おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

保江先生の「愛魂」を箱根勤行どう生かすか?

2013-03-25 | 日記


先日のホロトロピック・ワ-ルドで保江邦夫さんの
「愛とは何か?」の講演を聴き、大変面白かった。
当日、販売していた
「愛の宇宙方程式」と「人を見たら神様と思え」を
わくわくしながら読んで、合気道に興味を持ちました。
YouTubeで「冠光寺眞法」を見て
キリスト教伝道師の姿で
首から十字架を下げて
いとも簡単にかかってきた人を投げ飛ばします。
その中で
「この顔で、 こんな顔になってさえいれば
このようにどのようにでもなる。」と

 

ひらめきました。
箱根勤行で保江先生の「愛魂」の気持ちで歩いたら
どうなるのであろうか。」と
楽しみにしてやっと時間を見つけて23日に勤行。

 

二つの事を考えました。
一つ目は、下半身は「あほ」になること。
二つ目は、上半身は右脳で歩くこと。

右脳のことについては、「愛の宇宙方程式」のp186
に書かれています。
「初めての右脳モードはじつに心地よく、まるで天国をさまよっているようでした。
 治療中にも直感したのですが、コリトリ、垢を離して取る垢離取りとは、この業捨のことでした。谷原先生はその治療を「業を捨てさせるから業捨だ」とおっしやいますが、なんと、この治療は千二百年前に、弘法大師が中国から持ち帰った行だとおっしゃいました。
 弘法大師は、人間は本来、左脳ではなく右脳で生きるものだとわかっていたのです。だから業捨という行を会得し、弟子たちにもそれを達成させようとしたのでしょう。(中略)
 キリスト活人術の教えでもある「明日のことを思いわずらうな」とは、つまり、左脳を使うなということにほかなりません。(中略)
左脳を使うことで恥、比較、競争など、さまざまな問題を私たち人類は抱え込みました。
そういえば、カトリックでいう悪魔もまた左脳のことではないかとひらめきます。」と。

 

実際にどう考えたのか。
下半身については、少し息が切れる程度の小走り。
左足のひざが少し痛いのでそれをかばって右足の小指付近が鈍痛
「あほに成ったんだから頭のおれに言いにくるな!
お前で解決しろ」と同じペ-スで小走り。
さすがに、畑宿の少し前で小休憩したら大股歩きに。
なぜ小走りかと言うと、同じリズムでただ黙々と歩くことになります。
脳から命令を受けづにただ歩くのみ。
ただ、階段は脳からの命令が必要。転びますから。

 

右脳は、簡単。
ただ、きょろきょろして周りを見渡し
「きれいだな・・」と心の底から、感ずれば良い。
ほんとうは、心の底から感ずるにはやはり訓練が必要です。
ネティブ・アメリカンで伝承されているヴィジョン・クエストでも
訓練のことが書かれています。遠くに離れたところから
生き物の動きが分かるようになるそうです。

 

    

 

 

 

気づいたらいつもの「甘酒茶屋」
今日は、疲れないで20分ぐらい早く着きました。
何かが違う。
箱根峠からの下りではどうなるのでしょうか。

いつもの、甘酒茶屋の様子です。今日は、お店の中を紹介します。
 

 

 

今日も甘酒と黒ごま餅。
駄菓子屋のおばあちゃんに「湘南ゴ-ルド」
丁度、品切れで顔の悪いものをいただきました。
駄菓子屋のおばちゃんは、
「おばちゃんの夏みかんを」と交換。

箱根湖畔では海賊船。
最初のペ-スで湖畔まで到着。
 

いよいよ下りになります。
下りの様子は、あまり書かれていないので少し書いてみます。
途中の景色もあまり良くなく、街道をかなり下ると富士山が最高です。
入り口付近 江戸へ25里 京へ100里
 

 

ハコネタケのトンネル。
最初は、なんとなく不気味でしたが、
九字を切ったり、法螺貝でその雰囲気はなくなりました。
 

 
兜石があったところの碑

最初に国道1号線に出ます。
旧街道は、直線で下りますが、1号線は曲がりくねっています。
 

1号線と分かれて。
 

接待茶屋跡の記念碑
 

 
兜石です。

途中に念仏石があります。
昔、亡くなった人を弔ったそうです。
親子ずれの家族が小休憩していました。
三嶋からです。
 

 
 この先を右に行きます。

 

途中に
 

いよいよ農場です。お花が綺麗。
 

 

 

1号線に出ます。
 

1号線に沿って歩きます。左の階段を下ります。
 

 

雲助の碑です。僕の好きなところで、今日も法螺貝を吹かさせていただきました。
 

山中城跡です。この前は、竹屋うなぎやさん
今日も外で待っている人たちがいます。


 

 

 

この先の丘が、山中城跡。1号線を横切ります。
少し、疲れてきてペ-スが落ちました。
 

 

 

この先は、街中になります。
車道を歩きます。
慣れた道なので体中から出来るだけ力を抜いて歩くことの挑戦。
体のどこの所の力が抜けるのかを感じながら歩きます。
今朝3時の起床なので半分、眠気。

車には気を付けて、
白線に沿って、黙々と歩く。
「こんにちは!」と道の反対側から声をかけられ
びっくり。言い方をかえれば「ぼ-と」していただけかも。



いつものお地蔵さんを拝んでいたら、
近所の奥さんが
「お勤めご苦労様。托鉢でいらっしゃるのですか」と
お布施を僕に渡そうとします。
「お気持ちだけで、僕は修行中の身なので」とお断りしました。
でも最後には、
「冷たいものでもお飲みになっら」と
頭陀袋に入れられました。

それも使い古しではなくぴかぴかのお金でした。
僕の月参りで通るのをそれとなしに
待っておられたのでと思うと
修行をもっと深めなければと感ぜざるを得ません。



保江先生の「人を見たら神様と思え」のp27に
「今度は母親だけでなく、父母や他の人たち、
会ったことのない人はもちろん、まだ一度もあったことのない
すべての人間の幸せを心の底で祈り、祈りつづけながら、
押さえられている両手を上げてください」と



僕は、お布施を頂いた方の気持ちを
考えたときにほんとうに祈りが大切であることを
教わりました。
それは、「愛魂」に通ずるのではないかと感じます。


托鉢とは、自分の今日の糧のためと思っていましたが、
人の優しを教えてくれる修行なのだと。
そして、神様が守ってくださる愛を少し知りました。

三嶋の町への最後の坂 愛宕坂です、この先は踏切。
 

今回の勤行では、保江先生の「愛魂」と勤行が結びつきました。
学生時代にカトリックの教会に入り浸りで
神父さんにいろいろと教わりました。
親しく指導されていた神父さんは
「内田君を、死ぬまでにクリスチャンにしなければ」と
言われていたことを父から聞いたことがあります。
僕の父母は、僕が教会に連れて行きクリスチャンになりましたが。



なにか、不思議な細い糸が繋がっているような気がして来ています。

今日は、少し変な勤行でしたね。
でもうれしかった。

ありがとうございました。

















コメント (2)
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大岡川櫻情報その12 少し散り始めました。 

2013-03-25 | 
 

今朝(25日)肌寒い雨模様の天気です。
留学生会館の大島桜も少し散り始めました。
 



弘明寺商店街のあしなさんは朝早くからおむすびです。
 

 

ヨコハマヒザクラ 花びらが散って道路に。
 

 

 

枝垂れ櫻は、7分咲き
 

 

 

今朝は、海鵜が3羽
 

 



 

海鵜が2羽、カモが1羽
 

 



23日朝の桜情報でした。

ありがとうございました。


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