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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原近くの荒船山を、春が駆け上がっています

2014年05月03日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原の真南にそびえている荒船山は次第に春景色になり始めています。春は艫岩(ともいわ)の下にまで迫っています。

 標高1423メートルの荒船山は、佐久市と群馬県甘楽郡下仁田町にまたがる山です。首都圏の中高年に人気の高い山です(簡単に登れるので?)



 朝の荒船山は朝霧に覆われていることが多いです(4月末から5月初め)。



 この画像は午前8時ごろです。早朝は佐久荒船高原も朝霧が濃く、荒船山が見えませんでした。

 荒船山を印象づけているのは大きな岩の艫岩です。

 この艫岩は約200メートルの断崖です。艫岩のすぐ下側の岩部分にはまだ残雪があります。



 冬の厳寒期には、艫岩から下の岩部分まで落水が凍って、大きな氷柱ができます。

 この下側の岩のさらに下の部分では、木々が新芽を吹き、緑色になっています。



 この少し新緑になるころの直前に、岩部分に少し紫色の部分ができます。ミヤマツツジの花が数日咲いて目立たなくなります(数日間しか見ることができないために、毎年見ることはできません)

 緑がかってきた木々の中で、ヤマザクラの木が花を咲かせ始めています。



 春はゆっくりと荒船山を上っています。

 5月2日は久しぶりに快晴になったので、荒船山に陽が当たり、艫岩がよく見えます(5月2日午後2時ごろ)。
 


 荒船山への登山口は、群馬県と長野県をつなぐ内山峠からが一般的です。1時間強で艫岩の上にたどり着きます。艫岩の上からは妙義山や浅間山などがよく見えます。絶景です。

 荒船山の山頂(最高地点の経塚山、画像の右側の三角の山)は艫岩から林の中をもう少し歩くとたどり着きます。でも、多くの方は艫岩からの絶景を見て満足すると、帰途につきます。