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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原では、野鳥たちが恋の季節を迎えています

2014年05月02日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側の端にある佐久荒船高原は、最近はいくらか暖かくなり春めいて来ました。そして、野鳥たちは恋の季節を迎えています。

 標高が1100メートルから1200メートルもあるため、木々がやっと芽吹き始めました。夜間や早朝に霧が出て、かなり寒い時間帯があるのが春の訪れが遅い理由と考えています。

 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)の表側は、午前9時ごろはまだ日陰です。東から昇った太陽が南に移動中だからです。


 
 夜が明ける前のいくらか明るくなったころ(夜明けは午前4時50分ごろ)から、野鳥はさえずり始めます。多くはシジュウカラやホオジロなどの鳴き声のようです。

 森を散策していると、番(つがい)のヤマガラを見かけました。ヤマガラの雄が食べものを探してます。





 2羽のヤマガラはつかず離れず、エサを探しながら、移動していきます。

 草原部分にはえている木の梢に出てきてよく鳴くのはモズの雄です。そのモズの雄を撮影しようと近づくと、すぐ側にモズの雌がいました。



 モズの雄は巣作りの最中のようで、枯れ草をくわえています。

 モズの雄は縄張りを主張するように動き回っています(残念ながら、モズの雄は撮影できませんでした)。

 別の場所でも、別のモズの雄が縄張りを主張するように、さえずっていました。



 モズは恋の季節の真っ最中です。

 ヒガラもエサを探して、枝から枝に動き回ります。“羽毛”のような中を探しています。






 キツツキの仲間のコゲラの雌も木の幹をコツコツとつっいています。突然、コゲラの雌に、雄がちょっかいを出しに来たため、この2羽はどこかに飛んで行きました。

 野鳥たちは春を迎え、それぞれ番になり、巣をつくり、子育てに入ります。子育てのために、虫などのエサ探しに忙しくなります。

 森の中を歩くと、さまざまな野鳥に出会える季節です。現在は、木々の枝に葉がまだ茂っていないので、野鳥観察には適した時期です。

長野県佐久市の佐久荒船高原では、ヤマザクラがやっと咲き始めました

2014年05月02日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側の端にある佐久荒船高原は、ヤマザクラの木が花をいくらか咲かせ始め、やっと春らしくなり始めました。

 山中にあるヤマザクラ(山に生えているので。たぶん品種はさまざま?)の木々が枝先で花を咲かせ始めています。







 ヤマサクラの木があちこちで咲き始めると、佐久荒船高原にはこんなにサクラの木が多数あったのかと、毎年驚きます。ヤマサクラの木々は、花を咲かせるエネルギーを何年かかかって蓄えるようで、毎年咲く花の数が違います。花がたくさん咲く年と、わずかしか咲かない年があります。

 佐久市内でソメイヨシノの並木の名所では、花は散り始めて、葉ザクラになり始めています。桜前線が佐久市街地から佐久荒船高原に上ってくるには時間がかなりかかっています。
 
 佐久荒船高原は標高が1100メートルから1200メートルもあるために、朝晩に霧が出たりすることもあり、日中でも気温が低く、木々はやっと芽吹き始めた感じです。

 一見すると、佐久荒船高原の木々はまだほとんど芽吹いていません。

 山麓の中の低山の背後に漂う“雲”らしいものは、朝霧の残りです。平地から早朝に上がってきました。先ほどまでは、この景色は霧で霞んでいました。



 北側の木陰では、まだ残雪があります。



 冬景色の木々もよく見ると、早めに芽吹く木々の梢では新芽が出始めています。



 佐久荒船高原の山中では、早めに咲き始めるコブシの木が白い花を咲かせ始めています。



 佐久荒船高原の山中で、ヤマザクラの木が花を咲かせ始めると、これを合図にさまざまな木々や野草が花を次々と咲かせます。1週間から2週間で、あっという間に山麓や草原は一気に緑に包まれます。