても環太平洋火山帯の上に乗っている国だから(地震が多いという)その運命は避けようがない」と述べた。これは原発推進の立場から地震が多いことは原発を止める理由にならないとの考えを強調した発言。
 同相は「将来とも原子力は日本の社会や経済を支える重要なエネルギー源であることは間違いない」と語り、あくまでも原発を続けるべきだとの考えを示した。(2011/03/22-10:20)」



与謝野の選挙区である東京一区にバンバン原発を新設してもらいたいね。


年金特会の震災復興利用は好ましくない=与謝野担当相

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月22日 22時04分37秒

URL http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103220035.html



「2011年3月22日10時5分



[東京 22日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は22日朝の閣議後会見で、東日本大震災の復興財源に年金特別会計を利用するのは好ましくないとの考えを示した。

 また、自民党との大連立については、意思決定の速度を速めることができるとして「私は願っている」明言。期待を表明した。

 与謝野担当相は復興財源について、捻出には経費節減と新税の導入、公債発行の選択肢があるとしたうえで「年金特会にはお金はあるが、(それを)災害復旧に使うのは年金に対する基本的な考え方を崩す。好ましくない」と否定的な見解を示した。

 大連立の可能性に関しては「(国会内で)ねじれが発生して以降、物事の決まり方が社会のスピードについていけない現象が起きている」とした上で「国会構成を考えると、野党にも半分の発言権と責任がある」とあらためて指摘。「意思決定の速度を速める仕組みを作るのに、ベストなのは連立を組むこと」と言及した。

 さらに、菅直人首相と電話会談した後の谷垣禎一・自民党総裁の記者会見は「必ずしも今後一切、そういう(大連立の)可能性がないと断定的に拒絶したのではなく、電話で(入閣を要請したと)の話がただ唐突であった」との内容だったとして「願わくばそういうことが実現できれば、震災対策を始め国民に必要な事柄が迅速かつ的確に決まっていくのではないか」と期待をにじませた。

 協調介入後の金融市場動向と見通しを問われた与謝野担当相は「為替や株などの市場動向は、参加している人の心理的な動きの総和。ひとりで予想がつくものではない」と明言を避けた。

 みずほ銀行のシステムトラブルについては「(資金の)受払いは銀行の基本的な仕事。きちんとできないのは銀行として落ち度がある」として「コンピュータシステムを安定的に運営するのは難しいが、きちっとやってほしい」と述べた。

 エネルギー政策と原子力利用についての質問には、原子力が「日本の社会や経済を支える最も重要なエネルギー源であることは間違いない」と答えた。」



相変わらずのペテン師ぶり。



金に色は付いてないんだから、年金特会の金を復興に使えばいい。



年金特会の金を災害復旧に使うと年金に対する基本的な考え方を崩すというなら、年金特会の金で、年金給付に投入されている税金7.5兆円を賄って、それで浮いた7.5兆円を災害復旧に回せばいい。(法改正が必要なら法改正すればいい。)



現在、増税できる環境にない以上、積んである金を使えばいい。



どうしても消費税増税をしたいんだろうな、与謝野の馬鹿は。


澤口俊之先生ブログ「脳科学者はかく稽ふ」のご紹介

2011年03月23日 | Weblog
2011年03月18日 23時57分24秒

ほんまでっかTV等でおなじみの澤口俊之先生の記事が読み易かったので、ここに紹介したい。



URL http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2011/03/110316.html#more  



記事タイトル 原発被曝:正確な情報を(11/03/16)



「こうした状況なので,ごく簡単に,あえて淡々と・・・。

3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響はまさに計り知れず,言葉を失い続けてしまうが,原発(原子力発電)の被害との関係で,次の2点を強調しておきたい:

1)放射線(その量の単位は通常シーベルト,Sv),放射能(放射線を出す能力,単位はベクレル,Bq),放射性物質(放射能をもつ物質)の区別を明確につける。
2)放射線被曝に関しては,専門家による情報を最重視する。

被曝に関しては,まずは,被曝した放射線量が当然ながら重要で,「100ミリシーベルト」が一つの目安になる。数年といった長期間で累積100ミリシーベルト以内の被曝なら健康になんら問題ないし,一度にまとめて被曝しても(妊婦さんを除いて)許容できる量である(補足5,6を参照のこと)。

健康に問題が生じる可能性があるのは100ミリシーベルトを超えた場合で,「一度にまとめて(1時間以内ほど)」という状況の場合,200~250ミリシーベルトがギリギリの許容範囲で(現在までに,臨床的な悪影響はほとんど報告されていない),250ミリシーベルトを超えると免疫系の障害リスクが大きくなる(とくに白血球の減少)。500ミリシーベルトを超えると免疫系の障害リスクはさらに大きくなり,リンパ球減少や白血病発症などのリスクが高まる。1000ミリシーベルトになると急性の被曝障害が出るほどで,非常に危険である。

こうした被曝で注意すべきなのは,放射性物質による被曝かどうか,である。


被曝は放射線によって起きるが,その放射線は人体から離れた場所から来ることが普通である(たとえば胸部X線,1回0.2ミリシーベルト程度;日常的にも常に自然環境から放射線を浴びている--年間では世界平均で2ミリシーベルトほど)。つまり,「外部被曝」である。

一方,放射性物質自体による被曝の場合には,その物質が体内に取り込まれて「内部被曝」が起きてしまう可能性があり,危険である(皮膚に付着した場合には外部被曝も起きる)。
また,放射性物質が漏れた場合,どのような物質なのかが問題になる(その物質の放射能も)。人体との関係では,放射能をもつヨウ素,セシウム,そしてストロンチウムが主な問題となる放射性物質である。
原発はウラン(ウラニウム235)の核分裂を応用したものなのに何故こうした物質が問題になるのか不思議かもしれないが,核分裂の「生成物」として,こうした物質が作られてしまうのである。

これらのうち,ヨウ素は甲状腺ホルモン形成に必須なため,放射性ヨウ素(放射能をもつヨウ素)は甲状腺に蓄積され易く,甲状腺がんのリスク要因になる。そのため,ヨウ素を多量に摂取することで,放射性ヨウ素の蓄積を防ぐことができる。とくに,あらかじめ多量にヨウ素を摂取しておくことが有効である(補足2を参照のこと)。
他の放射性物質(セシウムとストロンチウム)は腸や骨髄に悪影響を及ぼしたり,白血病のリスク要因になったりするが,「予防策」は残念ながらない(補足3を参照のこと)。

そのため,「どのような放射性物質が漏れたのか,どの程度の範囲に拡散したのか,その放射線量は単位時間当たりどの程度なのか」ということに関する正確な情報が必要になる。

こうした情報を明確化できるのは専門家だけだと考えた方がいい。放射線・放射能・放射性物質の区別すらできない一部の政治家や報道関係者の情報の正確さは低いとみなしてよい。

情報の正確さ(+迅速さ)は,こうした状況では前提である。ただし,いくら正確で多様な情報を素早く得ても,それらを適切に活用できる能力(結晶性知能)がないと意味がない。
そうした能力をもつ方々は,被災者の方々の中にも必ずおられるはずなので(とくに中高齢者),正確な情報を被災者の方々にきちんと,かつ,迅速に伝えるべきである--政府関係者など,伝える側の「レベル」も大きな問題になるが・・・。

【補足】
注意点・補足をまとめて・・・

1)マイクロとミリの区別について:
普段なら分かりきったことだが,こうした非常時では,マイクロ(µ,10のマイナス6乗)とミリ(m,10のマイナス3乗)をついつい混同し易いので注意したい。100マイクロシーベルト=0.1ミリシーベルト;1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト。

2)ヨウ素摂取について:
これは専門医の指導で行なうべきで,市販のうがい薬などを飲むことは,その少ないヨウ素量から見て無意味で,うがい薬成分から見て有害である。

3)マスクの着用について:
マスクの着用は意味がある。セシウムとストロンチウムの内部被曝の根本的予防策はないが,原子量が大きいため,内部被曝を低減できる(ヨウ素の内部被曝も)。
同じ理由で,帽子や衣服の着用,屋内退避も「予防・低減」として有効。雨に放射性物質が含まれている場合は傘が有効;「放射線」はマスクや衣服などを通るが「放射性物質」は別--この点からも「放射線」と「放射性物質」の区別は重要。

4)「放射能」について:
各種報道などをみる限り,「放射能」を「放射性物質」と同義に使っていることが多い。「放射能を含んだ水蒸気(又は白煙)が上がっている」「白煙に放射能が含まれている」という言い方の場合,「放射能=放射性物質」とみなしてよい。

5)周囲での放射線量の増加について:
福島第1原発から約20キロ離れた地域での放射線量が1時間当たり255~330マイクロシーベルトになっているとの報道があるが,1時間当たり0.255~0.330ミリシーベルトなので,数時間ではなんら問題ない。
ただし,500時間(約20日間)以上浴びた場合,累積で100ミリシーベルトを超えるので健康上のリスクが心配される。1000時間(約41日間)以上では,リスクはかなり高く,危険。

6)周囲での放射線量の増加について-2:
東京などで放射線量に関して心配している方が多いようなので・・・。
放射線量は風向きや時間によって変動するが,福島原発周辺で屋内退避指示が出ている範囲では15日21時で最大330マイクロシーベルトを記録したものの,16日では屋外で1時間当たり最大80マイクロシーベルト=0.08ミリシーベルト以下だった。この場合1250時間(約52日間)浴びても累積100ミリシーベルトなので,屋外に2ヶ月間いても深刻な影響はない。屋内では屋外の約8%ということで,屋内なら屋外が80マイクロシーベルトであっても650日間いても,大きな問題にならない。
一方,屋内退避指示が出ている範囲より外側の地域では,(当然ながら,かつ,定義上)放射線量は微量である。
くだんの東京では16日朝で1時間当たり最大0.143マイクロシーベルト=0.000143ミリシーベルトで,何の問題もない(マスクもヨウ素も不要)。この最大値が699300時間(約29137日,約79年)続いて累積100ミリシーベルトになる程度の値である。自然環境からの放射線でも世界平均で年間約2ミリシーベルト,80年で累積160ミリシーベルトであることからみても,何の問題もないことは明らかである。
逆に言えば,毎時0.000228ミリシーベルト=0.228マイクロシーベルトが「自然被曝の世界平均値」であることに留意しておいた方がいいと思う(自然被曝の世界平均値は年間2.4ミリシーベルトというデータもあるので,今述べた値はかなり控えめである;2.4ミリシーベルトで計算すると,毎時0.000274ミリシーベルト=0.274マイクロシーベルト)。 」



東日本大震災:石原知事「津波は天罰」

2011年03月15日 | Weblog
2011年03月14日 23時56分27秒

URL http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110315k0000m040043000c.html  



「東京都の石原慎太郎知事は14日、東日本大震災に関連し「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」と発言した。蓮舫節電啓発担当相から節電への協力要請を東京都内で受けた後、記者団に語った。多くの犠牲者が出ている災害を「天罰」と表現したことが、被災者や国民の神経を逆なでするのは確実だ。

 石原氏は「天罰」発言の前段として「去年一番ショックだったのは、おじいさんが30年前に死んだのを隠して年金詐取する、こんな国民は世界中に日本人しかいない。日本人のアイデンティティーは我欲になっちゃった」と述べていた。また「残念ながら無能な内閣ができるとこういうことが起きる。(95年の阪神大震災の際の)村山内閣もそうだった」とも語った。【青木純】」



お前に天罰がくだらないのが不思議だな。


3号機爆発 負傷者10人に 東電福島事務所

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月14日 15時09分07秒

URL http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110314/dst11031413130071-n1.htm



「東電福島事務所は14日午後1時過ぎ、福島第1原発3号機の爆発事故で、これまでに計10人が負傷したと発表した。

 内訳は、東電社員4人、協力会社の従業員2人と、自衛隊員4人。自衛隊員を除く6人については、意識があることを確認しているという。」



安全だと言い募って原発を推進してきた歴代経済産業大臣(通産大臣)、歴代経産省(通産省)事務次官・局長、大手マスメディア首脳が、現場に行って、被曝しながら作業したらいいんじゃないかね。



東電も、社員や協力会社の社員にやらせないで、社長以下、役員が被曝しながら作業したらいいんじゃない。



ノブレス‐オブリージュ(noblesse oblige)って言葉知らんのかね。



※ノブレス‐オブリージュ:身分の高い者は、それに応じて果たさねばならない社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。


東日本大震災:サポート情報…生命保険会社

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月13日 13時18分57秒

URL http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110313k0000m040024000c.html



「◇生命保険会社

 日本生命保険、第一生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険、太陽生命保険は、東日本大震災で被災した契約者に対し、不慮の事故で死亡・負傷した場合に払われる災害死亡保険金や災害入院給付金を、全額支払う特別措置を実施する。

 各社の契約では、大規模地震などで想定以上の被災者が出た場合は、保険金支払いを免除・削減できるとの規定があるが、今回は適用しない。また、手続きを簡素化し、保険料払い込みを最長6カ月間、猶予する。」



まず、この特別措置については歓迎。但し、このような特別措置がどのような条件下であれば発動されるのかを各保険会社のみならず、金融庁(財務省)からも詳らかにしてもらいたい。



ケガ・病気になった者にとっては、保険でどのようなケガ・病気がどれだけ保障されるのかは、極めて重要な関心事項。どのような条件下で、どのようなケガ・病気がいくら保障されるのかがわからなければ、予測可能性がなくなり、リスクヘッジが出来なくなる。



また、今回の規模の震災でも全額保障が可能であるならば、そもそも約款で地震等による災害死亡保険金や災害入院給付金の削減又は支払い拒否を規定しておく必要はないのではとの思いも浮かぶ。



各保険会社及び監督官庁である金融庁には、どのような規模の災害であれば全額が保障され、どのような規模の災害であれば保険金が削減され、どのような規模の災害であれば保険金の支払いがなされないのかの明確な基準を公表してもらいたい。


原子力安全・保安院会見

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月13日 01時55分12秒

今も会見での質疑応答をやってるんだけど、これじゃまずいよね。



受け答えがしっかりしてなくて、自信がないように感じる。



慣れてないということもあるんだろうけど、答えがあやふやというか曖昧というか。



これじゃ不安が煽られちゃう。わからないことはわからないと言って、わかっていることについては、根拠となる事実を明確にして、はっきり言い切る必要がある。こんな感じなら会見は開かない方がいい。



今後の課題ということになるだろうけど、ディベートの経験が豊富な広報官を用意しておいた方がいい。



報道機関の人間は、結構きつめの口調で厳しく質問してくるから、それに対応できるだけの人間を用意しておかないと。



あと、報道機関の人間に注文なんだけど、「可能性はあるんですか?」っていう質問はやめた方がいい。可能性と言ってしまえば、0,0000001%の可能性だって可能性なんだから、それを否定することは難しい。



可能性という言葉を使うなら、せめて何%の可能性というふうに数字を付けるべき。


地震

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月11日 20時14分16秒

凄かったね、今日の地震。(と、過去形で書いてはいけないのかもしれませんが。)



あれだけ揺れると、そのまま建物の中に居ていいのか、外に出た方がいいのか判断つかない。



足が不自由なだけに、下手に動いて、動いてる時に大きく揺れたら転倒しちゃうし、とか思って。



今日は、迷った末に建物の中に留まることにしたけど、これで判断は正しかったのかな?よくわからないな。




今日の地震では、自然の凄さを痛感させられた。


実際と異なる調書、作成指示された検事26%も

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月10日 23時11分04秒

URL http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110310-OYT1T00936.htm  



「大阪地検特捜部の不祥事を受けて設置された「検察の在り方検討会議」の第12回会合が10日、法務省で開かれ、最高検が全国の検事に実施した職務に関する意識調査の結果が報告された。

 実際の供述と異なる方向の供述調書の作成を指示されたり、不適切な取り調べを見聞きしたりしたと回答した検事がともに2割を超えるなど、不適切な取り調べが行われていることをうかがわせる実態が浮かんだ。

 調査は、同会議からの要望を受け、先月、他省庁への出向者らを除く1444人を対象に無記名で行われ、9割に当たる1306人が回答した。

 大阪地検の不祥事では、事実と異なる供述調書が作成された理由について、検事の押し付けなどの疑いが指摘されるなど、取り調べの問題点が明らかになった。この点について、調査結果では、「取り調べで実際の供述とは異なる特定の方向での調書の作成を指示されたことがあるか」との問いに「当てはまる」と答えたのは26%に上った。「任意性などに問題が生じかねない取り調べを見聞きする」も28%、「検事としての自分の判断より組織・上司への忠誠が優勢になったことがある」も21%いた。

(2011年3月10日20時57分 読売新聞)」


こういう検事達の調書を鵜呑みにして垂れ流してるマスコミの連中は、恥ずかしくないのかね。


お金もらえるからいっか。適当な記事書いて誰かの人権侵害しても、お金がもらえればね。


どうでもいいよね、人権なんて。


被告人の防御権なんてくそくらえだよね。

君が代訴訟:教職員らの懲戒処分取り消し 東京高裁

2011年03月14日 | Weblog
2011年03月10日 22時54分24秒

URL http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110311k0000m040085000c.html



「入学式や卒業式で、日の丸に向かい起立して君が代を斉唱するよう義務付けた東京都教育委員会の通達に従わず、懲戒処分を受けた都立学校の教職員ら167人が処分取り消しを求めた訴訟で、東京高裁は10日、原告敗訴の1審・東京地裁判決を変更、全員の処分を取り消した。判決は通達を合憲としつつ「処分は社会観念上著しく妥当性を欠き重すぎる」と指摘、懲戒権の逸脱・乱用を認めた。訴訟で懲戒処分が取り消されたのは初めて。

 原告側は「通達や職務命令は思想・良心の自由を保障した憲法に反する」と訴えたが、大橋寛明裁判長は「起立・斉唱の強制は歴史観や世界観、信条の否定を求めるものではなく、憲法には反しない」との判断を示した。

 そのうえで「体罰やセクハラ行為などの場合、最も軽い戒告であっても、都教委の懲戒処分はかなり情状の悪いケースに限られている」と指摘。「不起立や斉唱拒否は、自身の信念に基づく真摯(しんし)な動機によるもので、やむにやまれぬ行動だった」と原告の主張に一定の理解を示した。

 さらに「入学式と卒業式で毎年2回の処分機会が訪れることになり、短期間でより重い懲戒処分を受けることになる」とも述べ、処分を違法とした。

 処分取り消しを求めなかった男性教員1人を加え、168人が求めた1人55万円の賠償は「処分の取り消しで精神的苦痛は慰謝される」などと退けた。

 通達は都教委が03年10月23日に出した。原告は03~04年の学校行事で戒告(167人)や減給(1人)の懲戒処分を受けた。

 大橋裁判長は10日、都内の元小中学校教諭2人が起こした同種訴訟でも懲戒処分を取り消した。【和田武士】

 ◇大変遺憾

 東京都教委の大原正行教育長は「大変遺憾なこと。判決内容を確認して今後の対応を検討する」とのコメントを出した。都教育庁によると、これまでに延べ430人を処分したが、処分者数は05年度の45人から09年度の5人へと大幅に減っている。担当者は「通達や指導が浸透してきていた」と話す。

 都内の公立学校は今週末から卒業式シーズンを迎える。人事部局のある職員は「これまで最高裁でも勝訴していたのに。正直どこまでの影響が出てくるのか分からない」と戸惑った。【田村彰子】」



『人事部局のある職員は「これまで最高裁でも勝訴していたのに。正直どこまでの影響が出てくるのか分からない」と戸惑った』



こういう発想が全くの誤りで、教員が何人か起立しない、国歌斉唱しないぐらいで入学式や卒業式は混乱しない。歌いたい人間が立って歌ってればつつがなく、式は進み、終了する。成人式で暴れる酔っ払った新成人みたいに考えること自体がおかしい。



愛国心は誰かに強制されて持つものじゃない。



強制された愛国心なんてヘドが出る。