ここ数か月の間に、
ストレートネック、首の関節炎、ちょっと脊柱側弯症、生まれつき首の骨がちょっと非対称、
など次々と見つかった。
「骨のちょっとした異常」というのは、若いころは何ともなくても、
こうして年と共に、症状が現れることが多いのだそう。
「通常の骨の構造」を持っている場合よりも、
どんな姿勢をしているかが、より大きく作用してしまうと。
私の場合は、5分も下を向いていれば、首の後ろが痛くなる。
それでも以前は痛くてまいった、という状態にもなったのだけれど、
あれこれ試す内に、
自分のできることと、できないことを自覚できるようになり、随分と楽になった。
コンピューターのスクリーンを以前より高くし、
読みものも目の高さに持ってくるようにするなど、
とにかく下を見なければ大丈夫なんだなと。
同時に、
「首の骨の曲線」を取り戻すエキソサイズや、
筋力トレーニングを続け、
「できない幅」を拡大しないよう、
「できる幅」を少しずつ広げられるよう、
こつこつと動いていく。
あと、その大きな効果を実感しているのが、「力を抜く」ということ。
自らの力の入り具合にちょこちょこと気づいていく。
私の場合、だいたい、右頭部から右肩にかけ、ガチガチに力が入っている。
右側だけ、くしゃくしゃのしわくちゃ紙になっているようなイメージ。
吐く息と共に、緩める。ゆったりと広げ伸ばしていくイメージで。
すると、首も随分と楽になり、気持ち的にもふ~と余裕が生まれる。
マインドフルネスの基本にも、
このガチガチに力が入った箇所に気づき、吐く息と共に緩めるというのがある。
多くの人が力を込め過ぎてる「眉間」や「舌」など緩めるだけでも、
ちょっと、リラックスできますよ。
一時間ごとにタイマーをかけて、力の入っている箇所に気づいてみるというエキソサイズもあります。
緩めても、多分自分でも呆れるほど、すぐにガチガチに力が入っているもの。
身体と気持ちのメインテナンスに大切なこと:
1.できることと、できないことを整理する。
2.「できない幅」を広げないよう、「できる幅」を少しずつでも広げられるよう、こつこつとエキソサイズを続ける。
2.ガチガチに力の入った箇所に気づき、吐く息と共に緩める。