マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「ママは分かるのよ」と微笑む友人との夜

2015年11月28日 | 中学・高校

感謝祭ウィークに親戚一同集まるためこちらに来ているアラスカの友人家族が、

我が家にも立ち寄ってくださった。

ここからすぐ近くの大学に息子さんの一人も通っている。

 

十年近く公立のキンダガーデン(年長)で教えてきた友人。

アラスカに暮らしていても、普段なかなか家族ぐるみで会う機会もなく、

今は高校卒業間近&成人した息子君娘ちゃんに会うのは久しぶりだった。

それぞれの道へと羽ばたく三人。

 

大学に入ってから途中進路をがらりと変え、

しばらく働いてからまた大学に戻ったという長女ちゃん。

 

「初めこの子が○○の道に進みたいって言ったときには、

ぎょっとしたのよ。

違う、それはこの子じゃない・・・と思ってね。

それで今度は○○に進むと言うから、やっぱりって。

ママは分かるのよ」

 

娘ちゃんの方を向いて微笑みながら。

肩をすくめて笑う娘ちゃん。

 

この子の人生だからと、

思うように歩かせてやる。

 

「回り道」したように見える体験が、

これから進む道に、

必ずその子ならではのユニークさを与えくれるのだろうな、

そう思う。

 

娘ちゃんを見守る友人の眼差しに、

元気をもらった。

 

友人は三人の幼い子を、私はまだ赤ちゃんだった長男を抱えていたあの頃、

まさかこうして東海岸で、

自分達の背より大きくなった子供たちと皆で食事することになるなんて、

想像もしなかったね。

そう笑い合って。

 

いずれこちらに引っ越すつもりという友人家族、

待ってますからね。


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