4月30日 参籠所に登拝です。
途中、昨年お世話になった母公堂に寄ります。
畑田天眞如さんの
「根元に還る健康法」から転載します。
三、墓石直しの手伝いをしてくれた浮遊霊
「家族のなかにいつも病人が絶えません。
おまけに、子供はグレて家出してしまっているのです。
どうしてなんでしょうか?」
といった相談を受けたことがありました。
私はひと目見て、
「あなたの家の墓は斜めに傾いているのじやないですか?」
と聞いたところ、初対面なのになぜわかるのかという表情で、
「そうなんです」
いとも簡単に答えられ、ご先祖のことなのに意にもとめずに生活しているので、
私のほうがびっくりしました。
幸い、遠くないところだったので出かけて行き、ちゃんとお祈りして、
「明日の朝十一時までに、おじさんが行って、墓石を真っ直ぐにしてあげてください。
11時までなら、おじさん一人の力で大丈夫ですから」
と言ったら、その方は、身体が細くて、見るからにひょろひょろした方なのですが、
「ハイ、よろしゅうございます」
と引き受けてくれたのです。
それで、翌朝出かけて行って、自分の身体ほどもある高さの石をひょいと待ち上げて直されたのです。
ところが、この時、たまたま近くの道路を工事している人たちが、
このおじさんの行動にびっくり。
一度直った墓石は、それこそ大の大人が二、三人がかりで動かそうとしても、
もうびくとも動きません。
これは、私が前もって墓前でお祈りした時、周囲に沢山いる浮遊霊に、
「何時までならお手伝いいただけますか?お力添えくださいますか?」
とお尋ねしたところ、
「11時までなら」
と答えてくれたので、私も11時と教えてあげたわけです。
霊は、その人が本当に困っている時に、それが自分の我欲のためではなく、他
人のためを思っての純粋な願いなら、助けてあげたいと心から願い、
念ずれば必ず助けてくれるものです。
だからと言って、常日頃は霊のことなど少しも信じようともせず、
わがまま勝手に生きていた人が、
大病にかかったからと大急ぎで頼んでみても助けてはくれず、
かえって、日頃、心よく思っていない霊たちが怨み心を現わしてくるのです。
これは誰にでもあることで、自分が強い立場の時は居丈高になり、
弱い者に強がって見せる心の現われなのですが、
そんなわがまま勝手な生活をしていたのでは、
背後霊や守護霊も低級なものしかつきません。
また、そんな人は、日頃から、眼に見えない物は存在しないのだと思っていて
自分中心の生活だから霊と仲よくしようとも考えず、
コミュニケーションもとっていないで、
自分の都合だけで助けてくれと言っても、
霊は少しも力を貸してはくれないのです。
このような時に、日頃の言葉遣いや行動、心遣いの結果が現われるのです。
だから、日々ご先祖様への感謝の生活をしてください。
よく、初詣でで遠くまで出かける方がいますが、むしろ一年のはじめこそ、
その土地を使わせていただいている感謝の心を表わすためにも、
氏神様に挨拶をすべきだと思います。
僕は、時々弘明寺観音さんの階段の下のお地蔵さんに
お線香をあげて真言を唱えています。
ご本尊よりなんとなくお地蔵さんに親しみが持てます。
でもいつもお線香の香りが漂っています。
4,5年前、大峰山に登拝したとき
霊を強く感じるかたが言われていました。
大峯山寺の山門から上には霊が見られないと。
山門から下は、浮遊霊が沢山いると。
参考に地図を載せます。
洞川温泉までバスで車道を清浄大橋まで車道を歩きます。
清浄大橋から山道で一本松茶屋、洞辻茶屋を経て山上ケ岳まで。
帰りは、洞辻茶屋から二蔵小屋、四寸岩山を経て吉野にくだります。
五番関 清浄大橋から上は、今でも女人禁制です。
ありがとうございました。