ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその290-Discogs

2017年12月20日 | レコード、CD
世界規模の中古レコード市場。

私は中古レコードが好きだ。
今は行かないが、昔は地元で「中古レコードフェアー」があると、各会場へ、足しげく通ったものだった。
あの「えさ箱(レコードを収納してある箱をこう呼ぶ)」を覗いているときが、至福だった。
その昔、二十年ほど前、私は東京の「富士レコード社」と言う所へ行ってみた。
一人で勝手に「中古レコード旅」と名をうって、出かけたのだ。
場所は東京の神保町、古書街としても有名な所だ。
私はそこへ行って、かなりのカルチャーショックを受けた。扱っているレコード、CDが数がはんぱではない。
SPレコードは勿論、エジソンの蝋筒蓄音機まで販売している、驚くことにその蝋筒蓄音機で再生可能な蝋筒まで販売しているではないか。
私はかってこのような規模の、中古レコード店を見たことがない。しかも何回建てかは記憶にないが、ビル一つ全てのフロアーが中古レコード、CDの販売フロアになっている。
さすが東京だなぁと感心したものだ。
最近、その富士レコード社をウエブで検索してみた。まだ、健在であった。
しかし、規模はかなり縮小されたようで、以前ほどの在庫はないようである。
時代はネットである。
私が富士レコード社を訪れた時は、まだネットの普及はなかった。
最近であれば「ヤフオク」あたりでも、レアなレコードは買うことの出来る時代である。
前置きが長くなってしまったが、今回ご紹介したいのは、全世界規模で中古レコード、CDを取り扱っている「Discogs」。
世界中のバイヤーが、様々な媒体を販売している。
「ないものはない」と言いたいところだが、やはり検索しても在庫にないレコードはある。
しかし、私はここで二枚ほど今では入手困難な、ワールドミュージックのレコードを入手した。
利用は簡単である。ホームページから会員登録さえすれば、あとは目的のアーティストやレコード等のタイトルを検索し、それを販売していれば、バイヤー名と金額が表示される。
同じ媒体を、複数のバイヤーが扱っている場合は、バイヤー名と販売金額もそれぞれ出力されるので、その中から自由に選べる。
また、媒体のコンディションも「ミント(新品同様)」「VG(かなり良い)」等評価も見られるので、選択時の判断基準にもなるだろう。
しかし、このコンディションもバイヤーの判断なので、日本基準で考えると、損をする場合もあるかもしれない。
私は何度か、Discogsを利用してCD等を購入したが、商品常体は良いものばかりだった。
あくまで私感であるが、信用できるサイトだと思う。
会員登録をしなくても、検索機能は利用できるので、一度サイトを覗いて、楽しんでいただきたい。
下にリンクを貼った、ネット時代は本当に便利である。

Discogs