マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「受け入れる(accept)」でなくても「認める(acknowledge)」でいい

2016年10月13日 | 子育て全般

「マインドフルである」ためのトレーニングなどで、

「自らの思考や感情に気づき、認める

と言われることがあります。

 

この「認める(acknowledge)」というところに、

「受け入れる(accept)」という言葉が用いられることもあります。

 

「自らの思考や感情に気づき、受け入れる」と。

 

でも私自身は、

それらの思考や感情の存在を「認める」でいい、

そう思います。

 

「受け入れる」と自分の枠内に囲う必要はない。

思考も感情も、選択しない限り、

誰のものでもないんですから。

 

 

 

これは、子育てでも同じだなあと思うんです。

 

よく、子供の気持ちを「受け入れて」やりましょう、

子供のできなさ、足りなさもひっくるめて、「受け入れて」やりましょう、

というようなことが言われます。

 

この「受け入れる」というのも、

「認める」でいいよなあと。

もしくは、「受け止める」「抱きしめる」かなあと。

 

痛かったね、辛かったね、悲しかったね、と

子供の気持ちを「受け止めて」てやる。

できなさ、足りなさもひっくるめて、

子供の存在を「認め」「抱きしめて」やる。

 

 

思考も感情も子供も、

変化し続けています。

「入れる」と、自身の枠内に囲う必要はないんです。

 

 

言葉のニュアンスの問題ですが、

親の気持ち的に、私自身がそうであったように、

楽になる方もいるんじゃないかな、そう思います。 


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