20日ヒカルランドで保江先生の講演会がありました。
女性の方が多かったにちょっとびっくり。
「伯家新道の祝之神事(はふりのしんじ)を
授かった僕がなぜ」の出版記念の講演です。
この本はわくわくする楽しい本です。
本当は、皇太子が天皇の位に就くとき行われる
神事の話です。
白山の巫女さんが伝えるものですが、
どういう訳か、保江先生に白羽の矢が当たった。
でも今日の話は、先生が中学生から抱き続けてきた
UFOの面白い話でした。
AREA51に3回行ったそうです。
最初、物理学会が行われたときカナダ人の物理学者2人と
先生と先生の弟子の4人でアラモから夜道を探検。
アラモのモ-テルでは、
誰もしゃべらずにただ紙を渡されたそうです。
それには、電話の会話はすべて盗聴され
行動も見張られているとか。
AlamoからLenoの向かう街道の途中、コヨ-テ峠で
AREA51が見渡せる。
そこにトレ-ラハウスでUFOを観察している
GLEN CAMBELLさんに聞いた話など。
帰りに、米軍のハ-マ-に追いかけられ
ほうほうの体でモ-テルに戻った話。
先生は、3回もArea51に行ったそうです。
この地域は、国家安全上 これ以上進入すると命の保証がないとか。
ガソリンスタンドの93才のお祖父さんや
エドワ-ド空軍基地の司令官の交通事故死の話など
不思議な話でした。
最後に、ヒカルランドから花束の贈呈
この本からの話です。
ロシアで作られているUFOは、
アナスタシアの村人にしか作れない話。
丹波の山奥の白龍神社に年1回の大祭で
特別講演でロシアのUFO研究所で働く
高杉晴美さんと北野さんの3人の話。
北野さんは東大工学部卒業で
自動車メ-カ-でUFOの研究をさせるところに入社。
長年研究したひとです。
何と、操縦士は自分の気持ちをUFOのすべての部品の気持ちと一つにすることで、
それらの部品が互いにうまく連携して
操縦士の意図どおりに機体が機能するというのだ!
ところが、宇宙人から訓練を受けた
ロシア人操縦士がすべての部品と完全に気持ちを一つにできるのは、
現状では残念ながら2分開か限度だという。
つまり、UFO2号機をうまく操縦して離陸させたとしても、
2分後には操縦不能に陥ってしまい墜落しかねないわけだ。
そのため、飛行実験のときには未だに宇宙人操縦士も乗り込んでいて、
2分の限界を超えてからは操縦を代わってもらうという。
うなずきながらメモ用紙にペンを走らせていた北野さんは、
あたかも取り調べ中の刑事のように
嘘を見抜こうとする鋭い目つきだった
それまでの表情を緩め、
高杉さんに対して初めて笑顔を見せながら感想を吐き出す。
「UFOの内部には操縦悍や制御装置のようなものがないという情報は
既に得ていましたので、
おそらくは操縦士の思考を読み取っているのかなとは想像していましたが、
なるほどUFOの構造がそうなっていたからなのですね。
腑に落ちました」
僕にも同意を求めているのか、
横を何度も見やりながら彼女に向かってにこやかに語り始めた北野さんに押される形で、
僕は脳天気な質問というか素朴な希望を口走る。
「僕は理論物理学者ですが、
その中でもこの宇宙の中の基本法則や根本原理が本当は
どのようなものなのかということだけをとことん追求している極めて少数派の一人です。
従って、今現在我々が知り得ている物理的な基本法則の背後にいったいどんな真理が隠されていて、
これからさらに奥深い法則が見出されてくるのかといったことに強い関心を持っています。
もし、そんな真理を宇宙人が知っているというなら、
僕は喜んでロシアのあなたがお勤めの研究所に行きますが、
そこで宇宙人に会ったとして僕も宇宙人が
テレパシーで教えてくれることを受け取ることができるでしょうか?」
それに対して、それまでの質問には間髪入れず答えてくれていた高杉さんは
何故か無表情のまま空を見つめてから、
このときだけは僕の顔をちゃんと見据えるようにして口を開く。
「あなたは、そのあたりの草や木や虫、犬や猫あるいは鳥の気持ちがおわかりですか?」
当然ながら僕の答えはこれしかなかった。
「そんなもの、わかりませんし、
だいたい興味もありません。
僕が興味を持っているのは宇宙人と交流し、
まだ我々地球人が知らない基本法則を教えてもらうということだけです」
それに対して、ロシアのUFO研究所で働くというその女性は、
まるで聞き分けのない子供に母親が言い聞かせるかのような、
凛とした中にも優しさがにじみ出た口調で諭してくれる。
「そういう草木や動物達の気持ちがわからないレベルで、
宇宙人の気持ちがわかるとお考えですか?」
まさに、目から鱗鱗が落ちた瞬間。
自分の娘ほどの若い女性に指摘された僕は、
妙に素直な言葉を口にしていた。
「そうでした。どうやら考え違いをしていたようですね」
すべてのものに、気持ちを合わせていかなければならない。
そもそも、それが人間としての生きざまであり、
宇宙人と交流できたりUFOに出会うことができる人間に
求められる最小限の条件でもある。
なるほど……、そのとおり。僕は心底そう思えたのだ。
「おわかりいただけたようですから、
もう邪魔するものは何もありません。
あきらめずに、希望を持ち続けていて下さい」
そうか、相手のすべてを愛することで魂が一つにつながって
相手の身体が自在に動いてあたかも
僕に柔術技法で倒されたかのような
動作まで無意識下でしてくれる。
これはUFOの操縦方法と同じだ。
ということは……最初から宇宙人によって
UFOが提供された状況で操縦を習うのではなく、
身近にUFOなどどこにもない
僕のような人間がその操縦に習熟するために
日頃からすべきは、
そう、UFOの代わりに他の人の身体を
使ってその身体を本人の意識に反するように
自在に操る練習ということになる。
この僕が長年追い求めてきた合気、
すなわち「愛魂」が本当はUFOを操縦するための
技術だったことを悟った瞬間だった。
むろん、UFOの操縦だけではない。
人開か皆すべてのものに気持ちを添わせていけば、
我々の地球は巨大な一隻のUFOとして
如何様にも変化してくれるはず。
その意味では、我々人間の目的は全員が
UFOを操縦できるようになることだと考えてもよい。
そうなれば、猫や大や草や木、すべての生き物との共生ができ、
地球全体がアナスタシアのような現代のエデンの園たり得る……。
そんなすばらしいことに気づくという
神の祝福を授かりながら、僕はいつのまにか深い眠りに落ちていった。
アナスタシアの話は、どこかで読んだ記憶があります。
ここに出てこようとは思っても見ませんでした。
大学時代に2編の童話を書きました。
紀伊半島に旅行に行ったときです。
熊野古道の影響だったのでしょうね。
大学生が、大雨の中、道に迷って目が醒めてみると
言葉をしゃべらないで意志を伝える村人に助けられていました。
少づつ、心を伝える方法を学んで行きます。
そのうち若い女性の村人が好きになりました。
でも村に住むことは認められませんでした。
ある時、気づいたら村の外に一人でいました。
彼女に会いたくて、探し回りましたがついに見つけることは
出来ませんでした。
アナスタシアという村人しかUFOを作ることが出来ない理由は
UFOの部品ひとつ、ひとつに心がこもっていないと操縦ができないとか。
でも不思議な世界があるものですね。
ノ-トルダム聖心女子大学教授の
保江先生の話でなければ信じられませんね。
ありがとうございました。