マイコー雑記

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マインドフルネスとマインドワンダーとのバランス

2015年11月03日 | マインドフルであること

マインドフルネスの位置づけとしては、

本を読んだりコンピュータのスクリーンを見たりとする際、

時々遠くを見るといい、というのと似ていると思う。

 

健やかな視力を保つには、

近くばかり長時間見ているよりも、

遠くを見るという目の機能を、

バランスよく用いていくことが有効。

 

だからといってそれは、

本を読むことや、スクリーンを眺める時を、

無くしてしまえということではない。

むしろ、遠くを見てリフレッシュすることで、

より読書も楽しむことができるということ。

 

つまり、

マインドフルである状態を心がけるというのは、

「マインドワンダー」を無くしてしまえということではない。

というか、それはヒトの性質上不可能だし、

第一「マインドワンダー」から、

これまで数々の発想や発明や創造が生まれてきたもの。

 

そうではなくて、むしろ、マインドフルな状態を取り入れることで、

よりビビッドに有意義に、

「マインドワンダー」を楽しむこともできるということ。

マインドワンダーに自らが呑み込まれることなく、

より現実的に生かしていくことが可能になるということ。

 

近くと遠くを見るといったバランスをとることで、

健やかな視力が保たれるように、

マインドワンダーとマインドフルとのバランスをとることで、

健やかなマインドが保たれる。

 

それでそのバランス加減というのは、

万人に当てはまる既成のはかりなんてものがあるわけではなく、

自ら実践を通し、身体に落とし込み、ああこんな感じが自分には調度いいかなと、自ら見出していくもの、

そういうことなのだと思う。


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