埼玉県川越市郊外の伊佐沼では、ハス田の近くにコアジサシが数羽、来ています

　埼玉県川越市郊外の字伊佐沼にある伊佐沼の北側部分にあるハス田では、古代ハスの花が咲き始めていました。

　川越市郊外の伊佐沼（いさぬま）は、周囲の田んぼなどに水を供給する農業用水の大きな池です。7月初めに入って田植え時期は過ぎていますが、農業用水は満杯になっています。

　南北方向に細長い伊佐沼の北側には、ハス田があり、そのハス田には遊歩道の橋が架かっています。ハス田にかかる遊歩道の橋の上から、伊佐沼の南西方向を見た風景です。



　古代ハスの大賀ハスが花を咲かせ始めています。





　水量が多い伊佐沼のハス田近くには、ダイサギやアオサギ、コアジサシなどの水鳥がいくらか滞在しています。

　満杯になっている水面からいくらか顔を出している杭の上に、コアジサシが数羽、留まっています。コアジサシは全長28センチメートルのスマートな体形の水鳥です。





　水鳥のコアジサシは、今ごろはどこかに巣をつくり、子育てをしているころです。野鳥観察愛好家の方からのうわさでは、巣は別の場所にあるそうです。

　今回は、数羽のコアジサシはあまり、飛ばずに休んでいました。







　たまに、どこからか数羽のコアジサシが飛んできて、この休んでいるコアジサシの上を飛んでいました。

　コアジサシが休んでいるすぐ側の杭の上に、アオサギが1羽、休んでいます。



　やや奧の杭には、ダイサギが留まっています。



　そのダイサギの1羽が飛び上がり、どこかに飛び去りました。





　この時期は、伊佐沼ではカイツブリがいくらかいて、賑やかに鳴いているはずですが、今年はカイツブリの数が少なく、静かです。

　本来ならば、カイツブリのヒナ・幼鳥が賑やかに水面を進み、時々、潜る動作を見せてくれる時期なのですが・・