ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその99-AIDA

2013年08月07日 | ワールドミュージック
K-POP初期の忘れられたあだ花

ここ最近はK-POPのブームである。
特徴として多人数の女性グループが沢山登場している。
少女時代、KARA、ナインミュージス枚挙にいとまがない。
今が第二期女性グループ全盛期ではないだろうか?
第一期としてはベイビーヴォックス、フィンクル、S.E.Sなどが十年程前に活躍していた。
今回紹介するのはそのK-POP第一期に登場した女性グループ「AIDA」である。
メンバーはヴォーカルとギターがチョ・ウニョン、ベースがイ・ヨジン、ドラムスがパク・コッビョル。
1999年にデビューしている。
当時彼女達は十代後半の年齢、とても若い頃にデビューしている。
しかし彼女達のファースとアルバムは売れずヒット曲もなかった。
私はあるきっかけで彼女達を知り、その素晴らしいポップスセンスに感銘を受けた。
彼女達の代表曲ともいえる「クルナッソ(大変だ)」はとてもセンスの良い名曲である。
ファーストアルバムも傑作で最初から最後までそのポップスセンスの良さには関心させられる。
何故彼女達がK-POPのメインストリームになれなかったかとても不思議である。
と同時にそのこと自体が今も続くK-POPへの警鐘になっているような気がする。
私もK-POPも色々聴いてきたが未だに彼女達を越えるガールズグループに出会っていない。
もし彼女達がデビュー当時評価され曲がヒットしていたら今のK-POPも更に面白くなっていたと思う。
ここで紹介しなければ忘れられてゆくばかりの彼女達であるので今回は彼女達を取り上げた。
ちなみにユーチューブで「Aida - 클났어」で検索すると前述の彼女達の代表曲「クルナッソ(大変だ)」を聴くことができる。
是非一度は聴いていただきたい。
彼女達はファーストアルバムに続きセカンドアルバムを発表したがそれも売れることはなくその後解散してしまう。
今のK-POPだけを聴いている人達はこれを機会に第一期のK-POPを是非聴いていただきたい。