AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

超一流から学ぶ

2013-08-03 01:15:08 | Weblog
【超一流になる人は目の前のことを一所懸命やる】

帝国ホテルの料理長を26年間勤め重役になった村上信夫さんという方がいます。


厨房から初めて重役になった唯一の人です。


十代のときに帝国ホテルの厨房に入ってからは、3年間、仕事が鍋磨きのみだったといいます。


一切、料理に触れることが許されませんでした。


何人もの少年が入っても、1年以内にほとんどの人が辞めてしまったといいます。


その中で村上さんだけは辞めなかった。


「日本一の鍋磨きになろう」と決意して3年間鍋をピカピカに磨くことにしました。


自分のところに回ってくる鍋には料理が残っていても、ソースの味がわからないように洗剤などが入れられた状態で来るのだそうです。


それを全部、きれいに磨いた。


自分の顔が映るくらいピカピカに磨いたといいます。

そうして3、4カ月経ったところで「今日の鍋磨きは誰だ」と先輩が聞くようになったそうです。


「今日の鍋磨きはムラ(村上さんの愛称)です」

という答えが返ってくると、そのときだけは洗剤が入っていない状態で鍋が回ってくるようになった。


村上さんはそれを舐めて隠し味を勉強するようになり、立派な料理人になったという話です。


どんな人も最初は、お試し期間があります。


今おかれている状況に文句を言わずに黙々とやっている人に神は微笑むようです。

(「人生を楽しむ」ための30法則 小林正観)



◆◆超一流から学ぶ

今日は早朝から、電車を乗り継いで大阪に来ました。

ホールスタッフのOJTリーダー育成のための社外研修のためです。


【超一流から学ぶ】と題して、リッツカールトンと吉本新喜劇に行きました。


リッツカールトンでは、ランチを食べながら、一流の接客を体験しただけでなく、詳しくレクチャーしていただきました。

本物を体験することが上達の一番の近道ですから。

みんな真剣に学んでたよ。


◆◆大爆笑!

午後からは吉本新喜劇を観ました。

生で観るのは久しぶりでしたが、涙がでるくらい腹を抱えて笑いました。

素晴らしいライブでした。

終了後、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーの竹中専務さんのご案内で、吉本興業株式会社の社内を案内していただきました。

もちろん、楽屋や舞台袖、舞台裏まで見せていただき、新喜劇のセットも見せてくれました。

芸人の聖地である舞台にも立たせていただきました。

また、吉本の経営戦略についても創業から百年の歴史の話を交えながら話していただき大変勉強になりました。

笑い、ユーモアのセンスは人間関係の潤滑油です。


かっこ良く働くためにも必要なスキルです。


笑いのスキルを身につけて、階段を何段か登れば、ライバルは少なくなりますね。

さぁ、今回の研修体験をどう現場に活かすか!今回参加したリーダーたちの手腕が楽しみです。