ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県安中市の小根山森林公園では、アトリの群れにも出会いました

2013年03月07日 | 季節の移ろい
 群馬県安中市の郊外にある小根山森林公園「野鳥の森」に“野鳥観察”に行った話の続きです。

 珍鳥であるオオマシコに加えて、冬鳥のアトリの群れも出合いました。現れた場所は、管理小屋近くのエサ台付近です。

 アトリの群れは、まず警戒心があまり強く無い(お腹が空いている)数羽がエサ台付近の木の枝に留まります。そして地上に舞い降ります。







 その後に地面に舞い降り、エサを食べ始めます。

 この結果的に“偵察役”の役目を果たすアトリ数羽がエサを次々と食べていると、その様子をみて20羽ぐらいの“本隊”のアトリが次々と登場し、近くの木の枝に留まり、そして舞い降ります。







 そのアトリの群れはオスが多いのですが、メスも何羽か混じっています。

 高価な一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥観察愛好家の方に伺ったところ、「今年はアトリは関東地方のあちこちの森・公園に現れ、比較的出会いやすい野鳥になっている」とのことです。私にとっては、背の高い木の上の方の梢にしか登場しない“珍鳥”の一種なのですが‥‥。

 アトリは日本には冬にシベリアなどの北から冬鳥として飛来します。春になると、北に帰ります。確か、アトリもオオマシコもベニマシコもアトリ科の野鳥です。

 だいぶ以前に、5月連休の時に、新潟県の雪解けが始まった山奥で、雪の上にいるアトリの大群をみたことがあります。この時はかなり距離があり、遠目にアトリの群れを撮影できただけでした。

 雪の上のアトリたちは姿がはっきりとしていて、とても美しかったとの記憶があります。季節の移ろいを示すシーンでした。