インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

関東体験について

2014-02-15 21:41:10 | 身の回り
  雅太は、目的地である大宮市に到着し、一泊したわけだが、朝、移動の最中、みぞれの雪で、靴がずぶ濡れになった。昨夜から大雪に苦しまされたのであるが、駅前を歩いていると、ここは札幌か?と思わされるくらい、さくさく雪で足元が軋んでいた。バスを待つ長い行列が、果てしなく続いており、関東住民は苦労したと思われる。

 雅太は、関東には縁がなかったが、日本の人口密度の偏りに驚かされるばかりであった。確かに西日本にも人間が少なからず住んでいるわけだが、人間の多さは地方の大都市の比ではない。広島市とか福岡市というのも、確かに都会ではあるが、関東にはそんな大都市がごろごろ転がっているわけで、田舎から出てきた雅太は、ただ首を前後左右に動かすばかりである。東京に出ていたら、人生がどうなっていたのだろうか、考えさせられたりする。

 もっとも、どこへいっても同じかも知れぬが、個性的な人間と出会う確率は、比較にならぬであろう。ひょっとしたら、雅太自身、たいした個性でもないのかも知れず、ただ呪術に関心のある読書好きの一般人なのかも知れぬ。

 かくして、二日酔い気味の雅太は、ホテルのインターネットからの記事の投稿を終えるのであった。ちなみに、昨夜、雅太は対外離脱を経験したのであった。