ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

宮城県栗原市郊外の世界谷地原生花園では、ニッコウキスゲの花が咲いています

2013年06月24日 | 旅行
 宮城県栗原市の北西側の栗駒山山麓にある世界谷地原生花園では、ニッコウキスゲ(日光黄菅、正確な名称はゼンテイカ)の花などの高山植物があちこちで咲いています。

 宮城県と秋田県と岩手県の3県にまたがる栗駒山(標高1627メートル)の南側山麓の標高670メートルから710メートル付近の山麓の窪地には、世界谷地原生花園と呼ばれる広大な湿地帯が広がっています。

 栗原市の市街地から、尾根沿いのくねくね道の山道をひたすら上って、世界谷地原生花園の駐車場にやっとたどり着きます。その駐車場から100メートルほど登った場所から見える栗駒山の南面の山頂山麓です。



 栗駒山の南面山麓には残雪が目立ちます。積雪が多い所は、冬期にはスキー場になる場所などです。

 森の中の木陰の小道を10数分進むと、少し下りになり、小道の脇に小さな渓流が登場します。雨が降ると渓流になるところには、ミズバショウ(水芭蕉)の群生があちこちに生えています。葉の色がかなり濃い緑色になっています。

 さらに進むと、森を抜けて、視界が一気に広がる湿原に入ります。



 湿原を保護するために、木道が設けられています。

 その木道の周囲では、ニッコウキスゲの群生が花を咲かせています。





 ニッコウキスゲ以外は、ワタスゲとサワランがそれぞれ花を咲かせています。所々にある濃いピンク色のサワランの花が目立ちます。

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 世界谷地原生花園という大湿地帯は、まだ行きにくいためか、群馬県の尾瀬湿原や岩手県の八幡平ほどには知られていない、秘境風の湿原です。 “世界谷地”(せかいやち)という強烈な名前は、湿原が約60万平方メートルと広大なことを直感的に表現した命名のようです。

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2 コメント

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ニッコウキスゲ (だるま大師)
2013-06-24 08:24:24
御ブログを読んで、緯度の高い東北地方では、6月下旬からニッコウキスゲが満開になっていることを初めて知りました。高原らしい夏の風景です。
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サワラン (リカチャン人形)
2013-06-24 10:54:56
サワランは可憐な花ですね。こんなに美しい濃いピンクの色は自然の妙です。
高原の湿原に行くと、こんなに素晴らしい野草などに出会えるのですね。
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