ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその180-まりちゃんズ

2015年10月09日 | お笑い
異端のコミックソングバンド。

あれは1970年代中期頃だったろうか。
そのころ、私はラジオが好きで、深夜番組をよく聞いていた。
その私の耳に、驚くような楽曲が入ってきた。
今まで聴いたこと無いような、歌詞が異常に面白い楽曲だった。
軽快なテンポの曲調に、それに似合わない異端的な歌詞。それが「まりちゃんズ」の「尾崎家の祖母」と知ったのは、かなり後になってのことだった。
今回はこの「まりちゃんズ」について紹介する。
彼らの略歴について、紹介する。

メンバーは、藤岡孝章、尾崎純也、藤巻直哉。
当時の天地真理(以前このブログでも紹介した女性アイドル)人気に便乗し、グループ名を「まりちゃんズ」とする。
1974年に「ブスにはブスの生き方がある」でレコードデビュー。曲名からして、危ないこの曲はすぐに放送禁止になる。
そしてセカンドシングル「ひがみブルース」をリリース。このシングル盤のB面が「尾崎家の祖母」であった。
彼らはメジャーなステージに上がることなく、2枚のLPと3枚のシングルをリリースして解散。
その後、それそれ音楽バンドを結成したり、音楽プロデューサーになったりと、音楽関係の道を進む。

以上が彼らの略歴である。
私は後追いになるが、中古店で彼らのLPを購入したり、CD化された音源も買ったりしている。
とにかく、どの楽曲も面白い。
社会風刺があるわけでもない、本当の意味で「コミック」な楽曲なのだ。
1990年代初期に、あるFMラジオ番組で彼らの「尾崎家の祖母」を取り上げたところ、リスナーからの反響があまりにも多く、そのまま「尾崎家の祖母パートⅢ」をシングルCDでリリースした。
よって「尾崎家の祖母」は、パートⅠからパートⅢまで存在する。曲は全て同じで、歌詞だけ違うと言う、これも珍しい楽曲のリリースである。
下に「尾崎家の祖母」「尾崎家の祖母パートⅡ」の連続された構成のリンクを貼った。
特に「パートⅡ」歌詞内容に問題があり、放送できないものなので、聴くことができるのは、大変貴重である。
是非、彼らの異端的世界を堪能していただきたい。
ちなみに「尾崎家の祖母」は「おざきけのそぼ」とは読まず「おざきんちのババア」と読む。

尾崎家の祖母、尾崎家の祖母PART II

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