AKira Manabe ブンブン日記

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自主性と創造性

2013-08-14 00:08:10 | Weblog
【ドライバー】

同じ数だけレストランに入った経験を持つ人でも、いつも自分で入る店を決めてきた人と、常に誰かの後について行った人とでは、その判断力の差は大きく違ってきます。


いつも人にばかり頼って自分で決めてこなかった人は、結局は自分でレストランを選ぶ力がつきません。


よく言われるのは車の運転です。

自分でハンドルを握っているドライバーは道をよく覚えています。

それは常に道を覚えようとする脳の神経回路が働いているからです。


ところがいつも助手席に乗っている人は、ほとんど覚えていません。


要するに脳の回路が働いていないのです。


同じ時間、同じ道のりを体験しているにもかかわらず、ドライバーと助手席の人とでは、記憶が全く変わってくる。


これは、記憶力の差などではなく、使う神経の差なのです。


そういう意味でも、人生のドライバーズ・シートに座らなければならない。


人生の助手席に座って、いつも判断を人任せにする。

それは自分の人生ではなく他人の人生と同じようなものです。


失敗しても選択を誤っても、自分が主体となって意思決定をする。


そこに人生の喜びがあるのではないでしょうか。


(感動する脳 茂木 健一郎)



◆◆自主性と創造性

マルブンでは人材育成のテーマとして【自主性と創造性】を上げていますが、巻頭に書いた茂木先生の話からも、ドライバーズシートに座るためにも自主性と創造性が必要なことが読み取れます。


私が師事する感性論哲学の創始者である芳村思風先生も、依存する人は奴隷と同じであると言われています。

言われた通りやってればいいや、と安易に考えていると知らぬ間に自分で考え決断し行動することを忘れ、人に考えてもらい、指示され行動することが楽だと思うようになり、結局は奴隷の人生を歩んでしまいます。

自分の人生を主体的に生きるか、奴隷的に生きるかはあなた次第です。

主体的に生きたければ、自分のやっている仕事の専門的な知識や一般的な知識は最低でも身につけておかなければいけないでしょうね。